本当は22日、5名で行く予定のコースだったが天気予報と睨めっこして今日になり、メンバーも二名に
行きたかった唐谷コースからの経ヶ岳、ピークよりも切窓前の湿地目的の今回のツアーだ。
4:30、H氏宅へ、何時もの様に運転をお任せして下路と高速で一路大野市を目指す。
途中の九頭竜湖辺りでの中部縦断循環道の工事の早いのに驚かさせられるが、大自然大破壊だ!
便利のなるのは良いが少し考えさせられる景色の変化!
そんなこんなで大野市から法恩寺林道へ入り下山口の展望台へ
ここに自転車デポして唐谷登山口へ戻り登山開始だ。
最初の林道はほぼ手入れなく順に草で判らなくなりそうな雰囲気だ、20分程で登山口へ
ここから直ぐに石に掘られた石仏像へ
更に足を延ばせば一つ目の渡渉だ。問題ない
渡渉をクリアして暫く急登を詰めると垂直下降がありそこが二つ目の渡渉だ
ここはロープが張ってあり問題無くクリアできる。
沢沿いの登山道は超涼しく気持ち良く登れるが、この先枯れ沢の登りが待っておりいよいよ汗だくになりそう。
案の定汗が一気に滲みズボンも膝辺りまで汗で濡れてくる
枯れ沢の終わりは残置ロープを利用して垂直に2m程駆け上がりブナの聳える尾根取り付き地点となる。
ブナの根元で大休憩して汗をぬぐい、いよいよ切窓手前の湿地に向かうが
ここからはずっと虎ロープ伝いの急登が30分近く続く訳で、今日一番の頑張りどころだ。
登っても登っても斜度は収まらづ、ゼイゼイで一歩一歩登る、この超急登を登り切った所で
もう一度大休憩しこの先にある湿地と火口原を目指す。
湿地は樹林帯の中にあり登山道からは少し外れていて横目で見ながら進むが
火口原の湿地は広々として仰げば目の前に経ヶ岳が聳える。
切窓はその先直ぐだ。
先ずはずっと前からの宿題だった唐谷コースクリアで大満足、達成感一入です
ここからの経ヶ岳頂上はどっちゃでも良い気分に誘惑されるが?それでもせっかく此処迄来たのだから?
と背中を押し頂上アタックに取りつく。
目の前の頂上に繋がる登山道はほぼ垂直直登で登れど登れどきつく足が上がらん!
が、一歩ずつ登ればやがて頂上へ、コースタイム通り40分程かかったかな?
三角点頂上はその先の藪漕ぎの先にあり一応アタックして頂上で休憩する。
二度目の頂上だが今日も霞んで景色は無い、が荒島岳は近くに聳えている。大野の街も眼下に、
中岳の麓に登って来た火口原が確認できる。
休憩後はさっさと下山し先ずは切窓へ、ここからは新しく設置された木の階段を上りその先の中岳へ、
この時期このコースは花も紅葉も無くただただ暑い中、耐えて耐えて笹に囲まれた登山道を下山するのみだ
中岳から釈氏ヶ岳(杓子岳)、その先岩稜帯を経てガンガン下り保月山へ到着する。ここまでの下りも
結構きつい。
保月山から更に激下りが続き、ブナとミズナラが抱き合うアダムとイブのポイントを過ぎれば
針葉樹林帯に入り保月山登山口へ出る。
あぁ~疲れたなぁ、と言う感じの急な下山道だ
さて、ここから3Kの車道を下りデポした車を取りに自転車で…と覚悟していたが
途中で出逢った登山者の車に乗せて貰う事となり、今日も自転車の活躍場は無くなりました。
実はこの自転車買ったのは最初に経ヶ岳登った時に通り抜けをしたいが為に直ぐ買った訳で、
出番が無くなったのは残念だが、乗せて貰った方が楽ちんだものね
そんなこんなでHサンが車で戻って来るまで駐車場のヒカゲで休憩し来た時と同じ道を
寄り道もせず家まで帰りました。
沢歩きはとても気持ち良く涼しかったが
経ヶ岳からの保月山コースの下山は暑さにやられてバテマシタ。
この経ヶ岳はもしかしたら、唐谷コースピストンの方が楽しいかも…?
そんな事を思わせる今日の登山でした。
いつもながら長距離の運転ありがとうございました。
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