聞いた事の無い山だ、 会山行の計画でずっと前から認めていた穂高への縦走、今度こそ!っと休みを入れて計画に臨んだが 連れて行って貰える筈の先輩達が都合悪く、しゃぁないなぁ? なぁんて、仕事優先です、また次回よろしく。 ってなわけで、大先輩Kさんの計画に便乗して十石山っていう聞いた事の無かった山に チャレンジする事に…、メンバーは会から3名、白骨温泉に登山口があり温泉も目的の一つに… |
9/29(土)
計画の3日前に多治見の先輩から、当日の未明3:30に突然会のN氏から 同行の依頼有で、当初からのメンバーに急遽2名加わり5名での出発となる。 多治見3:30、N、H氏と待ち合わせ瑞浪でリーダーのK、それに今度こそ 快晴の楽しい登山をしたいと言う新人のH君を拾いランクルで5人の山行となる。 一路19号を藪原へ、堺峠を越して梓ダムを左に見て乗鞍高原へ、 ここから無料になった山岳道路を白骨温泉へと走る。 目的の登山道入り口へ、7:00計画通りの到着だ。 |
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登山口は判り難いがぐんぐん登れば夫婦コメツガ、そこから藪を掻き分け紅葉樹林帯へ | |||||
判り難い登山口からの登り始めは里山の登山道の雰囲気でそこそこ 整備されているが斜めっていて歩き辛い。スーパー林道への分岐から 直角に折れ、いよいよカラマツの樹林帯の急登を登る。 訳のわからん?キノコを見つけながら歩くと最初のポイント、 夫婦コメツガに出る。ここからも同じような道を登り、 やがて背は低いが登山道を覆うような笹をかき分けぐんぐん登ると 落葉樹の雑木林になり始まりの色の移り変わりが綺麗になる。 そんな樹林帯を登り、開けた場所に出て振り向けば 南アルプスか?遠く八ヶ岳?まだ良く判らんが 間違いなく前穂が見えるなぁ… なかなかの素晴らしい眺めに単調な登りに飽きていた気持ちも 一気にアドレナリンだ!テンション倍増! |
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開けたらドーンと南、中央アルプスが | |||||
森林限界を超え紅葉樹林帯を彩られながら登れば十石避難小屋に | |||||
森林限界を越えれば素晴らしい眺めに背中を押されながら 紅葉の絨毯を縫いながら…グングン登り詰める。 写真撮る手が忙しく、なかなか前に進めないなぁ? 季節の彩に癒されながら…来て良かったと感謝しながら 岩場あり、滑りそうな土の道ありの登山道を北斜面の見える丘に 登り詰めると十石避難小屋に到着する 登り始めて3時間半だ。 先に焼岳の展望の素晴らしい北のピークに登り満喫する。 写真撮り捲りです。 焼岳、笠ヶ岳、穂高、双六に三俣蓮華、野口五郎?鷲羽山、 霞沢岳、大天井岳に常念、蝶が岳、 南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳 3つの日本アルプス展望が素晴らしい。 |
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焼岳の噴煙口が目の前 | |||||
笠ヶ岳~双六岳~野口五郎岳、穂高、遠く大天井岳、手前に霞沢岳のスッバらしい展望 | |||||
北岳~白根三山、笠を被った富士山も見えますよ | 忘れちゃいけない目の前の乗鞍 | ||||
富士山なんぞもしっかり見えて、素晴らしい展望だ。 今までこの山は名前はもちろん存在自体を全く知らなかったが こんな360度の展望の効いた手頃な山で大好きになったなぁ 皆に教えなきゃ!そう思うのです。 暫く写真を撮り捲った後、反対側の十石山ピークに移動する。 ピークはハイマツの中に三角点と一緒に標識があるが、目立たんね。 その先はハイマツをかき分けるように踏み跡が続いていて 多分乗鞍まで縦走できるのだろう。 次は是非行ってみたいと思う。 このピークでお腹を満たしながら休憩して11時50分位に計画書 通りの下山となった。 |
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今日の勇士達 | |||||
笠ヶ岳、槍ケ岳、穂高連峰 | 紅葉の樹林帯をルンルンで下山です | ||||
避難小屋を観察した後紅葉樹林帯をルンルン気分で 下山するが、誰からともなく走る様な急ぎ足での 下山で途中二度ほど小休止はするがコースタイム よりはるかに早い2時間で下山してしまった。 途中泥の登山道でコケそうになるがストックで 難を逃れることが出来た だがストックはご覧のとおりだ。 |
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折れちゃった | 二時間で下山 | 湯けむり館 | |||
帰りには、泡の湯で…とも思ったのだが 乗鞍高原の湯けむり館でゆっくり汗を流して帰路に就きました。 全く知らなかった無名の山?でこんなに素晴らしいロケーションに出逢えるとは… また何度でも来たい山になりました。 |
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