ゴールデンウイーク後半に山の会の春山合宿、奥穂高が控えている 少しばかり体力強化を兼ねて何時か行きたいとMyリストにある荒島岳へ行く事とした。 此処の所黄砂が酷いので、なるべく朝の早い時間に…と、前夜車中泊で出かける。 天気予報は最高の晴れだ。 |
4/27(金)
仕事を終え高速を白鳥で下りてR158を九頭竜湖畔を抜けて大野市へ、勝原スキー場へは 20:45着だ。車の中にベッドを作り、宴会の準備をして即酔いよいに… 月夜の快晴の星空だ、周りには誰も居ない。 星空撮影を何枚かして、冷えた体をシュラフの中へ潜り込ませると同時か? 知らず知らずにキズケば、快晴の朝だ! |
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4/10(火)
朝、爽快に目覚めれば、これだもの!!! 少し風が強いが、雲一つ無い青空が広がり最高の天気だ 夜のうちに来たのだろう、周りには車が4台停まっていて、気の早い登山者1名は既に 出発だ。早朝4:40、既に明るい。 準備をして登山届を出していざ、5:30、それでもさっきの人に次いで二番目の出発か。 出足はスキー場の舗装された車道を登るのだが意外に斜度がありキツイ! 舗装が切れると今度は石ころだらけの九十九道、 スキー場最終地点にはリフトの残骸が横たわっていて、いよいよココから登山道だ 登山道へ入る頃には風も止み陽を浴びる身体からは既に汗が滲み出ている 暑い! 振り向けば雪をまだらに覆った経が岳が見える。 |
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登山道に入ると様子はガラッと変わって根曲り竹がワンさと密生していて、こりゃぁ帰りに、と 思い目を凝らすがまだ早いのか?一本も目に止まらない。もう少し後かな? そんな山菜道をエッチら行けば今度は立派なブナの並木道だ マイタケの宝庫かな?そういえばR158沿いの和泉村ではマイタケ祭りの幟がが出てたよなぁ これまた誰か誘って来るっきゃないかな。 そんな楽しい登山道も時々階段あり、時々岩場あり、名物ブナの樹『トトロの樹』『コブの樹?』 ありで楽しませながら、更に道端に目を向ければ『イワウチワ』が多くみられ 癒されながら登れば、意外にゆるゆると『白山ベンチ』まで来ました。 此処からの白山展望は真ん前だ!今日は少し黄砂の加減かぼんやりだが それでも優しい連なりが美しい。経ヶ岳も隣で白山を見上げている様だ。 |
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立派なブナの並木道、イワウチワやバイカオウレンが咲いていて… | |||||
白山ベンチからの白山展望(左から経ヶ岳~ちょこんと大長山、赤兎山、 白山は左から四塚山~七倉山~大汝山~御前峰、別山~三ノ峰)かな? |
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展望を楽しんだ後には急登があり直ぐに平坦な雑木林を抜ける さやかな風と小鳥の囀りと、温かな陽射しが最高に心地良い。 をっ!シジュウカラか?コガラか? 頭は黒いぞ! 夢中になってカメラに収めるが、なかなか撮らせてくれないなぁ、腕も未熟だしなぁ |
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遊んでくれたシジュウカラ 此処で30分程シジュウカラと戯れて、道草がちと長すぎたかな? 先を急ごう。 |
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此処からはまたまた様子が変わり一気に雪が現れる。 少し歩きにくいが、ヒンヤリ感が体に気持ちいい。ぐんぐんと結構な急登を登り詰めると シャクナゲ平に到着する。今年は雪が多いのか同じ時期のHPで紹介されている様子と違い 標識等がかろうじて頭だけ出しているだけで全く見えない さて、行先はどっちだ? 地図を出して確かめて、雑木林を少し下ったところで、やれやれだ。 佐開コーストの分岐の標識を見つけた。 此処からは目の前に聳える前荒島に向けての急登が始まる訳で、それも雪道だ ところどころロープや鎖がちらっと見えるがほとんど雪の中で、つま先を雪にけり込み 足場を確保しながら登る。 アイゼンを付けよかな?と迷うが雪の解けた場所も半々で雪も意外にゆるくなっており 無しでぐんぐんと。 途中で先行者と擦れ違う。ってことは頂上は独り占めかえ? この快晴の中!先を急ごう。 |
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雪原を登る | 今年は雪多いかな | 急登をぐんぐん | 見下ろすと小荒島岳 | 目指す頂上 | 冬山だぁ |
前荒島までは結構急登の 冬山だ!滑落してもおかしくない 様な急坂を慎重に登り そこからも気の緩みは禁物! 目の前の頂上手前は 冬山だぁ 9:14荒島岳制覇だ |
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到着だぁ | 看板標識かな? | 方位盤土台かな? | 白山背中に | ||
頂上は360度大パノラマで北に白山、南に能郷白山、東に御岳方面?西に日本海(福井方面) 良く見えるなぁ。少しばかり黄砂か?霞か?ぼんやりしているがこの時期これだけ見えれば… 単独登山もこれだから止められんのだよね。 |
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白山の展望、左手前に多分、赤兎岳、後方、左から四塚山~七倉山~大汝峰、 ちょこんと後ろに剣ヶ峰、その右に御前峰(白山)鞍部を経て 別山~三ノ峰~二ノ峰~一ノ峰~銚子ヶ峰 別山手前に願教寺山~よも太郎山~薙刀山~少しだけ野伏山 かな? |
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左から取立山、大きく経ヶ岳その奥に大長山~赤兎岳、その後方に白山連峰、四塚山~七倉山 大汝峰~剣ヶ峰を経て御前峰、右に別山、 |
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南を見渡せば、左にちょこんと富士山の頭のような屏風山、だら~っと右へ雪の乗る能郷白山~姥ヶ岳 だらぁっと右へ銀杏峰かな? |
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黄砂も気にせず散々写真を撮った後下山開始 結局頂上は自分の他三組、計五人の仲間達でした 下山途中、何組と擦れ違っただろう? 高校生のグループ2組、団体ツアー2組 その他のグループ?組み、その後の頂上は きっと40~50人位の賑やかさだったろう |
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眼下の九頭竜川と支流の打波川 | |||||
途中であった地元の人達だろうか? コンクリをコネル大きなバットやコンクリを担ぎ上げていた。 聴けば方位盤や標識を固定するそうな この人たちのお蔭で迷わず楽しく遊べるんですね! 感謝です。 |
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高校生のツアー | |||||
今回も楽しい山行を有難うございます 下道で家まで3時間半、距離にして132㎞の意外と近い山でしたよ |
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