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2009.3/3(火)~6(金) | 6名 |
今年の志賀は2月の最高の時期を逃し、3月初めとなった。いつものH氏、N氏と5年位前から参加している Kさん、今回Kさんが誘った初めて参加のYさんの計5名のスキー?、吞み会?、ツアーです。 いつも通り我々3名が先発で、いつもは一日遅れで後発が来るのだが、今回はその日の未明着と云う事で 思う存分皆で遊べそうだ。 |
3月3日(火)
曇り空の中、毎年同じ時間が流れる。朝5時に多治見集合で高速を半額で乗り切る様先ずは松川で 次は(途中梓川でドトールの珈琲と思い出のミラノサンドで休憩して)豊科で、そして最後は中野で降りて 志賀高原を目指す。 仕事を忘れて何年も続く白銀の世界に向かう心は、いつもウキウキだ! 毎年々変わらぬ目的地だが 3年前から目的の宿が変わった。26年間変わらず自由に遊ばせて貰った常宿が、3年前不況のあおりで 閉鎖に追い込まれ常宿を探すべく悪戦苦闘し昨年見つけた『志賀の湯』にその癒しの雰囲気があり、 昨年に続いて2度目の宿泊だ。 宿の女将?純子さんと妹の教子さんは美人姉妹だ。笑顔も優しい… |
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信州中野で高速を降りいつも通り中野のJで9時半の開店を待って 志賀の長い夜のお供の買い出しを済ませ、志賀高原道路に入った頃は 10時頃だ。道は除雪で雪は無いがそれでもいつも緊張する道だ。 駐車場へで荷物を下ろしH氏が先に行って借りてきたソリに乗せて サンバレーのゲレンデを左に見ながら宿に到着だ Kさんの笑顔がむかえてくれる。 届を済ませ部屋に入るや否や…スキーそっちのけで先ずは 『カンパーイ』 この一時の為に一年、仕事を頑張れる…と云っても過言ではない程 僕はこの地が好きだ! |
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一年の疲れをビールで洗い流したらもう12時半を過ぎていた。今年はスノーシューで遊ぼうと計画して 居たので早速ロビーでレンタルを借りてGO!GO! 出発は1時過ぎだ。 教えて貰ったコースは琵琶池一周(周囲2300m)志賀高原で大沼池に次いで2番目に大きな池で 水深21m、約1時間半位のコースだ。僕は二回目のスノーシュー、2人は初めてで天気が今一なのが 残念だが皆大はしゃぎだ。 駐車場横から池を時計回りにコースがありストック突いて快調に歩く。時々、ズボッ!と行くが 楽しさが先に立つので気にならないが結構ハードな歩きだ。直ぐにお堂があり旭山山頂の看板がある。 山頂には秩父宮夫妻と高松宮殿下が昭和4年に登った時の記念植樹があるらしいが登らずコースを辿った。 所々にある鳥の巣箱が何とも云えず懐かしい 旭山山頂は1524m |
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借りたスノーシューの跡 | 大はしゃぎ? | ||||
やがて琵琶池の対岸の道路に出ると雪が無い!除雪が行き届いて いるのか、暖かくて溶けたのか?いずれにしても隅っこの雪を踏み ながら更に北方面へ、ようやく琵琶池の北側から帰路のコースに就く。 途中蓮池ロープウエーへのコースや一沼や水無池へのコースがあったが 皆さん飽きた様でそのまま宿へ帰りました。約1時間の散歩でした。 |
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その後サンバレーと丸池で少し滑り、温泉で身体を温め、食事の後は長い夜をあーでもないこーでも無いと 過ごし深夜12時?位に残りの2名が到着した。我々はお構いなしで寝ている事が出来ない性分か? ただ飲みたいだけか?また深夜の乾杯だ。 |
3月4日(水)
翌日は、朝起きて見るとガスった曇り空で出る気がしない。だらだらと朝のマドロミの時間を過ごす。 この宿は超お値打ちで1日リフト券が3日付いて一日1万円だ。食事も良いし対応もよい。温泉付きだし ゲレンデ目の前で本当に何も言う事無し。だが天気だけは宿の精では無いし… まっ!仕方ないかぁ 美味しい朝飯を食べた後愚だぐだと準備をして丸池~焼け額まで行く事にして、初心者だと云うNさん の滑りを行けるかどうかチェックするも、何も心配する事の無い滑りで大丈夫を連発し、いざGO! ここで志賀高原のリフトで繋がるゲレンデ周遊を紹介しておく。 サンバレーゲレンデトップ~丸池を左に見ながら~蓮池ゲレンデを下りリフトで登り国道をトンネルで横切ると ちょっとコツのいるロープトーでジャイアントに出る。一枚バーンの急斜面を一気に下りると 西舘リフトで頂上まで登り反対のゲレンデを下ると国道の上に架かる橋を渡る事が出来る。高天ヶ原だ。 ここからクワッドリフトでトップをつめ、右側の林間を横切るとタンネのモ森ゲレンデ、ここを上手に横切り 開けたゲレンデに出れば一の瀬ファミリーゲレンデだ。ここも滑らず下り国道の上の橋を横切ると目の前の ダイヤモンドに出られる。ここのリフトでゲレンデトップへ、反対側の山の神ゲレンデをゆっくり滑り下れば 焼額山第1高速リフトに繋がり焼額ゲレンデへ出られる。 志賀高原ゲレンデマップ この日は曇って客も少ない性かリフトは運休だったので、そのまま右に下りプリンス西館の第2高速リフトで リフトトップまで昇り、プリンス南館に向けて滑り下る。焼額はコース案内がしっかりされており先ず迷う事は 無いだろう。南館で休憩した後、東館コース、南館コース等、横手山や東館山を目の前に見ながら軽快にそして 爽快に?(晴れていれば最高)滑り、帰りは第2ゴンドラトップ~右へ右へとつめると山の神コースのリフト 乗り場に出る。 焼額山ゲレンデマップ リフトに乗りダイヤモンドを滑降しファミリーゲレンデ途中からタンネの森を滑って昇り 高天へ出る。高天のトップからは反対側の林間かブナ平上部コースをロング滑降しジャイアントに出る。 ジャイアントの滑降を思う存分堪能したらゲレンデトップからロープトー脇の林間で下り来たトンネルを くぐると蓮池コースに出るので途中から丸池コースへスライドし、丸池からサンバレーへのリフトを 乗り継げばサンバレー中腹に出られる。約3時間の周遊コースだ。もちろん其々のゲレンデをもっと 楽しみながら回れば一日色々なコースを経験できる。拠点はサンバレーが最高だ。 てな訳で今回は、2時に宿へ集合と云う事で途中から女性二人と別行動で一気に周遊してきた。 少し早く1時だ。宿に戻った訳は恒例の『鶏ちゃん』宴会の始まりな訳で… ガスコンロ、フライパン、こざとの鶏ちゃん、ビール…出てくる出てくる、美味しい食べ物を 妥協無く最高に美味しく食べられる方法で、最高のロケーションの中で…ちょっぴり宿の人には 判らない様遠慮して?(何処が遠慮じゃい) 2時に宿へ集合と云う事できた女性2人を交えて大宴会だ。お陰で夜の食事は殆ど手付かずで申し訳ない。 風呂の後は豚になった身体を横たえて、愚だぐだと駄弁って 今日も心が洗われましたよ。 明日は快晴を期待して寝たのは11時でした。 |
3月5日(木)
やっと晴れた! 泣けるよな晴れた日だ! 今日は横手へ行こう! 満場一致だ。 昨日の御祈りが届いたのかな? 横手行きのバス待ちの時間に、サンバレーを一本大滑降…トップからのロケーションは最高でした |
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準備中の皆さん | 快晴のゲレンデ | サンバレーゲレンデトップ |
昨日歩いた琵琶池 | 絵本のようなサンバレー | バス待ち、我がランクル |
9時20分の硯川行きのシャトルバスで蓮池バスターミナル経由で熊の湯~終点、硯川で降りる。 目の前の前山ゲレンデは陽を浴びて真っ白に輝いている。板を担いで横手山スキー場へ、 目的は渋スキー場だ。横手山第一ゲレンデ~高速スカイリフトを乗り継いで 二人乗りの思い出のスカイリフトで一挙に山頂へ…このリフトはほぼ垂直に近く昇りは良いが下りは怖い。 リフトから後ろを振り返れば、妙高、黒姫など長野周辺の山々が一望出来る素晴らしいロケーションだ。 山頂にはパンを焼く 山頂ヒュッテや横手山山頂展望台がある。 とりあえずパンはお昼に来る事にして久しぶりに展望台へ皆で昇った。 |
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横手第一スカイリフトはスロー | 第三スカイ乗り場からの笠岳 | 眼前の白根山と遠く浅間山 |
今回は5人のメンバーで | はしゃぐアラサー? | 渋峠スキー場に向けて |
新潟方面の山々 | 静寂の渋峠スキー場 | 大好きな飛行機雲だ |
渋峠は静寂なゲレンデで落ち着いて滑られる。ここまで来る スキーヤーはまばらで、高所にあり雪質も最高だ。 暫くここで遊び、『私をスキーに連れてって』の舞台になった所でも ある。建物の半分が群馬、半分が長野に別れているロッジで珈琲タイム を満喫してゴールデンと戯れ横手山頂のヒュッテでお昼にする。 今回はきのこ雲セットを奮発して更にビールだ!これが旨い。 熊落とし、こぶこぶのジャンボコースをガツンと攻めまくり、後は ゆったりロングコースの第二ゲレンデを何本か華麗に滑降して 帰路のバスで蓮池まで戻り、リフト伝いにサンバレーまで滑降し 帰ってきたのは4時を過ぎていた。 |
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名前、忘れちゃったなぁ | ||
食事の後は昨年サービスしてくれたカラオケを今回もお願いするが、サービスはダメで、まっ!いいかぁ とビールやら梅酒やら持ち込んで歌いまくる。楽しい一時はあっという間に2時間を越して9000円 取られました。ひぇー…でもそんなもんかな?サイコーのリフレッシュ代としては安いかぁ 今日もスキーの疲れとカラオケ発散で深ーい眠りに就けました。今日一日に感謝、感謝です。 |
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歌いまくるNさん!絶好調 | 冷静なKとY | 迷カメラマン?H氏 |
3月6日(金)
翌日は天気予報通り雨でした。朝、朝食を済ました後部屋で愚だぐだでしたが、皆、誰かが言い出さないかと 思いつつ自分では云えず…仕方ないなぁ…『今日はリフト券キャンセルで小布施でも行きますかぁ』 反対者は誰も居づ、即決で宿の教子さんに交渉し快くOKしていただきました。 本当に我儘三昧のお客に良く付き合ってくれるものだと感謝しています。 そう云う事ならと、チィェックアウトの10時まで部屋で愚タぐたさせて貰い、賄いの親父さんの紹介で 小布施の蕎麦屋さんを訪ねる事としました。蕎麦屋は 『おお西流十割蕎麦 手打百芸おぶせ』で 蕎麦打ち大将のかなりのこだわりのお店でした。美味しかったですよ。 後はお風呂に入って、いつものように『竹風堂の栗おこわ』をお土産にひたすら 高速で帰ってきました 楽しいリフレッシュは あっ!と云う間です。初参加のYさんは楽しかったですか? Nさんも去年から定年退職後の初スキーでしたね。Hさんは愈々今年の12月が定年、来シーズンは退職祝い しないとね?残る現役はは僕とKと今回参加しなかったH君と… 是非来年も来られる事を期待していますよ。 お疲れ様でした。気お付けて帰って下さい。 |
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樹氷 | 膜岩温泉源泉口 | スカイレーター |
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