先日恵那山に登り、すっかりアルピニスト?を目指して、行きたいばっかしのI君を誘って 三重鈴鹿山系の竜ヶ岳を計画した。 リーダーは山の主将Hさんだ。 今回の山行は天候に左右されて二転三転、最初は安曇野の有明山、ここは積雪があり 中止、次に能郷白山を予定したが天候が悪そうで、前日に変更し竜ヶ岳を目指す。 I君は愛知県の海に近い家で、何処に行くにもアクセスが悪いため、我が家で前夜泊だ。 幸い子供も出て部屋は二部屋遊んでいる。 前夜泊となれば飲まない筈は無く、楽しい夜を結局12時までの宴で、朝は5時起きだ。 |
11/2(金) /
朝、I君を乗せて家を出る。少し雲のかかる天気だ 最初の信号に差し掛かりラジオを入れると『ガラス越しに消えた夏』が耳に飛び込んできた。 次に聞こえてきたのは『Still』だった?なんなんだ!朝から! そんなこんなで曲を聴きながら、H氏の家に5:30集合でK、N氏と総勢5人の山行となる。 H氏の運転で19号を勝川まで走り高速を桑名で降りて鈴鹿山系の北部、宇賀渓谷の駐車場に到着。 7:40、2時間で到着だ。 でも、こんなはずじゃァ…雨を嫌ってここまで来たのに… 出足から雨模様だ。パラパラと… 早々に準備をして宇賀川沿いの林道を先ずは歩き、ホタカ谷の登山口を通り過ぎて 通行禁止の登山口も右に見て東屋を越せば中道(ヨコ谷)登山口だ。 ここの急な道は、よじ登る様な岩場あり、滝あり、急な泥道ありで結構楽しませてくれる。 やがて、あれれ?ってな感じで沢に出てしまい迷ったかな?と思いきや、道標があり どうやら沢伝いの登山道の様だ。この沢登りも堰堤あり高巻ありで面白いが幾つかの堰堤を 越して岩歩きに飽きて来た頃沢を離れ急な滑りやすい泥土の道になる。 この辺りで雨も本降りとなり雨具を身に着ける。 |
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宇賀渓Pから歩き始め、雨に打たれながら沢を、急登を登り詰める | |||||
急登の先は尾根道で、雨に打たれながらも 少し紅葉した広葉樹な隙間から視界が広がる。 桑名方面かな?里の街もうっすら見える。 やがて木は無くなり笹薮となる。えぐれた歩きにくい 登山道の先に頂上が現れ、やっと着いたか? っという感じで記念撮影だ。 |
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尾根に出ると視界は開けるが雲で何も見えない | |||||
今頂上は雨風強くとってもゆっくり…って 感じじゃなく早々に下山開始だ。 下山は裏道のホダカ谷道で 遠足尾根と書いてあった。 下り始めの低木帯はツツジが多く、晴れていれば きっと綺麗だろうな?と想像させられる。 雨に打たれながら黙々と下山だ。 |
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暴風雨の頂上にて | |||||
ホントに遠足してるような5人の連なり | |||||
遠足尾根の次は立派な杉の林の中の急な下り坂で 滑れば一発!の泥土の中を慎重に下り やがて林道に合流する。 ここから少し登り返した所にあった東屋で 遅い昼食を摂り、六国ホテルの温泉で汗を流し 帰って来ました。 |
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立派な杉林 | 東屋にて | 貸切風呂でした | |||
何故だか距離は近いのに、気分で遠い三重県方位面、当然鈴鹿山系は何処も行った事が無く 今回が初めてだ。受け入れてくれるかな?そう思って臨んだが?どうやら…??? |
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