11/06 | 自宅 | 瑞浪 お迎え |
乙女渓谷キャンプ場 登山口P |
夫婦滝 | カモシカ 渡り |
三の谷 分岐 |
兜岩 | 小秀山 頂上 |
|||||||
(着) | 08:30 | 10:06 | 11:19 | 12:38 | 13:01 | 13:38 | 14:43 | ||||||||
(発) | 08:00 | 10:20 | 11:25 | 13:45 |
翌日7:58 | ||||||||||
兜岩 | 三の谷 分岐 |
乙女渓谷キャンプ場 登山口P |
自宅 | 登り 山頂迄 |
下り P迄 |
標高差 |
|||||||||
(着) | 08:50 | 09:04 | 11:14 | 14:00 | 4:23(4:08) | 3:12(3:00) | 7:35(7:08) | ||||||||
(発) | 11:25 | 内休:0:15 | 内休:0:10 | 1087m |
10月の会の定例でKさんから『小秀山に新しく避難小屋が建ったよ。泊りで行きませんか?』 との報告があった。行ってみたいなぁ…と思っていたが、なかなか行動に移せず、出来ればもう一つ 3000m級のアルプスに登りたい気持ちが先にあった。 しかし11/1に冷え込み、山には雪が降った様で、この時点で単独アルプスは諦め、近くの低山で 出来れば一泊と探していたところこの小屋の話を思い出し計画を立てて行く事とする。 会のK君が同行してくれるという事で心強い!。ちょうど鶏チャンのこざとの近くという事もあり 宴会の準備をしての山行計画となった。 目的は山登り?いいえ…小屋で、満天の星をおつまみに鶏チャンで宴を楽しむ事なんです。 と、云う事で思いのほかザックは重くなり、結構厳しい登りとなりました。 三日前に単独で登ったK君の情報を頂き、山には雪がある、という事と、小屋は人気で 早く行って部屋を確保した方が良いよ…という事で少し早目着の計画を練り直し、決行だぁ。 |
11/06(土)
満車の駐車場 | 水飛沫と陽射しを たどって |
彩づく沢 | ねじれ滝 | 和合の滝 | 沢沿いの 避難小屋 |
朝は頂上に3時到着を目指して8:00に多治見出発だ。瑞浪で同会のヤング(30歳)K君を拾い 二人で乙女渓谷を目指した。途中酒の量の話になり、ビール500ml4本、焼酎500mlでは 足らないという事で途中の酒屋でワインを買う事にして寄ってみると、K君の大好きだと云う 北海道でしか買えない?ニッカ アップルワインがあり無条件にゲットして 宴のおつまみにと昨日予約しておいた『こざとの鶏チャン』を買って登山口に到着だ。 時間が遅いせいもありPには10台くらいの車で満車状態!大阪ナンバーも目に留まる。 仕方なく少し離れた所に駐車して出発だ。 天気は上々で雲もなく陽射しは暑い!歩きだして直ぐに汗を拭い半袖になる。 乙女渓谷キャンプ場からは整備された木の歩道が渓流の脇に続き、乙女の淵〜屏風岩、 ねじれ滝〜和合の滝、と水量の多い沢沿いに風をたどって紅葉のトンネルを心地よく 歩く。途中避難小屋を過ぎ『烏帽子岩』を頭の上に眺め、 やがてこの沢の最大の滝、落差80mの『夫婦滝』に辿りつく。夫婦ではあるけれど 仲が悪いのか男滝しか見えず女滝はひと尾根越した所にあるらしい。 少し休憩して落差80mを高巻く登山道に入るが、今までの整備されたハイキングコースとは 打って変わってガレ石の厳しい、それも急登の道となり汗が一気に噴き出る。 この高巻きは意外にキツイ!ビールと焼酎と鶏チャンが肩に食い込む!宴の為だ!! がんばれ! 男滝の流れ込みまで高巻くと、小滝、孫滝(最終水場)へと沢沿いの登山道は続き、此処からは 針葉樹林と雑木林の登山道となり紅葉も此処までだ |
|||||
綺麗ですね | 烏帽子岩を遠巻きに | 夫婦滝(男滝、落差80m) | |||
孫滝では大阪から来たという若者二人連れと会話し泊りである事を 確認し先に追い越し、夜の水を確保して急登を登れば、 第一展望、第二展望、第三展望と続くが、 いずれも通り過ぎてしまい展望も頂上での展望が待っているので、 わざわざ休憩してみるほどの事も無いようだ。 やがて岩場の『カモシカ渡り』に辿りつく 此処は岩場をほぼ垂直に登る所で楽しんで登りたい。 |
|||||
小滝 | (最終水場)孫滝 | ||||
両手両足で攀じ登りフラットな稜線で東方面を覗けば、小秀山登山道のピラミッドピーク(兜岩)が 全景を現わす…まだまだ遠いなぁ と思いきや直ぐに兜岩からの稜線に出て三の谷からの合流(分岐に)出会う。 少しエネルギーを補給していると、箕の傘を被った男の方が『あんたら大阪の人か?』 と話しかけられる。先ほど追い越した二人は車のナンバーから有名人になっているようだ。 分岐から兜岩は直ぐで少し写真を楽しむが白山、笠ヶ岳方面は少し雲が被りはっきりしない 早々に頂上に向けて出発する。 |
|||||
カモシカ渡りを攀じ登る | 小秀山参道ピラミッドピーク | 三の谷との分岐 | |||
そろそろ雪化粧? | 目指せ兜岩 | 慎重に! | 御嶽山が… | 前山との分岐 | 小秀平を行く |
兜岩からは尾根伝いに小秀平を北に向けて歩く感じだ。 笹の草原は心地よく風も流れる。第一高原〜 前山、唐塩山縦走路〜 第二、第三と高原をかっ歩し、新しく景色に仲間入りした頂上の 避難小屋を目指す。大きな立派な避難小屋だ。頂上から40歩手前に 建てられて居ると、先日行った会のメンバーの情報だったがその通りで 頂上の直ぐ手前だった。 |
|||||
避難小屋 | 頂上 | ||||
頂上、小屋はとりあえず独り占めで誰も居ない。 一番広い奥の間を占拠して、後から来る大阪の二人を迎えて、様子で 一緒に宴会でもやるかぁ〜と配置を考えて準備し、頂上へ向かった。 頂上からは御嶽山が目の前で、雄大に存在を誇示している。 360度の山々には少し雲がかかるが遠く八ヶ岳、中央アルプス 恵那山、白山、笠ヶ岳などしっかりだ。 暫し頂上で写真を撮り、ビールで乾杯した後小屋に戻り早目の寝床の 準備を終えてボーっと過ごす。 窓からは御嶽山、白山が良く見える。 する事もなく4時になった頃から宴を始めると、大阪の二人の到着だ。 |
|||||
窓からの御嶽山 | |||||
何時しか4人での宴は、其々の飲み物、つまみが交差し大宴会となった 。一緒に来たK君は30歳、 大阪のS君は32歳、T君は33歳だと云う。若者に交じり山の話やら旅行の話やら尽きないまま 勢いで、頂上まで行き満天の星空を記憶に焼きつけ、 シュラフに潜り込んだのは10時近かったろうか?朝まで夢心地で2000mの空を飛んでいました。 |
|||||
朝焼けに目を覚まし少し風のある中頂上で写真を撮り 珈琲とパンで朝食を摂り、大阪の二人より少し早く 下山を開始したのは丁度8時だった。 堅く氷った登山道は歩きやすくスイスイだ。 霜柱を踏みしめる音も心地よく聞こえる。 登った道をそのまま下山しP到着は11時を少し 回った頃だった |
|||||
始まりは軽いノリで | 何時しか深まる酔い酔い | ||||
下山途中、流石、日曜日だけあって2〜4人のグループ、8組に出会った。 皆日帰りらしく軽装だった。 帰りの登山道で目に映る紅葉は、枯れ行く老いを最後の陽射しを浴びて、これでもか!とばかりに 鮮やかさをかもしだしているかのようだ。 綺麗だ |
|||||
ホームに戻る 山の風に誘われて 目次に戻る |