何時ものように多治見のPに6:00集合でルート19を走り、武並からルート148、岩村よりルート257で上矢作町、稲武を
経由して、飯田へ続くルート153を横切り設楽町の田口から和一登山口へ着いた。出掛けは曇っており雨を心配したが、着いた頃は
日も当たり丁度良い天気に回復していた。絶好の山登り日?だ。
途中桜がそろそろかな?位のピンクの蕾に色付いていた。準備をして縦走に期待し出発したのは8時を過ぎた頃だ。
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和市登山口 |
整備された杉林の登山道 |
池葉守護神社の鳥居 |
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駐車場から少し戻った民家の横に鹿島山(かしまやま)への登山口があり、そこから
集落の墓地の横を通り立派な杉林の整備された登山道を登ると直ぐに湧水の出る
ベンチが設置された休憩所がある。そのすぐ上に池葉守護神神社の鳥居があり、
境内はこの参道の上だが前の道を素通りすると神社を左に見ながら鹿島山へ続く
うす暗い杉林の中のジグザグの意外な急登を尾根まで一気に登る。展望は全くない。
登りきり、左に折れるとそこには繁茂した樹林に囲まれた『鹿島山』の頂上の看板が
日差しを遮られいかにも暗いイメージで置かれてあった。
山頂には座った像の後ろ姿を連想させるような巨岩が鎮座したており、周りには
それ以外岩がみつからず不思議な想いを馳せる。 |
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取り合えず証拠写真を残し
直ぐに次なる大鈴山(おおすずやま)
に縦走開始した。
先ほどの尾根迄返し大鈴山への平坦な尾根
歩きだが、灌木に囲まれずっと景色は無く
日差しも感じない少し暗いイメージの
歩きが続く。
30分ほどで山頂だがここは一気に展望が
開けて、先日登った三瀬明神、今から行く
岩小谷山等が見える。 |
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山頂の看板 |
山頂の巨岩 |
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岩が邪魔する稜線歩き |
大鈴山の二等三角点 |
展望の効く頂上 |
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何時ものように小休止。思い思いの行動食で小腹を満たす。二等三角点を確認して、目の前に見える岩肌の三河ジャンダルム目指し
歩きだす。ほんの少し戻り返し、平山明神山に向けては一挙に200mほどの高低差を下る為、かなり急である。参考資料には
難路の為、踏み込まない様とあるが、主将は関係なく先を行く。低山縦走にしては結構きつい。
下りきると、グミンダ峠に出る。800m位だ。此処からは岩場のロープありの急登を120m程の登り返しとなる。何度かの
ピークを超えるが平山明神はなかなか遠く手ごわい。N氏も少々疲れ気味だ。小明神山に続く岩場を過ぎると目の前に平山明神山
が姿を見せるが気持ちが失せる位、まだまだだ。 |
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大鈴山から見える岩小谷山(ジャンダルム) |
下った先の峠 |
この先は岩場鎖場の急登だ |
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馬の背を慎重に渡るが、正直怖い。
此処でバランスを崩せば一挙に
100メートルは滑落だ。慎重に…
アルプス気分を少しだが味わえる。
途中、大神田登山道との分岐を過ぎ
緊張がほぐれたその後は下って登って
ジャンダルム頂上制覇だ。 |
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まさに馬の背 |
目の前のジャンダルム |
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頂上は樹林に囲まれて展望は無い |
頂上手前の岩場で昼食とする。その先は絶壁! |
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先を覗くと一挙に吸い込まれそうな岩場での昼食は怖い様な…だが楽しい一時だ。
お握りと高価なポットを買ってのインスタントラーメンはバーナー無しで十分出来た。
流石、保温力抜群だ。
思い思いに済ませた後は、最後の岩小谷山目指して灌木の中の下りとなる。
登山道は不明瞭で迷いそうな箇所が何度かあり、杉林の広場でのルートが解らず
道らしき踏み跡をたどるとどんどん下り、間違いに気付き冷静に引き返した。
そこから稜線目指して登り返すと、やっとの思いで看板を見つけ、やれやれだ。
この看板からは赤いテープの目印もあり道も鮮明になったが、独りだと少々怖い。 |
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不明瞭な中の目印は有り難い |
登り下りのジグザグ登山道の始まり |
岩を削って作った階段 |
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目印を頼りに樹林帯、杉林の中を歩くが、正直、迷いそうなどもかしこも道に見える。
至る所に赤いテープの巻きつけられた杉の木があるのは、やはり同じように迷うからだろう。
杉林を過ぎると今度は岩場の急登が現れ続く。十三曲の急登だ。ロープを伝い急な道なき道を登り下ると
東海道自然歩道の看板のある立派な休憩所、堤石峠に出る。 |
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ジグザグの急登 |
ロープ伝いの急登 |
キキョウの種類? |
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此処で小休止とし、喉を潤す
この先600m、後30分とあるが
前方には階段状の登山道が見えるだけで
目的の岩小谷山はその先か?
目の前の変わった木は
『姫沙羅』の木で伊豆地方に多く
竹やぶの中に良く植えられているらしい
二本だけ目立つように立っていた |
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堤石峠 |
一休み |
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堤石峠から階段状の登山道を頂上まで登ると、立派な丸太の梯子が下っており
目の前にそれらしき山が見える。
丸太梯子を下った後は、一気に岩場に張り付くように掛けられた鉄の梯子を
ジグザグに登り返す。
この梯子が無ければこの頂き制覇は無理だろう
登るきると小屋があるが昔使っていたトイレか?また水場もあり?キャンプ場か?
展望も開ける岩場に出るが頂上はもう一歩先の出っ張った岩場にある。
展望を楽しみ急な整備された急な岩場の下りを
堤石トンネルの出口に向けて下山開始したのは三時近くになっていた。 |
姫紗羅の木 |
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丸太の階段下り |
鉄の階段登り |
頂上にて |
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平山明神山(ジャンダルム) |
前回登った三瀬明神山 |
アルピニストの雄姿 |
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途中展望台のある怖くなる様な岩場があったり、平岩の階段があったりでジグザグに急な坂を下り下りるが、途中集中豪雨的な
雨に見舞われ風も吹き嵐を思わせる天気に見舞われた。山の神が怒っている様にも思われたが…何も悪い事してないのに…
祈りが届いたか雨も直ぐ止み、屏風岩に着く頃は晴れ間も出て蒸し暑くなってきた。
程なく国道のトンネル口に出て駐車場まではアスファルトだ。 |
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一歩前へ出られない休憩所 |
屏風岩は見事に垂直にそそり立っている |
雨でぬれた国道と堤石トンネル |
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駐車場へは15時25分、着で雨も上がりさっきの嵐は何だったんだ?と三人で神の怒り?何か悪い事した?などと云い合い
それでも稲武の温泉旅館『岡田屋』へ着く頃は全てを忘れて癒されていた。400円はにこにこ価格でした。
最終多治見着、18時30分…低山ながら、ジャンダルム制覇の楽しい縦走でした。
Hさん、運転有難うございました。今度は本物のジャンダルムへも行きましょうね。 またお願いします |
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