山の会のメンバー、K君に連れて行って貰った『御正体山』、富士山の見える山だ。 それ以来富士山にハマってしまって、熱の醒める前に…と毛無山への計画を立てていざ! 月曜日の喧騒とした職場を離れ、事前に準備しておいたザックを車に積み込み 富士山の麓に向けていざ!距離があるので慎重に気を付けて… |
4/9(月)
家を19:44に出て東海環状を豊田JCTへ、東名に入りクルーズコントロールを合わせ 一定速度で快適に走ってくれる我がランクル、快走だ。 色んな所へ連れて行って貰ってるなぁ、今日も安全に頼むぜぃ! 月夜で周りのロケーションも良く休憩無で快適に走り気づけばもう富士宮インターへ ここを下りてコンビニで買い物を済ませ一路西富士道路をぐんぐん登り 麓村にある無料駐車場に到着したのは23:00丁度だ。 家から距離260㎞、時間は3:15だった。 毛無山登山口はこの先の有料駐車場にあるのだが木立の中でロケーションが良くない 此処は富士山も毛無山もドーンと目の前に見えて景色も良く なんと云っても草原のど真ん中で空が広い! 最高の宿泊場所だね そんなかんやで富士山のシルエットをつまみにちょいと独宴して 眠ったのは0時を30位回った頃だったかな? 何もかも忘れてしっかり熟睡したような… |
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深夜の毛無山 |
4/10(火)
朝、爽快に目覚めれば、これだもの!!! | |||||
天気も快晴でロケーションも最高でテンションは朝から上がりっぱなしかよ! 早々に登山口にある有料駐車場へ移動するも誰も居ないじゃないか それでも準備を整えていると車が一台、若者単独の様だ、先に出かけて行った。 500円の駐車料金を支払いいざ初の山へ、 何時もそうだが、登山口は何処かいな?と探すのだが今回も直ぐに解り歩き始める。 今日の標高差は1100mで意外にある、時間にして3時間で頂上の予定だ |
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500円の有料駐車場 | 麓神社で無事祈願 | 昔は金山? | 林道分岐 | 地蔵峠道分岐 | 案内図 |
麓神社でお参りし、昔の遺跡を見ながら分岐を歩けば地蔵峠への沢沿いとの分岐へ、ここは直登のコースを 選び如何にも登山道…と言う狭い道を登り始める。 しょっぱなから結構急登で息切れだ!ゼイゼイ言いながらがんばれ!と言い聞かせつつ登る。 はさみ岩なる大きな岩場をすり抜けると一合目の標識が現れる。 いやだなぁ?これってずっと案内してくれるのかな?親切そうで親切でない標識だ、これのお蔭で 未だかまだかよ!って疲れてしまうのです、知らず知らずに、頂上だ!の方が楽しいのに。 やがて大きな滝見展望台に到着だ。『不動の滝見晴台』とある。 ベンチがあるがベンチは滝とは反対方向を向いている。此処で少し写真を撮り更に登る。 案の定二合目、三合目と看板が現れる訳で、先は長いなぁ? でも、岩ありロープあり、背中には木陰の隙間からでっかい富士山が後押ししてくれていて なかなか楽しい登山道だ。 でも真っ直ぐ直登がこれでもかぁと続いていてなかなかキツイ登山道だ やがてレスキューポイントの広場を過ぎてやっと半分、五合目だ。 |
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滝壺二つの不動の滝 | でっかいなぁ | アンテナ3本のレスキューポイント | |||
どんどん木々の隙間が大きくなりデッカイ御山が良く見えるようになると、六合目、七合目を過ぎ 富士山展望台に到着する。 御山が良く見える。麓集落、朝霧高原も一望だ |
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それにしても此処までの道程は 結構キツイね 殆ど休ませる所なく直登だ! 行程差1100mを一気に 登り詰めるって感じかな? でも、岩場あり、ロープありで ストックは使わず 両手足をフルに使って 楽しく登れるなぁ もう直ぐ稜線の筈だよなぁ |
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展 望 台 か ら | |||||
そんなかんやで写真に収めた後いざ!と登り始めれば直ぐに稜線へ 広い稜線分岐は地蔵峠方面へと別れており、右に折れて頂上を目指す あらら、雪がたっぷり残っているぞ、 慎重に雪道を詰める、 ゆるりとした傾斜も雪が溶けて氷の川となっていて意外に滑る 気を付けながら、木々の助けを受けながら詰めれば頂上だ |
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頂上の様子、富士山は目の前です。富士山方面以外の展望は在りません | |||||
先行の若者は声を掛けても返事もなく愛想が無いので一人写真を撮った後時間も早いので 先の毛無山最高地点と、大見山まで足を延ばす事に、雪の稜線を更に北へ進みます。 来て良かったなぁ、と思わせるような明るくロケーションの良い稜線歩きは ずっと富士山を眺めながら、陽を浴びながら進みます。 お昼を広げるなら、頂上より絶対こちらの稜線がおススメだなぁ、 そんなこんなで一つ二つのピークを越すが、標識が見当たらず、GPSと地図を睨めっこすると 間違いなく此処が大見山ピークなんだけどなぁ? 結局標識が分からず来た道を戻ると、もう一つのピークに、木陰に隠れた小山の中に 大見山、と書かれた標識が? 大見山ピークと毛無山最高地点と別々の筈なのに? 良く判らんが、ここが(大見山の標識がある地点)毛無山最高地点(1964m)で、 標識の無かった折り返し地点が大見山ピーク(1959m)と解釈する。 そんなこんなで少し遊び過ぎたが、またまた毛無山ピークへ戻り帰路に就く 地蔵峠の分岐手前の大岩の上で南アルプスの素晴らしい展望を写真に収め 地蔵峠に向けて下山開始だ 意外に楽しい頂上で、二時間以上遊んでしまいました。 |
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楽しき稜線歩き | 大見山らしきピーク | 最高峰ピーク、 大見山? |
雪に横たわる ナースログ |
南アルプス展望の 大岩 |
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分岐から丸山まではしっかり 雪がついていて 慎重に下る。 この丸山からは一気に急降下が続く |
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南アルプスの大展望、反対側から見たのは初めてだ | |||||
此処からの急降下は土山で登りと違い岩は無い、なかなか楽しい登りと下りのコースだ 登りもキツカッタがこの下りも結構な急坂で、逆のコースを訪っても結構キツソウだ。 グングン下ればやがて大きな看板のある地蔵峠へ、 此処からの富士山もなかなかだ 此処から麓村への分岐がある筈なんだが?と探してみるが見当たらず、 看板を確認してみると本来の地蔵峠はこの先10分とある。 紛らわしい地蔵峠の看板だ。表示通り先へ進むとお地蔵さんの祭られた正しく地蔵峠に着く。 此処から左に折れて沢伝いに麓集落に向かうのだが 此処から一挙に岩、それもガレの登山道となり歩きにくい、おまけに氷の川も出てくる。 慎重にストックを活かし下山だ。 |
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地蔵峠はあちらの看板 | 此処が地蔵峠の看板 | 急降下の岩と氷の登山道 | |||
やがて大きな沢の音が聞こえ始めるがまだまだ遠く、大きなガレの沢を二か所ほどトラバースして 初めて水の流れる沢を横切る所へ出る。ここで喉を潤し、水をキープさせてもらう。 歩けど歩けど沢は見えない、意外に距離があるのかな? そんな事を思いつつ下山していると道は大きく沢の方に傾きやがて大きな水音とともに目の前に 多段の滝が現れる。沢の名前は解らんが比丘尼(ひくに)の滝と看板が立っている 結構岩魚の居そうな沢筋を山とは違う思いで覗き込みながら楽しく下山すれば 朝の分岐に到着し、駐車場着は13:11分。 お疲れ様でした |
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喉を潤してくれた沢 | 結構大きな滝だ | 居そうな雰囲気、水量もあるし… | |||
登りに選んだ登山道は直登で結構きついが、岩ありロープありで バリエーション良く楽しい 毛無山から大見岳への稜線はロケーションも良く 天気が良ければ最高だろう。お弁当はここが良い。 地蔵峠への下山道はかなり急降下だが 後半の沢沿いがマイナスイオン一杯で癒される そんな楽しいルートでした。 さぁて、次はどの山から富士山を眺めるかな? |
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山中湖へ立ち寄りました | |||||
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