H氏の計画に基づき集合場所に5:00、今回はH氏N氏の3名で一路高速を走らせて岡谷ICへ
岡谷から和田峠に向かう道路から右に外れて木落坂を通り目的の大平、東俣の神社のある駐車スペースへ
到着は7:00だ、予定より30分早い到着で早々準備して出かける
歩き始めは新しい轍のある林道を観音沢に沿って歩き、川を渡った所から旧部落の跡地の様な所を
少しづつ高度を稼ぎながら登る、林道らしき道は途中何本かに分岐したりしているが
所々八島高原の標識もあり何処を歩いても沢から遠く離れなければ間違える事は無いだろう。
それにしても沢沿いでミネラル一杯含んだ空気が涼しく快適な歩きだ
ヤマップなどの7月辺りのデータによると沢の渡渉はかなり難しいような水量の記録があるが
今日の見た感じだと全く少なく感じられる、それにこの沢ではヤマトイワナが釣れる記録があるが
こんなの入り易い沢で釣れるのだろうか?少し疑問だ、だが渓相はそれなりに楽しい。
やがて砂利の林道に出逢いここから少し林道を歩くといよいよ本番の登山道だ。
霧ヶ峰に向かう最も美しく凛々しい登山道!
時期的に最適期を外れてはいるが、それでもワクワク期待を寄せて登山道へ入る。
此処迄もそうだがこの山はカエデが多い、ホソエカエデ、ウリハダカエデ、コミネカエデ
アカシデ、ブナ、等の幼木が足元に多い
登山道に入ってからもミツデカエデ、アサノハカエデ、などの青楓が多くみられ
カツラ、トチノキ、ケヤキ、真っ直ぐそそり立つモミの木やミズナラ、ブナもあり
さぞ新緑、紅葉の時期は沢沿いも美しい光景を醸し出すんだろうな?と思わせる。
6月と10月が高適期のようです
そんな癒しの登山道を暫く沢から遠ざかって詰めると徐々に沢音も大きくなりそろそろ出合かな?
という当たりで右の斜面に素晴らしい水の流れ
こんな光景は初めてだが、苔の緑もあい交ってカメラポイントだ
やがて観音沢の渡渉が始まると左岸に現れる屏風岩、かなり崩壊が激しいようで近づくのは危険だ
対岸から眺めてもかなり迫力あり、岩の中腹の千手観音は古の歴史を垣間見られる。
ここから急登が始まるが、所々切れ落ちた高所の細い登山道となり注意が必要。
だが、俯瞰すれば多くの楓の木が眼下に広がり、新緑、紅葉の時期の素晴らしさを想像させられる。
またその時期に来よう。
暫く緑に抱かれながら急登を少し息を切らしながら詰めると霧ヶ峰のキャンプ場案内がある
その先には観音沢に架かるビーナスラインが頭の上を走っていて越えれば霧ヶ峰の草原だ
旧(もと)御射山遺跡があり神社が祀られている。今日のゴールはここです。
ヒュッテ御射山の横に広がる草原で休憩後今日は来た道を駐車場まで戻ります。
自転車持って来たら八島湿原迄ゆっくり出来そうです。
次回はそうしよう
登って来る時鹿が走って行くのに出逢い、下山時はシマリスに出逢いました
後で調べたら日本のシマリスでは無くチョウセンシマリスだそうで外来種のようです。
来た道を今度はいつ来るかいなぁと季節に思いを馳せながら歩けばあっという間に下山
お昼前の駐車場到着となりました。
出逢ったのは長靴はいた地元の方と思われる男性1名で、静かな登山でした。
必ずまた来ます。
帰りは塩尻にある三沢珈琲でおいしい水出し珈琲を頂き19号で帰ってきました
Hさん、運転ありがとうございました
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