北岳(3193m)広河原(1500m)~北岳山荘小屋泊(2900m) (登山口標高1500m~・登山口~頂上まで標高差1693m) |
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2017.7/14(金)前夜泊~16(日) | 2名 |
大好きな北岳?実に三年ぶりだ 今回は会社の先輩Nさんのリクエストで一緒に行く事となった Nさんは初めての北岳という事で、フンダンニ北岳の魅力を取り入れたコースで計画を立てる 先ずは前夜泊で車中での宴、翌日のコースはやはり雪渓を歩き八本歯の岩場を抜けて キタダケソウを見る 翌日は山頂制覇で急な下山道を一気に下る。 盛り沢山のこのコース 楽しんでいけるかな? |
7/14(金) |
芦安での前夜泊での計画で終日休みを取り下路でゆっくり芦安へ 朝9:30に待ち合わせて国道山越えで南アルプスと中央アルプスの見える贅沢な道を走る。 駒ヶ根で昼食をとり杖突峠を経て諏訪へ R20号線を南下し甲斐双葉で買い物を済ませていざ、芦安へ 少し早い事もあり南アルプス芦安の公共の湯で体を清め明日の北岳に備える。 芦安へ到着、さすがにこの時間だ、満車という事は無いがそれでも6割以上は埋まっている。 早々良い場所を選んで宴の始まりだが、同行のNさんはお酒は飲まず小食で 殆ど独宴となってしまった。 久しぶりの北岳に期待いっぱいで深い眠りに |
15(土) |
時々うつらうつらと目が覚めるが気づけば3:30分、何やら外は騒がしい?なんだ?と車から出てみれば 既に20メートル以上の行列ができてるじゃないか、タクシー出発は5:00でしょ? びっくりして飛び起き早々準備して行列の最後尾に着く そうこうしていると4:00近くには何台かの乗り合いタクシーが到着し 係員が行列の前から順々にバスへ案内し乗車が始まる 以前来た時と違って早くからお客さんの案内を始めて乗せるだけ乗せようという事らしい 結局12台以上の車で10人×12台、120人以上の登山客を乗せて4:30には出発だ 夜叉神のゲートが開くのを待って広河原へ 5:55分到着だ
同行のNさんの事を気遣い相当ゆっくりペースで歩くも汗が少しづつ滲む 20分ほどで御池小屋との分岐となるが迷う事無く左折、大樺沢へのルートを進む。 直ぐに小沢脇の登山道となり、木々の緑にも囲まれてとっても気持ちが良い なんだろ この爽やかな気分は? 何度か枝沢を渡り上り詰めて分岐から1:30程で大樺沢の大雪渓に辿り着く。8:20だ いつの間にやらNさんのペースを合わせられづ、先に行っては待って‥‥‥ を繰り返しながらの同行だ 雪渓出会いで30分ほど待ち二股まで登り切った所でアイゼン装着 8:33 行列で雪渓を登り岩場へ取りついたのは10:44、二時間かかっての雪渓歩きだ 途中2~3組のパーティーがバットレスに向かって列を離れて行った かなりのつわもの達なんだろう Nさんを待って急登のガレ場を登り、中腹から右に折れ木の梯子の連続を 八本歯のコルに向けて一歩づつ 途中振り返れば鳳凰三山がくっきりと見えている 八本歯のコルへは12:00到着、歩き始めて5:40の道程だ、かなりのゆっくりペース Nさんを30分ほど待ち山荘へのトラバース道まで先に出発する コルからの絶景は写真でどうぞ 森林限界を超えて岩場に掛けられた期の梯子を登り、広がったゴーロを目印に従って 上り詰めれば山荘へのトラバース道地点へ 当初はここから頂上を目指し肩の小屋に泊まる予定だったが、時間的に難しくなり 頂上は明日にして北岳山荘に向かう事にする ここでも30分ほどNさんを待ち、先に小屋へと向かう。 このころからガスが立ち込めロケーションが閉ざされる 13:10分だ。夏の午後はやはり雲が立ち上ってくるよね トラバース道を進み、必ずここには咲いているキタダケソウを写真に収め 北岳山荘到着は14:30だ 早々に受付を2名分済ませて荷物の整理をしてNさんを待ち、二人揃った所で 小屋前のベンチでテンバの人間ウォッチングを楽しみながら疲れた体を癒す。 今宵のホテルは布団三枚に4人と、心配していたよりゆったりで心地よい眠りに就く |
16(日) |
翌朝は3:30頃からごそごそと動く人達に起こされて4:30の朝食迄グタグタと過ごす 窓から外を見やれば富士山のシルエットが目に付く 今日も、午前中は良さそうだ 早めに荷物の整理をして食事を済ませ5:00ちょい前にスタート 北岳山頂を目指す 山荘からは尾根道を登る、が昨日までの東の景色に加え西の中央アルプスが出迎えてくれる 恵那山~木曽駒ケ岳、目の前の仙丈ケ岳などロケーションが広がる。 岩場、ガレ場の尾根道のアップダウンを繰り返し、脇のお花畑にカメラを向けつつ上り詰めれば 八本歯からの登山道に合流だ、朝の爽やかな気持ちと補充されたパワーで50分でここまで来た 少し休憩していよいよピークを目指す。 岩場の似非ピークを越えればにぎやかな頂上だ。6:10到着 ロケーションを楽しむ 間ノ岳方面と富士山 |
頂上からのロケーションを思いっきり満喫し下山にかかる 6:35だ 目の前のピークまで一旦下って登り返すと眼下に肩の小屋が見えてくる 滑り易いガレの道を注意して下り肩の小屋で一休み そこからお花畑を両脇に見ながら360度のロケーションを楽しみつつ小太郎尾根へ いつか小太郎へはチャレンジだね、次回こそ!と心で念じて分岐を後にして下る 大樺沢への分岐も過ぎればダケカンバの樹林帯に入り急坂を下る Nさんは膝が痛いようでスピードが一気に落ちる。昨日同様先に行っては待ち‥‥‥を繰り返し下山する 樹林帯に入り九十九折れの下りを休み休み進むと草滑りだ 眼下には御池が見える この急坂をクリアし御池でおいしいソフトクリームで鋭気を貰い更にひたすら下山だ 最初の樺沢への分岐を過ぎれば野呂川へ 吊り橋を渡り広河原へ帰ってきました。昼前11:55だ 乗り合いタクシーで芦安へ帰り、駐車場のお風呂で汗を流して帰路につきました。 今回の山行はNさんを北岳へ‥‥‥ 何とか時間はかかりましたが無事登頂出来ました それも初日の午前行動、今日の午前行動 どちらも天候に恵まれ良かったなぁ 富士山も見えたし、頂上も晴れて360度のパノラマを楽しめたし キタダケソウにも出会えたし、満足の楽しい参考でした 次回は小太郎山制覇だね |
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全行程 広河原(1500m)~北岳(3219m) 周回 | 標高差: | 1709m | 総歩行距離: | 14.78㎞ | |||
累積標高差: | + | 2240m | 総歩行時間: | 16:36h | |||
- | 2234m | 歩行スピード: | ㎞/h |
ピンク→(登り) 黄→(下り) |
2017.7.14~16 | ||
7.14 7.15 芦安 |
18:00 | ||
4:37 | |||
↓ | |||
広河原 | 5:52 | ||
6:20 | 総時間8:10 歩行 5:40 休憩 2:30 |
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↓ | |||
二股分岐 |
6:43 | ||
↓ | |||
二股 | 8:30 | ||
9:03 | |||
↓ | |||
雪渓終点 | 10:40 | ||
11:10 | |||
↓ | |||
八本歯のコル | 12:09 | ||
12:46 | |||
↓ | |||
トラバース 分岐 |
13:10 | ||
13:55 | |||
↓ | |||
北岳山荘 7.15 |
14:30 | ||
4:55 | 1:15 | ||
↓ | |||
八本歯分岐 | 5:47 | ||
5:52 | |||
↓ | |||
北岳山頂 | 6:10 | ||
6:34 | 6:20 | ||
↓ | |||
肩の小屋 | 7:01 | ||
7:12 | |||
↓ | |||
小太郎分岐 | 7:32 | ||
↓ | |||
二股分岐 | 7:48 | ||
↓ | |||
御池小屋 | 8:48 | ||
9:18 | |||
↓ | |||
二股分岐 | 11:24 | ||
11:35 | |||
↓ | |||
広河原 | 11:55 | ||
12:15 | |||
↓ | |||
芦安P お風呂 |
13:15 | ||
13:55 | |||
↓ | |||
集合場所 | 17:35 |
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