蝶ヶ岳(2677m) (釜トンネル入り口登山口920m…登山口~頂上まで標高差679m) |
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2016.12/23(金)~25(日) | 会山行 会員5名 |
このところ仕事に追われて大好きな山登りなんてあっちの話だったのに 会山行に参加できるゆとりが出来て 今年最後の山行は北アルプス~蝶ヶ岳だ ぽっかりおなかで頑張るかな!! |
12/23(土) |
早朝集合場所へ5:30、6:00我が愛車に荷を積み込んで計4名で出発 R19を快調に走り藪原から堺峠へ 今回の山行の天候予報通り今日は曇り空で青空は覗いていない 今日はテンバまでの移動日、少々の雨か雪でも明日の頂上が快晴ならばそれでイイ そんなこんなで奈川で休憩して何度も走りなれた梓湖から沢渡を目指す。 沢渡到着は計画通り9:00、三連休なのに駐車場には3台だけ‥意外に少ない 予約しておいたタクシーに乗り込み釜トンネルへ 準備を再度し直して二泊のテント登行のザックを担ぐと久しぶりの荷の重さが肩にずっしりくる 天気は小雪が舞うが気温は意外に高く寒くない そういえば出かけた頃はこの時期にしては異常な位暖かい11℃だったのを思い出す 第一関門の真っ暗な急な釜トンネルをヘッ電点けてクリアすると直ぐに新しい上高地トンネルが現れる ここを抜ければ大正池だ 晴れていれば焼岳、穂高が広がる世界だが今日はガスガスで良く見えない 時々工事関係の車か?避けながら黙々と歩き、大正池ホテル、帝国ホテルを越せば シーズン中の喧騒な面影は何処へやら‥ひっそりと佇む上高地バスターミナルに到着だ ここまで2時間、意外に遠いね 冬季用のトイレ休憩で体を休め河童橋を目指しさらに奥へ進む 五千尺ホテルの内装工事中で人の気配を感じつつ次なるポイント、明神館を目指す 河童橋から明神館までは約1時間 時々見える明神岳が久しぶりの北アルプスへの憧れを奮い立たせてくれて 明日の山行への心の高鳴りを感じつつ黙々と詰めれば明神館へ 明神館で腰を下して少しだけお腹を満たし次なる本日の到達地点、徳澤に向けて出発だ |
12/24(日)/ |
4:30起床、6:00出発、スノーシュー装着で徳澤園横の登山口から登り始める 昨日の内にテント3張増えていたがどうやら我々が最終のようで、ラッセルは免れそうだ 登山道には雪が少なく直ぐにスノーシューを外しツボ足で歩き始める この長塀尾根は最初の2時間が急登で既にゼイゼイで体温調節、腕を捲り上げ半袖で丁度良い トータル7キロ近い長丁場の前半2キロが厳しい 先行のトレースを追いかけるように進むが急登が終わった辺りから雪が多くなり再びスノーシュー装着だ 木に巻き付けられた赤いテープを目印に先行のトレース通りに進んでいると あれ?っと思うような急斜面に出くわす。周りを見れば目印が何時しか見当たらない 多分コースから外れてるな?と思いながらも目的地方面に向かっている事はGPSで確認できるので そのまま進む、が、それにしてもめちゃくちゃ急なトレースだ。 そんな森林の中の登山道も超えればやがて明確な登山道へ その後は休憩を挟みながら長塀山に到着する。10:46、クリアした距離4.6K、残すところ1.8Kとある。 少し前からスピードダウンで調子悪そうなK君がここで引き返すと言う、随分辛そうだ。 時々起こる呼吸困難症状のようだが(帰ってから病院で喘息であることが判明)ここで分かれて 我々は頂上を目指す 青空が広がり頂上のロケーションを期待しつつ、テンション上げつつ詰めると 景色のよい広場に出る。妖精の池らしい ここで少し雰囲気を楽しみ一気に頂上を目指すと視界が広がり穂高の連なりが目に飛び込んでくるが 生憎雲が広がり先端は覆われていて今一の景色 それでも目指す頂上は直ぐ目の前で一気に上り詰める。 頂上到達 雲が早く晴れ間を期待するが穂高、槍の頭は現れず。 だがこの時期のアルプスは素晴らしい。 大好きな奥又白池と常念岳の姿を拝んだら‥下山開始です 上高地上空は雲が厚いが信州側は晴れ間もあり眼下の樹氷が輝いている そんな景色に癒されながら下山は一気だ。 途中20人近い学生の団体と擦違い挨拶を交わしてコースから外れて登って来たルートを回避して 通常の道で下山だ。 登り5:30、下山3:00 お疲れさまでした |
12/25(月) |
翌朝4:30起床、6:40出発 さぁ、今日は片づけて帰るだけだ。朝食を済ませザックを整理してテントの撤収 そんな作業を皆で手際よく行い帰路に就く 今日も天気は良さそうだ 北道のりをまっすぐ帰る 二日間の疲れも余り無く快調に明神、河童橋へと帰り、小梨平では快晴の穂高の写真を収める 思いっきり出会いを楽しんだ後は只管歩き釜トンネルを越えてタクシーで沢渡まで戻りました 今回のお風呂は奈川まで戻りウッディもっくで その後は美味しいとうじそばで暖まり楽しかった3日間に別れを告げました。 |
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