10/16 | 自宅 | /17 | 美濃戸 登山口P |
行者小屋 | 地蔵の頭 地蔵尾根 |
赤岳 展望荘 |
赤岳 頂上 |
文三郎道 分岐 |
中岳 頂上 |
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(着) | 22:40 | 7:30 | 8:10 | 8:45 | 9:14 | 10:19 | 10:40 | ||||||||
(発) | 20:00 | 翌朝5:35 | 7:40 | 10:00 | 11:00 | ||||||||||
中岳の コル |
行者小屋 | 美濃戸 登山口P |
自宅 | 登り 赤岳山頂迄 |
縦走(赤岳 〜中岳迄) |
下り 中岳〜P迄 |
全山行時間 標高差 |
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(着) | 11:08 | 11:37 | 13:23 | 16:20 | 3:50(3:40) | 0:40(0:40) | 1:25(0:55) | 7:50(6:50) | |||||||
(発) | 12:07 | 13:51 | 内休:0:10 | 内休:0:00 | 内休:0:30 | 1079m |
どうしようか迷う程忙しい今週の週末、意を決して初めて踏み入れる八ヶ岳、赤岳に挑戦する事にした 火曜〜水曜は京都へ、金曜〜土曜は北陸へ、更に帰りは上越経由で高森へ…かなりハードだ。 仕事で家に帰ったのは7時位だったろうか? そこそこに準備をして今通ってきた高速を諏訪方面に向けて走り出したのは一時間後の8時だった。 それでも意外に元気で眠気もなく諏訪南インターから登山口の美濃戸、やまのこ村山荘に向けて初めての道を 軽快に走る。真っ暗な道は、昼間ならさぞ景色が良いだろうと思わせるような別荘、ペンションの看板が 連なる山の裾野という感じで早々に美濃戸口へ到着。此処からはダートの林道で ほどなく美濃戸の山のこ村山荘の駐車場に到着だ。 寝床を作り準備の出来た処で、ビールで恒例の独り宴会の始まりだ 到着が遅かったせいもあり、お酒は程々で知らない間に深い眠りに就いていた。 雲が出て月も星も見えない夜だった。 |
10/17(日) 前夜泊 日帰り
朝は頂上に9時到着を目指して4:30起床だ。少々眠いがなんとか目が覚めた。 昨日から同じ山岳会のメンバーが夏沢鉱泉から横岳を経て今日の9時に赤岳山頂の計画で縦走予定だ 出来れば頂上で『熱い抱擁??』が出来ればなぁ、と山頂9時を目標に出発だ。 駐車場には深夜の内に到着したのか結構車の数が増えており思い思いに準備を始めた頃だった 早々に駐車代金の請求に山荘の方が現れ1000円の料金を納めて出発だ。 (帰りに解ったのだがインターネットで半額割引券がゲット出来るようだ) |
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目覚めた頃のやまのこ村山荘 | 登山道分岐 | 南沢ガレから見える阿弥陀岳? |
出発は5:30、なんとか頂上9時は間に合うかな? 何時もそうだが初めての登山道は案内が無いと不安で仕方がないが、此処は明確な道しるべがあり 迷うことなく南沢コースを行者小屋に向けて目指す 暫く歩くと水量の多い沢伝いの道からジグザグに山裾を登る林道となる。 途中小さな男の子連れの親子を追い抜いたが聞いてみると七歳だと云う。蝶ヶ岳も登ったよ、 とテンション高く話してくれた。凄いなぁと感心し、そんな親子が羨ましかった。 別れてぐんぐん登ると横岳が目の前に見えるガレの南沢に出る。此処からは平坦な枯れ沢に沿って 苔むした地の上をコメツガ?やらダケカンバのトンネルを潜りながら歩き、程なく行者小屋に到着だ。 小屋からは目の前に横岳の連なりが広がり左には硫黄岳がしっかり見える。 右には目指す赤岳、頭だけ見える阿弥陀岳などが連なる。 少し休んで早々に歩きだすと今までとは変わってハイキング気分から一気に岩場の急登が始まる。 風も出てきて少し寒いが背後に見え始める北アルプスが応援してくれるので頑張れる。 綺麗なロケーションで素晴らしい。 |
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南沢から見る硫黄岳 | 行者小屋と赤岩の頭〜硫黄岳 | 北アルプス穂高方面 |
連続する岩登りと梯子、鎖 | 地蔵の頭 | 赤岳を望む |
結構厳しい岩稜を登りきると地蔵の頭だ。360度のロケーションが御褒美だ 三脚を立てて写真を納め時間を確かめると8時半だ。タイミングさえ合えばこの辺りから 逢えてもいい筈だが気配が無いので赤岳山頂を目指す。風が冷たい。 赤岳展望荘を過ぎ頂上への岩場を一気に登り詰めると頂上山荘に着きその先に赤岳神社の祀られた 赤岳山頂が見える。頂上到着は9:14だ。 赤岳頂上 さてどちらが早いのかな? 頂上でゆっくり写真を撮り何組かのグループが先行するのを見届けながらK君を待つ事1時間… もしかしたら既に行ってしまっていたのかな? 待っているとヘリコプターが何度も旋回している。事故?そんな声が聞こえてくるが詳細は分からない 県界尾根と真教寺尾根の辺りの紅葉がかろうじて見応えあるが今年は全般に彩が良くないらしい 頂上からのロケーションは雲が多いがそれでも其々の山の頭は確認できる 先ずは富士山、秩父の山々、多分あれが浅間山だろう。更に北アルプスは白馬方面から穂高、乗鞍 中央アルプス木曽駒ケ岳、南は甲斐駒〜北岳、鳳凰三山と贅沢な眺めだ 満喫した処でとりあえず文三郎道の分岐まで下る事とし下山を開始する。 |
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富士山 | 蓼科山、遠くに北アルプス | 権現岳〜編笠山、 遠くに北岳〜甲斐駒〜仙丈岳 |
旋回するヘリコプター | 紅葉 (左が県界尾根、右は真教寺尾根) |
文三郎道分岐 |
下り始めはかなり急峻な岩場で鎖が続くが、過ぎてしまえば前方の阿弥陀岳が落ち着いて見られる。 ジグザグに砂利の滑り易い登山道を下ると分岐が現れる。振り返り赤岳からの登山道を目を凝らして 見るが二人の姿の気配はない。 この下山途中で登って来る朝の親子に出会い又おしゃべりだ。どんどんテンションが上がって来たようで 今にも走りそうな勢いだ。でもこの小さな体でこれからの急峻な岩場は少し怖いかな? と思い『無事に』と心で呟いて別れた。 分岐でどうしようか悩むが阿弥陀岳は無しでも中岳まで行く事とし、文三郎道を後にして中岳へ登り返す。 独り占めだ。 |
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中岳から望む 左から阿弥陀岳〜手前左箕冠山、奥に天狗山、更に奥に蓼科山、手前に戻って硫黄岳〜横岳(奥ノ院)〜三又峰〜赤岳 |
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中岳で20分位過ごし出会いの抱擁?を諦めて下山開始だ。阿弥陀岳はまた今度、と別れを告げ 中岳のコルから中岳道を下りハイマツとダケカンバの木立を過ぎれば文三郎道と合流し 枯れ沢を下れば行者小屋に到着だ。 大勢の人たちが休憩中だった。おいらも程良く昼なので昼食をとり少し休憩して 朝来た道を只管下り駐車場に到着、無事下山した。 途中南沢を挟んだ南の山壁の紅葉が妙に綺麗に目に映った。 |
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中岳頂上 | 中岳道のダケカンバ | 文三郎道との合流 |
見えてきた行者小屋 | 目に優しい癒しの紅葉 | 落ち葉の絨毯 |
駐車場からは夜走った道を只管戻り中央道、諏訪南インターから1000円の恩恵を受けて 帰ってきました。 天気は快晴とまでは行かないまでにしても360度のパノラマが満喫出来て 楽しい山行になりました。ちょっとハードでしたが、来てよかった。 そう思うのです。 結局会のK君は赤岳頂上が遅くなり11時という事ではるかにおいらの方が先行していた様です。 なぁンだ。…でした。 |
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