前の火曜日は会の例会だ、この冬の雪山計画を皆で話し合っていたら 居ても立っても居られなくなり翌日の今日、快晴の天気を確認し 近くて行きたかった山…納古山へ車を走らせた。 平日だし…静かな山行を期待しつつ、360度のパノラマも期待しつつ ザックにバナナとアミノ酸ゼリーを詰め込んでダイエット山行も兼ねてた。 |
12/19(水) 快晴
快晴だ! 爽やかな気持ちで山越えの道で可児へ、ここからR41の反対側を走り木曽川を渡り川辺へ、 次に飛騨川を渡るとR41に合流する。この辺りから今日目指す納古山が見えてるはずなんだけどなぁ? 行った事の無い山は下から眺めてもなかなか解らない訳で…、R41を北上し直ぐに道の駅、 ここを過ぎれば七宗橋の交叉点へ、左折し高山線沿いに走り、私有地となる製材所の中を走る 道路を線路を渡って抜ければ山間の林道に景色が変わる。 15分程沢沿いに走れば案内看板があり、程なく駐車場だ。2台先行者の車が停まっていた。 早々に準備をして50m程先へ行った登山口から、中級車コースを登り始める。 8時に家を出て9時20分に活動開始、近いね。家から39㎞、近いね。 |
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快晴の中家を出て 七宗の製材所の私有地を通り 林道を登れば 登山口に | |||||
陽の当たらない沢沿いの登山道は薄暗くなんとなく暗い、シダや 苔むした倒木が雑然と放置されていて荒れた感じだ、その割に 登山道は整備されていて、何度か渡る沢には丸太の橋が設けられたり している。きっと里山を守る人がいるんだろう。 ゆるりと沢沿いを登れば、最後の水場に出る。 ここからは少し様子も変わり立派な檜が迎えてくれる。 木立の頭は陽が当たって暖かそうだね。 少し斜度を上げる登山道はとても歩き易く、火照って来た身体を きりっと染めてくれる冷気も爽やかで気持ちが良い。 |
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そんなこんなで登り詰めると初級コースへの分岐に、塩の道とある。 ここからのトラバース気味の道の脇には更に手入れされた檜の林が、 やがて尾根道との分岐へ着く。登り始めて30分位だ。 ここからはストレートな感じで登山道が伸びていて結構な急登となる 一気に汗が噴き出て、体温調節、半袖になる、外気は6℃位だが 寒さは全く感じない。 行く手を見上げると木立の隙間から青空が…頂上か? 大きな岩場だ、天空岩らしい。振り返れば白い御嶽が、 恥ずかしげに雲に隠れて御座らっしゃる。 それに中央アルプスの頭が… 快晴だ! 恵那山もしっかり展望 |
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更に直登気味に登り詰めると頂上かな?と思わせる偽ピークに着き 少し下って目の前を見ると大きな岩場が対面にあるじゃないか。 ロープもついているが必要ない。 ここの岩場も人の手が加えられており、右足、次の左足、そして 次は…と登り易いように赤ペンキで印が付けられていて初心者に 易しい。誰かさんに感謝だね。 そんなこんなで更に登り詰めるとまたまた偽ピークだ。 ここは岩のある尾根をトラバースしてピークを西から 回り込むように詰めれば やったね!!! 頂上だ。 2名づつ2組さんが寛いでおられる。 |
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少し恥ずかしげな御嶽山 | |||||
いやいや!!! 素晴らしい眺めだ、御岳山はもちろん中央アルプス、その奥には塩見も… 西には白山、南には伊吹山、目の前には梁谷山や権現岳があるはずだが?どれかはチンプンカンプンだ 御嶽の左に見えるらしいが少し雲があり穂高、乗鞍は見えない 写真を撮り捲り、暖かいカップみそ汁で身体を温め1時間15分程ゆっくりして下山に… それにしても近くて良い山、こんな展望があるなんて… |
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三角点のある頂上 | 御嶽山 | 中央アルプス | |||
中央アルプス~恵那山までのパノラマ 中央に塩見岳~荒川三山~赤石岳も見える | |||||
南西方面には左から伊吹山~能郷白山~荒島岳~大日ヶ岳~白山の展望 | |||||
名古屋方面を俯瞰、左を流るる飛騨川、川辺~可児、美濃加茂~犬山、 | |||||
すっかりゆっくり景色を満喫して帰路に就く。 何時もの様に両手にストックを持ち、バランスを保ちながら軽快に、 あっという間に分岐まで下り 尾根道に入る。 尾根道はその名の通り木立に囲まれた落ち葉踏みふみの尾根で 陽射しもあり気持ちが良い。 しっかり道標もあり迷う事無く一気に下る。 おりくちは車を停めた駐車場の真上だ。 一時間かからずの下山。 楽しかったね。 |
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名古屋駅のタワー群 | |||||
家から1時間そこそこの場所に、こんないい山があったなんて。 花の案内の立札も立てられていたりして、この山を愛して止まない方が整備されているそうだ。 今回も頂上で逢った方だが、ほかの方と熱心に話されていて話す機会が無かった。 この山に1000回?登っていると言うから凄い。 近くて良い山の仲間入りです また花の季節に登りたいね。 |
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