富士見台2011.10/29

今年の紅葉は、彩つくのが少し早くて色も今一なのかな？妙高、赤兎に次いで第三弾！昨年当山岳会のNさんが素晴らしい紅葉の色を紹介して下さった。それを求めての今週の計画だが、少し遅いかな？それならば、紅葉の名残を求めて…と出かけて見た。この時期１０時を過ぎると雲が上昇しアルプスに雲が架かるので早めの頂上を目指し朝5：00に出発、トラックの活動する国道を只管北上し馬篭の分岐で右に折れ富士見台に向かう。今日は土曜日、恵那山登山道付近には車が既にはみ出んばかりに駐車されており大人気だ。萬岳荘は営業中の看板はあるが管理人の姿は無く車も居ない。早々に準備をして頂上を目指す。此処からは軽いハイキングだ。それでも山をなめちゃいけない！と思い非常用の道具だけは背負って出かけるが、めちゃ軽い！陽射しを浴びる高原全体を覆い尽くす笹が眩しく光輝く中１キロの登山道を３０分で写真を撮りながらゆっくり登り独り占め頂上に到着だ。三脚を立て、オリンパスのデジタル一眼レフで撮りまくるこのカメラはパノラマ撮影が出来てお気に入りの逸品だ。すこーし霞が架かり遠くははっきりしないがそれでも御岳から北の方角は綺麗に見える。雲一つない大空がとても優しく迎えてくれる。こんな空の下が大好きだ。頂上からの大パノラマ


遠く左から御岳～乗鞍～穂高～槍ヶ岳、右に中央アルプス、手前中央右に南木曽岳


中央アルプス


南アルプスと雲海


南アルプス一望


１時間ほど写真を撮り景色を堪能して下山にかかる、やはり紅葉は遅かったかな？１０月の中旬から末にかけてがよいと思うが、満開の桜を見るより紅葉のタイミングの方が難しいらしく、なかなか感動の刻には出会えないなぁ。下山は神坂山の頂上分岐まで笹の光を浴びながらゆっくり下り、萬岳荘への帰路を辿った。萬岳荘から園原方面に紅葉求めて車で移動してみるがロープウエーで登って来た人達が大勢歩いていて大人気の週末だった。きっとこの山は冬にまた来るかもな？と、山に無事をお願いしながら下界へ車を走らせた。