山の主将のH氏に教えて貰った乾徳山、誘われた時何か用事があり一緒に行けず、 ずっと心に引っ掛っていた山だ。 富士山の展望が良く、結構な岩場もあり変化に富んだ登山道らしく 日帰りにしては遠方で移動距離も期待の方が大きく苦にならない山だ 行きたくていきたくて 当初は単独で前夜泊の予定だったが、会のメンバーの一番の若手K君が 一緒に行ってくれることになり日帰り山行となった。 富士山の眺望に期待の大きいい山だ。 |
12/11(日) ピーカンの
朝、4時に待ち合わせ…と言う事は3時起きで準備をしてのお出かけだ。 朝、早いなぁ!それでも目覚ましのリリッ!の最初の鳴でサッと起き準備をして4時にK君の家へ、 K君のジムニーに乗せて貰い 高速を瑞浪からひたすら北上する。空が少~し薄あかるくなって来た頃に諏訪に着き朝飯とする。 若いK君は味噌ラーメンかよ!美味しそうにススっている。自分は蕎麦で体が温まった所で 雲の掛かった八ヶ岳を左に見ながら雲一つ無い富士山を真正面に見て、甲府昭和で高速を降り、 一路乾徳山登山口のある徳和へ車を走らせる 乾徳山公園Pに止めるつもりだったが見過ごして通り過ぎ、結局乾徳山神社の先にあるPに 到着したのは予定より30分遅れの7:30だ。早々に準備をして出発! つい最近雪が降ったのか周りが白く眩しい。 |
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徳和入口から見上げる | 駐車場 | 登山口 | 雪道? | 陽射しを浴びて | |||||
駐車場から林道を歩くと直ぐに登山道が現れる ここからそこそこの急坂をグングン登る 岩の多い登山道だ ヒノキ林から雑木林になり、また檜樹林になったりと 変化の多い樹林帯だが、登山道は大岩混じりの 九十九折で結構汗が滲み出る。 早々に体温調節で上着のジャケットを脱ぐが それでも汗は収まらず半袖になりたい位だったが 周りの雪景色を見て思い留まる。 |
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グングン登る | 錦晶水 | 更に行き深く | |||||||
開放的な国師ヶ原 | 草原を登る | 国見岩だ | |||||||
振り返るとカラマツ樹林帯の隙間から富士山がチラチラ見える様になると雪に囲まれた錦晶水、水場に着く ちょろちょろと流れる水をコップに受け喉を潤すが冷たくて味は? ここからは平坦な登山道となり10分も歩けば開放的な国師ヶ原の分岐に着く。 左は乾徳山からの迂回下山道、右は大平牧場へ通ずる林道で、真っ直ぐ月見岩に向けて登れば 草原が目の前に大きく広がり凄く開放的な登山道となる。 振り向けば『おおぉ~』壮観な姿でカッコいい富士山が後押ししてくれていて思わず足取りも軽くなる 程なく月見岩だ。二張りのテントがあり、ここでの夜は素晴らしい景色が拝めるだろうな? 富士山、南アルプス、甲府方面の夜景、と今度は一泊での期待に胸が逸る。 やがて扇平を過ぎるが、ここからは大岩の転がった登山道となり時々一枚岩の鎖場もある。 富士山を見つつ、梯子を下り、両手両足で登りのアップダウンを繰り返すと 天狗岩の鎖場だ。クライミング気分で慎重に登ると頂上だ。 振り返れば富士の御山のカッコいい事!手に取る距離でくっきりと拝める |
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天狗岩を 登り詰める |
金峰山 五丈石 甲武信方面 |
北岳~ 鳳凰方面 |
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暫しロケーションに見とれて時間を忘れ2人で富士山とじゃれ合う様に写真を撮り捲る。 今日は天気に恵まれて最高の気分だ。後ろ髪を引かれる思いでの下山開始は、11:15分 鎖場は何組かのパーティが登って来るので迂回路を利用して下る 来た道を登山者と擦れ違いながら下ればあっという間に月見岩に到着だ 朝のテントは撤収されていた 此処からの帰路は道満尾根にとり、陽の当たる雑木林の尾根道をルンルンで歩く やがて結構な急斜面に吸い込まれるように下山すると左手に大平高原と山荘が見えて来るが この辺りから林道に出くわす。 ショートカットの登山道を少し下れば山荘との分岐、ここを道満山目指して更に下る。 此処からの道がえらいこっちゃで、これでもかぁ~っ、と落ち葉がふわふわの中 下の道が解けてつるんツルン、落ち葉で見えないし…おまけにかなり急斜面だ 何度も滑りそうになりながらどうにかこうにか道満山に辿り着く。 いい加減飽きて来た下山道だが、地図を確認すると、ここからまだまだ距離がある まっ!頑張るべ!とK君としゃべくりまくりながら下る事1時間、 やっとの思いで徳和の集落に到着する。林道に出るのだが鹿除けのごっついフェンスを自分で開けて また閉めて…、害が深刻な様子が伺える |
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ルンルンで下山、大平高原が見えて来る | 道満山までは落ち葉で滑りまくり、鹿になった我ら? | ||||||||
家から距離もあり遠い山だが行く価値は充分あった。K君も自分も かなり満足度の高い山で、雲一つ無いピーカンなうえに、 たまたま降った雪も更にロケーションを引き立ててくれて、 いやぁ、満足、大満足! 帰りには徳和の『はなかげの湯』で汗を流し帰路に就きました 次回は花の季節にテント背負ってきたいなぁ、そう思うのです 大好きな山になりました。 |
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はなかげの湯から 乾徳山を望む |
帰りの高速から 八ヶ岳を望む |
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