白草山(1641m)〜箱岩山(1592m
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2010.9/29(水)日帰り(午前)  単独   

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9/29 自宅   黒谷林道
登山口P
  黒谷橋
登山口
  稜線   箱岩山
分岐
白草山
頂上
箱岩山
頂上
(着) 6:48 7:35 8:10 8:44 8:59 10:47
(発) 5:00 7:00 10:22 10:55
黒谷林道
登山口P
  自宅     登り
白草山迄
 
  縦走(白草山
〜箱岩山迄)
  下り
箱岩山〜P迄
  全山行時間
標高差
(着) 12:15 15:30 2:00(1:45)   0:25(0:15)   1:20   5:15
(発) 12:25 内休:0:15   内休:0:10     680m

昨日思い立って準備を始めたのは静岡の出張から帰ってきてからだ。
雨が続いた二日間から、打って変わって快晴の秋晴れ予報を聞いて出かける決心をした。

加子母の『こざと』に借金があり早く返さなきゃ…という事もあり
前々から気になっていた近くてロケーションの良い山、白草山に決定する。
御嶽山の眺望が素晴らしいと云う前評判を何度も聞いた事がある山だ。
朝4時半に目覚ましを合わせ
御嶽山の夢を見ながら眠りに就いたのは夜の11時を回った頃だった。

9/29(水) 日帰り  秋晴れ

黒谷林道入口 黒谷に架かる橋(登山口) 白昼の月だ
     
朝4時半にきっかり目が覚め、お湯を沸かしてポットに詰め準備していたザックを背負って
いざ! 出発だ。19号線を恵那まで走ると周りはすっかり明るくなり徐々に車も多くなる
国道から離れ付知への近道をとり木曽川を渡り国道257号線にでて快適に加子母へ向かう
左に二つ森山が見えるが結構霧が立ち込めている

舞台峠を右折して山沿いの林道をひたすら走り、黒岩林道入口には7時前に到着した。
家から98qだ。路側に設けられた駐車場には車は一台もない。頂上を独り占めできるかな?
早々に靴を履き替え、いざ出発だ。空を見上げれば快晴、本当に秋晴れで気持ちが良い出足となる

寺田小屋山への分岐の林道入口のゲートを超え歩き始めると、テントのような?変なテントが
道横に張ってある『なんじゃこりゃ』
やがて黒谷を渡る登山道入り口の橋に辿りつき、此処からはジグザグの岩場のある整備された
登山道となる。少し風が冷たく木枯し?の気配だ。秋から冬は直ぐそこか?

真っ青な空に白昼の月が綺麗だった。ずっと付き合ってくれている
快適に高度をジグザグに上げていくと笹が多くなりやがて陽射しを浴びた稜線らしき広く開けた
登山道へと変わる。意外に斜度もなく楽な道だ。

時折西に白山が見え、眼下には国道沿いに竹原地区の集落が広がっている
どんどん進むと笹の広がる光景の中心に目指す白草山が姿を現す。山と云うより丘のような…

平坦な登山道は雑木林となり箱岩山との分岐がある。箱岩山は後にして真っすぐ進むと

おぉ!素晴らしい!
突然現れる大きな雄姿、御嶽山が目の前に広がる。
荒々しい赤褐色の地獄谷をぱっくり開けた御嶽山だ。笹の上に浮いている様な…見応えあるなぁ

一面のチシマササの草原を陽射しに誘われて行けば頂上はすぐだ。

銀色に輝くチシマササ 御嶽山の雄姿 白草山の頂上
     
頂上からのロケーションは素晴らしく
目の前に御嶽山、その左に乗鞍岳、更に北アルプス穂高かな?尖った槍ヶ岳も
小槍が確認できるほどしっかり見える。その左に笠ヶ岳、その左には
黒部五郎岳〜薬師岳〜太郎平辺りも…  この時期に此処までの御褒美を貰えるとは…
最高です。それも独り占めだ。

更に西を見渡せば遥か南から東まで続く稜線がまるで水墨画を見るように広がっているではないか
西から、白山連峰、ひょこんと荒島岳、南に伊吹山、更に東に恵那山と連なる。
あの辺りは二つ森山?笠置山?と東濃地区の山の連なりだ

眼下には加子母方面も広がる

写真を撮りロケーションを満喫して、まだ10時前だがお腹が減ったので、背負ってきたカレーで
お腹を満たし、気分もお腹も一杯になった処で反対の箱岩山へ向かう。

向かう途中で下呂から来てこの山を桃源郷としている男性に会い、色々お話して
此処に咲く花を教えて頂いた。アズマシャクナゲとゴヨウツツジだ
咲く春先にまた来たくなるようなお話でした。
     
左から雲の平方面〜笠ヶ岳〜槍ヶ岳〜乗鞍岳〜御嶽山   
     
地獄谷を見せる御嶽山(剣ヶ峰) 眼下の加子母集落  教えてもらつたゴヨウツツジ
     
箱岩山頂上 白山連峰 貴重な一枚、囀る野鳥
     
さっき通った分岐を箱岩山に向けて登り返す、がすぐそこだ。灌木帯のトンネルをくぐると頂上に着く
ロケーションは白山から恵那山方面のみで北方面は見えない。
少し写真を撮り早々に下山を開始する。
天気も良く野鳥たちが元気に囀っているが、なかなか姿を拝めない。
来た道を秋の気配を感じながら、なんとか鳥の姿を写真に収めようとゆっくりカメラを構えながら下山。
結局一枚しか撮れなかったが貴重な最初の野鳥の写真だ。

下山では二人の登山者に出会い挨拶を交わしただけで
平日の今日はまだまだ少ないのかな?紅葉も未だだしな。

そんなこんなで下山し鶏チャンをゲットして3時には家に到着でした

今日もとても楽しい気分爽快な山登りが出来ました。

今度は冬にも良いかも…   


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