上高地(神降地)スノーシュー
歩行距離 16q
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2011.3/26(土)日帰り   

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1/26 多治見P   市営第2P
タクシー乗換
  釜トンネル
入口
  大正池
ホテル
  帝国ホテル バス
ターミナル
河童橋   ウエストン
(着) 7:38 7:58 9:10 10:14 10:32 10:45 11:45
(発) 4:23 7:45 8:03 9:18 10:22   11:21
田代池   大正池   大正池
ホテル
  釜トンネル   釜トンネル
入口タクシー
市営第2P 風呂
しもまき食堂
  多治見P
(着) 12:29 12:39 12:46 13:30 13:58 14:10 14:20 18:30
(発) 13:42 14:15 15:20  
車行き    車帰り    河童迄    河童から   1日の歩行時間    歩行距離   釜〜河童橋    〜明神池
3:15   3:10 2:45 2:10 6:00   約16Km   約7Km   約3Km

一度冬の上高地にテントで泊って見たいと思っているのだが、なかなかチャンスが訪れない
今回も山の魅力を教えてくれた先輩のH氏の誘いで、N氏と三人で日帰りスノーシューツアーに
出かける事とした。二人とも本格的なスノーシューは初めてで、N氏は今回に向けて
わざわざ好日山荘へ出向き新調したようだ

少し天気が心配だが昼から好天の天気予報を信じて決行だ!
楽しい一日になります様に…

3/26(土)日帰りスノーシュー  /

待ち合わせは24時間営業の西友Pで、早朝4:30集合だ。真っ暗なR19を今回は僕の車で只管走る
車は少なく快調に距離を稼ぎながら、明るくなりかけた頃には中津を過ぎて妻籠への入口に
差し掛かっていた。
えっ!!! なんと雪が舞っている!それに山の木々は真っ白に雪化粧だ。
道路は大丈夫かな?  これから先の道路状況に少々不安を抱きながら先を急ぐ。
途中の道路情報でこの先で事故の情報もあり更にいや〜な思いが頭を巡る。

案の定R19を離れ、堺峠を越して野麦方面へ向かう県道に入ると…真っ白だ
一気に緊張運転になるが、まだ登りのうちは気が楽だ
     
木曽に向かうR19号 梓湖 路(交差点〜)
     
それでも何とかスタットレスの威力を発揮して沢渡の駐車場には
予定通り7:30をちょっと過ぎただけで到着だ。
真っ白!新雪だ  それに車が一台もいない。もしかしたら新雪パウダーを独り占めかぁ?
そんな前向きな期待で一杯だ、でも天気の回復がすこ〜し不安だなぁ
予約しておいたタクシーに乗り込み、釜トンネルには8:00到着。
早々に身支度をして真っ暗なトンネルを歩き始める

やはり新雪独り占めだぁ!足跡は無い、それにしても深い雪だ、昨日一晩で30pは積ったようだ
スノーシューに履き替えて気持ち良くラッセル開始だ
パウダーで意外に軽く、足は自然に前に出る。スノーシューデビューの二人も楽しげだ。
     
釜トンネル出口 白樺が綺麗だ パチッ!
     
途中、一泊で霞沢岳を目指すと云う男女4人のグループに抜かれるが、
大正池手前で彼ら
の足跡は右の登山道に
向けて別れて行った。また、新雪をラッセル開始だ。程なく大正池が現れトイレ休憩とする。

休憩中にツボ足で歩く男性二人連れに抜かれ、ラッセルを任せる。
H氏もN氏も初めてなのに軽快に歩く。なかなか体力あるなぁ、この分なら帰りは田代池経由でも
行けるかな?と少々時間を心配していたのだがそんな心配は無用な様だ。
  
     
途中、カモシカと睨めっこだ
なかなか負けん気が強く逃げない
結局こっちの負けで歩き始めると
カモシカも立ち去って行った

心が洗われるような
静寂の雪の中を
自分の息づかいだけを
耳にしながら
前を見て…
ひたすら歩く
 
雪の大正池 カモシカ
     
シーズン中は賑やかな
帝国ホテルも
雪の山に覆われて

静かだ

それでも存在感はしっかりだ
どしっと構えて
神々しい
 
静寂の帝国ホテル 清流梓川と河童橋
     
帝国ホテルから林道に戻り15分程でバスターミナルが見えてきた。
ここからは梓川沿いに出て、川の畔を河童橋に向かう、晴れれば焼岳も穂高も明神岳も見えるのに…
残念だ、でも風が無いだけ温かく助かる。河童橋で一応写真を撮り昼休憩とする。

ところが休憩中は意外に風も強くなっていて凍えていたが、休憩を終えると陽も射し始め
微妙に明神や反対の焼岳が見えた。
新雪の梓川の対岸を気持ちも軽くなり楽しく歩き始める。走ったり…大人のはしゃぎだ!

気持ちいい…
     
 
     
     
深い雪も昼を過ぎると少し重くなりラッセルが結構重くなる。足を引きずる様にして、なるべく足跡を
大きく深く残すように歩くと結構キツイ。
それでも周りの景色を楽しみながら走ったり、立ち止まったり、周りには誰もいない、我々だけだ

やがてウエストン碑に到着し、講釈をフムフムと頭で読んだ後、田代池に向けて再度歩く
田代池に向かう道には今日の足跡が付いており誰かが我々と反対のルートでここまで来て引き返した様だ
お陰で迷う事無く田代池に到着できた。
雪に覆われた田代池は夏とは違う趣があり好きだなぁ
何時かテント泊で朝の田代池を訪れたい…と心で思う

ここからは頭に当たりそうな木の枝の垂れ下がった遊歩道を大正池に向けて歩き
大正池の木道は柵が雪で覆われており積った雪の天を歩いたのだが、意外に落ちそうで怖かった。
大正池ホテルからは朝来た林道を戻るのだが、ここからの1時間が雪も重く結構キツカッタなぁ
二人の表情も少々疲れ気味でした。
     
ウエストン碑 田代池 雪に埋もれた木道
     
昨年一月に訪れた時と違い雪が深く明神池迄は行け無かったけれど
新雪体験でとても楽しい雪のハイキングとなりました。
スノーシューデビューのお二人も少々疲れた様ですが
なかなか経験できないパウダースノーの体験が出来良かったのかな?
また行きましょう、誘ってください。

今度はテント泊で、静寂の…キーンと凍てつく様な上高地の夜を
楽しみたいなぁ
と心に思うのでした。
帰りは迎えのタクシーに乗り込み温泉で冷えた体を温めて
岐路に着きました。タクシーの運転手は昨年の乗鞍の熊事件に
偶然居合わせたそうで怖い体験談を話され、印象深い方でした。
今度も名指しするのでよろしくです。
  
途中で現れた霞沢岳
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