鳩吹山 (314m)  ホームに戻る
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2009.1/14(水)  2名   

1/14 多治見P   大脇登山口P   鳩吹山頂上   木曾川沿い休憩ポイント 一休さん
(着) 8:44 9:31 11:00 12:11
(発) 8:00 8:44 9:34 12:00 12:11
西山頂上   西山休憩東屋   鳩吹山東屋   大脇登山口P   多治見P
(着) 12:28 12:40 13:22  14:04 14:45
(発) 12:28 12:40 13:30  14:10

有り難い事に主将H氏より誘って貰い、かねてから気になっていた近くて遠い鳩吹山に登る機会が訪れた。

登山口は、大脇、真禅寺、西山、石原、カタクリ口の5カ所で、
うち西山、石原にはトイレ、駐車場がないので注意が必要です。

山頂までは約1時間で登れる気軽な登山が魅力で、市内外から大勢の登山客が訪れます。

植物観察やバードウオッチングを楽しみながら、頂上に達すると、眼下に木曽川や濃尾平野、
はるか遠くには白山や日本アルプスの山々の一大パノラマが広がります。
 
ふもとでは地元のボランティア団体などの地道な育成活動もあって3月下旬から4月の上旬にかけ、
鳩吹山北麓(ろく)に広がる可児川下流域自然公園内に「森の妖精」と呼ばれる
カタクリの群生地が広がり、必見です。
約10万株のかれんなカタクリの花が鳩吹山北斜面を薄紫色に染め上げるが、
日中と晴天時しか開花しないと聞きます。


同じく同市東帷子の薬王寺境内のため池などでも
3月中旬からショウジョウバカマや、ギンリョウソウ(4月末)、ヒメコウホネ(6月)など
貴重な植物が観賞でき、足を伸ばしても楽しい所です。

散策後には、同市土田で最近オープンした日本最大級の岩盤スパと、
飛騨木曽川国定公園の絶景を堪能できる「湯の華アイランド」で疲れを癒やすのも良いです。

1月14日(水)

いつもの様に多治見Pにゆっくり8時に待ち合わせ、農免道路を経て名鉄可児川駅の踏切を横切り社会保険病院
の前を通って旧土田城址のP(土田公民館裏)に車を止めてどんな山か?期待に胸を躍らせながら歩き始めた。

R41の下をトンネルで横切ると意外に綺麗な沢が流れておりその脇を歩き山道を目指す。直ぐに沢から右に
山道を登り始めるが階段状の登りだ。
登り始めて最初の分岐はパノラマコースか小天神経由コースで、通常は右にコースを取るが今回は岩場希望の
僕に気を使って貰いパノラマコースへと左に向かう。
直ぐに岩場が現れそれなりに、鎖場あり、急登ありで
里山の低山ながらなんだかとても険しい高い山に来てしまったような錯覚に陥りました。
朝の冷え込みで所々凍っており意外に緊張の連続で楽しい登り始めでした。H氏は気を使ってくれて
先導を譲ってくれています。しかしなかなかの山です。
     
土田城址入り口のP 大脇登山口 登山口からの登り パノラマコース分岐   パノラマ岩登り 岩壁だぁ〜 
           
後ろで気を使ってくれるH氏 先日降ったなごり雪 鎖場だぁ
         
途中眼下にミニカーが走るR41号と土田城址が見えます。

稜線に出ると岩場の緊張が一挙に解け、稜線漫歩となります。ここでは
真善寺登山口からのルートと合流し立ち入り禁止のロープ伝いに頂上を
目指しますが頂上手前に大きな展望の良い吾妻やが備えられていました。
澄んでいれば恵那山〜笠置山が見えるとの事ですが今日は残念です。

東屋では大勢の人が休憩しており、人気度が伺えます。早々に頂上を
目指せば直ぐに大きな鉄塔がありそこを横切ればケルン?のある頂上です

頂上からのパノラマは360度で遠く大日岳方面?や御嶽山が見えました
美濃加茂の街が一望です。
R41号線が見えます。
           
真善寺登山道合流 鉄塔と東屋   見上げる鉄塔 雪の残る頂上 
           
御嶽山 白山方面 木曾川と可児、美濃加茂
           
山頂で、冷えた身体にホットオレンジを注ぎ込み温めて写真を取った後、早々にH氏の先導で木曾川沿いの
岩場ルート経由で西山に向かった。途中の絶景ポイントで昼飯としよう…と云うプランだ。
北斜面で10時を過ぎる頃なのに日陰で、気温は低く岩が凍りついていて結構シビアな下りだ。途中木曾川の
見える所を最後に薄暗い谷間へ下って行く。谷までは途中から枯れた沢伝いとなるが、水を湛えた
西山方面からの沢が合流する所からは沢歩きとなる。
           
右は岩場?の危険な下り 左ルート手前から見下ろす木曾川 西山からの沢、この左岸を登る
           
沢の左岸を岩場伝いの登りとなり、途中からかなりの急登で、凍てついた
岩は滑って結構…と云うか、かなり慎重に登る。沢の音も遠ざかり余裕の
無い手足を休めて右を向けばかなり反り立った場所に自分が居る事に
気づく。滑落すれば木曾川まで真っ逆さまだろう。…怖い!

それでも何とか景色をカメラに収めながら、休憩ポイントを探しながら
登り、岩場に松の木が這うように立っている絶好の場所をH氏が見つけ
そこで早いがお昼休憩とする事にした。11時だ。
  
凍てつく霜 緊張の岩場
           
休憩には必需のビア〜、H氏は
飲ま無い為、遠慮なしで頂く。
これが無いと人生の喜びを感じない
位、僕にとっての必需品だ。

ここからのロケーションは
素晴らしく、西北方面を見渡せる。
スープを二人で分け合い、H氏の
仲間の旅行の話で盛り上がり
あっという間の休憩を終えて
歩き出した頃は丁度お昼に
なっていた
岩場からの眼下  暖かなスープに甦る身体
           
このロケーションを背にして昇り詰めると直ぐに大きな広場に出た。多分一休さんと呼ばれている分岐点だと
思われるが、実は僕たちが登ってきた木曾川沿いの岩場ルートは危険が多いので立ち入り禁止?なの?と
思わせるロープが張ってあり、そのロープを跨いでこの広場に出た。西山経由石原登山口方面と
鳩吹山方面への分岐点だ。ここを右に折れ西山に向かう。
           
一休さん 一休み広場 分岐看板 雑木林の日陰に残る雪の登山道
           
西山頂上は分岐から10分ほどで着く
単調な林の中の平坦な登山道だ。

見通しの全く無い頂上は気を付けない
と通り過ぎてしまうような、印象の
薄い所だった。

そこから同じような道を更に10分で
防火用水のある地点に出る。
石原登山道、犬山方面への分岐点だ。

鳩吹山方面へ向かう。
西山頂上 防火水槽のある分岐点
           
防火水槽からはものの2〜3分で西山休憩所の東屋にぶつかるが、何やら大勢の、昔の娘たちが集ってお昼の
休憩を摂っているようでとても中に入れる様なスペースは無いので、横目で見ながら先を急ぐと目の前に
鳩吹山がまた違う表情で現れてくれる。
           
東屋から一旦下り、階段状の登山
道を登り返す辺りはアルプスの
コルの感じだ。広く開けて春には
お花の絨毯を連想させられる。

登り返しは石あり木の階段ありで
変化に富んでいて景色もよく楽しい
歩きとなる。

やがて稜線に出るともうそこは
さっき通った道になる。
西山東屋 目前の鳩吹山の表情
           
鳩吹山の頂上を再度返し朝素通り
した東屋で少し休憩し、大脇登山口
目指し大外のパノラマのサブルート
で車まで戻った。

この帰りのルートも尾根伝いで
小鳥の囀りなどが聞こえ、なかなか
良いお勧めのコースだ。
  
東屋よりのロケーション お勧めの大脇サブルート
           
最終登山口のP到着は2:02分と早い帰着で、ゆっくり出発、
早い帰着で意外に変化に富んでいて、近くて近い山になりました。
コースも数多くあり、季節を選びながら更にコースも選べば、結構
楽しめる山だなぁ…弥勒山と並んで好きな山になりました。

カタクリの群生地も季節には大勢のカメラマンで賑わうそうなので
そのころまた来たいと思います。

Hさん有難うございました。また次回もよろしくです。

ルート地図については、こちらの方のサイトを参考にさせて頂きました
http://www.geocities.jp/kanikarano/10yamaaruki/176hatofukiyama.htm
 
 
公民館裏のPから国道方面

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