納古山(632.9m)
ホームに戻る
山の風に誘われて 目次に戻る

2012.12/19(水)

アルバムはこちら
地図とコースタイムはこちらから

前の火曜日は会の例会だ、この冬の雪山計画を皆で話し合っていたら
居ても立っても居られなくなり翌日の今日、快晴の天気を確認し
近くて行きたかった山…納古山へ車を走らせた。
平日だし…静かな山行を期待しつつ、360度のパノラマも期待しつつ
ザックにバナナとアミノ酸ゼリーを詰め込んでダイエット山行も兼ねてた。

12/19(水) 快晴    

快晴だ!
爽やかな気持ちで山越えの道で可児へ、ここからR41の反対側を走り木曽川を渡り川辺へ、
次に飛騨川を渡るとR41に合流する。この辺りから今日目指す納古山が見えてるはずなんだけどなぁ?
行った事の無い山は下から眺めてもなかなか解らない訳で…、R41を北上し直ぐに道の駅、
ここを過ぎれば七宗橋の交叉点へ、左折し高山線沿いに走り、私有地となる製材所の中を走る
道路を線路を渡って抜ければ山間の林道に景色が変わる。
15分程沢沿いに走れば案内看板があり、程なく駐車場だ。2台先行者の車が停まっていた。
早々に準備をして50m程先へ行った登山口から、中級車コースを登り始める。
8時に家を出て9時20分に活動開始、近いね。家から39㎞、近いね。
快晴の中家を出て  七宗の製材所の私有地を通り  林道を登れば  登山口に
           
陽の当たらない沢沿いの登山道は薄暗くなんとなく暗い、シダや
苔むした倒木が雑然と放置されていて荒れた感じだ、その割に
登山道は整備されていて、何度か渡る沢には丸太の橋が設けられたり
している。きっと里山を守る人がいるんだろう。
ゆるりと沢沿いを登れば、最後の水場に出る。
ここからは少し様子も変わり立派な檜が迎えてくれる。

木立の頭は陽が当たって暖かそうだね。

少し斜度を上げる登山道はとても歩き易く、火照って来た身体を
きりっと染めてくれる冷気も爽やかで気持ちが良い。
           
そんなこんなで登り詰めると初級コースへの分岐に、塩の道とある。
ここからのトラバース気味の道の脇には更に手入れされた檜の林が、
やがて尾根道との分岐へ着く。登り始めて30分位だ。
ここからはストレートな感じで登山道が伸びていて結構な急登となる
一気に汗が噴き出て、体温調節、半袖になる、外気は6℃位だが
寒さは全く感じない。

行く手を見上げると木立の隙間から青空が…頂上か?
大きな岩場だ、天空岩らしい。振り返れば白い御嶽が、
恥ずかしげに雲に隠れて御座らっしゃる。
それに中央アルプスの頭が…  快晴だ!
恵那山もしっかり展望
 
           
  更に直登気味に登り詰めると頂上かな?と思わせる偽ピークに着き
少し下って目の前を見ると大きな岩場が対面にあるじゃないか。
ロープもついているが必要ない。
ここの岩場も人の手が加えられており、右足、次の左足、そして
次は…と登り易いように赤ペンキで印が付けられていて初心者に
易しい。誰かさんに感謝だね。
そんなこんなで更に登り詰めるとまたまた偽ピークだ。
ここは岩のある尾根をトラバースしてピークを西から
回り込むように詰めれば
やったね!!! 頂上だ。
2名づつ2組さんが寛いでおられる。
少し恥ずかしげな御嶽山
           
いやいや!!!
素晴らしい眺めだ、御岳山はもちろん中央アルプス、その奥には塩見も…
西には白山、南には伊吹山、目の前には梁谷山や権現岳があるはずだが?どれかはチンプンカンプンだ
御嶽の左に見えるらしいが少し雲があり穂高、乗鞍は見えない

写真を撮り捲り、暖かいカップみそ汁で身体を温め1時間15分程ゆっくりして下山に…

それにしても近くて良い山、こんな展望があるなんて…
 
三角点のある頂上 御嶽山 中央アルプス
           
中央アルプス~恵那山までのパノラマ  中央に塩見岳~荒川三山~赤石岳も見える
         
南西方面には左から伊吹山~能郷白山~荒島岳~大日ヶ岳~白山の展望
           
名古屋方面を俯瞰、左を流るる飛騨川、川辺~可児、美濃加茂~犬山、
           
すっかりゆっくり景色を満喫して帰路に就く。
何時もの様に両手にストックを持ち、バランスを保ちながら軽快に、
あっという間に分岐まで下り
尾根道に入る。
尾根道はその名の通り木立に囲まれた落ち葉踏みふみの尾根で
陽射しもあり気持ちが良い。
しっかり道標もあり迷う事無く一気に下る。
おりくちは車を停めた駐車場の真上だ。

一時間かからずの下山。
楽しかったね。
名古屋駅のタワー群
           
家から1時間そこそこの場所に、こんないい山があったなんて。
花の案内の立札も立てられていたりして、この山を愛して止まない方が整備されているそうだ。
今回も頂上で逢った方だが、ほかの方と熱心に話されていて話す機会が無かった。
この山に1000回?登っていると言うから凄い。

近くて良い山の仲間入りです
また花の季節に登りたいね。
                                             

ホームに戻る
山の風に誘われて 目次に戻る