丹沢山(1567m) 檜洞丸(1601m)~蛭ヶ岳(1673m)泊~丹沢山(1567m)~塔ノ岳(1491m) (西丹沢自然教室登山口m…登山口~頂上まで標高差m) |
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2016.1/9(土)~10(日)会山行冬山合宿Ⅱ | 金峰山小屋泊 | 6名 |
先週は冬山合宿の第一弾、金峰山へのユルユル山行を実施した 年の初めの素晴らしい快晴下での山行が出来て第二段、当初は西穂高岳を計画していたのだが この時期なかなか安定しない北アルプスの天気 今回も不順な天候と睨めっこして当初から用意していた代替え案の丹沢山への縦走に切り替えた |
1/9(土)~1/10(日) |
少しばかり距離のある登山口、4:00に従弟のU君に家まで迎えに来て貰い一路御殿場インターへ 今回は我々2人ともう一台4人との総勢6名での山行だ。第二東名の浜名湖SAで一旦待ち合わせて軽く朝食を摂り 御殿場インターを降りて最初の左側のコンビニで二回目の待ち合わせを決めて高速を走る 途中富士宮辺りから見る富士山は今まで見た事の無い位の雪の量…と言うか雪が付いて居ない スキー場も困っているほどの暖冬、雪不足だがこれほどまでに少ないとは… そんな富士山を眺めながら御殿場を降りて最初のコンビニで待ち合わせ、食料を調達、R246を北上し 清水橋交差点を左折、丹沢湖経由で標高540mの西丹沢自然教室の登山口に到着、9:08だ 連休で込み合うだろうと予想していた駐車場も問題なく停められ早々に準備して歩き始める 暫く車道を歩き細い沢伝いに付けられた登山口からいざ!! 九十九折に高度を稼ぐも沢までまた下りがあり1時間ほどでゴーラ沢出合だ 沢から上流を見上げると何やら赤い物体発見、車だと直ぐに分かったが上の林道から落ちて来たのか 突き刺さるように放置されている、なぜこんな所に?殺人事件か?それとも事故か? そんな話題で盛り上がりながらゴーラ沢からの急登を楽しく登る 直ぐに汗が噴き出るだろう…と皆薄着でスタートしたが気温は低く休憩すると体が冷える そんなこんなでツツジ新道を展望園地まで登り詰めて振り返ると富士山だ、南アルプスも見える 10:45、標高1085m地点だ 少し休憩を摂り更に急登を15分ほど登り詰めれば石棚山経由箒沢の分岐に出る、ここからは整備された木道を 快適に歩き縦走の最初のピークである檜洞丸に到達する、11:18、1601mだ 富士山と南アルプスの展望が素晴らしい 写真に収めてお腹も満たし次なるピーク臼ヶ岳に向けて11:37出発だ 檜洞丸に建つ青ヶ岳山荘の脇を通り階段状の登山道を今まで稼いだ標高を300m程下りガレた金山乗越から 多少のアップダウンを繰り返して神ノ川乗越へ、 此処からは急な登りとなり稜線まで登り詰めれば臼ヶ岳は目の前だ、標高1460m、13:00到着だ 臼ヶ岳からは目指す蛭ヶ岳のピークとその先の丹沢山方面が見えて来るが 見やればまたまた一気に下り蛭ヶ岳手前はかなりの急登の様で先が思いやられる 休憩後臼ヶ岳を後にし一気に下る…これでもかぁ~位下り、少し登り返せばミカゲ沢ノ頭だ 此処で標高を調べてみると1373m、蛭ヶ岳ピークは1673mだから300mの登り返しだ それもピークは目の前、距離は無さそうで一気に突き上げているようでかなりの急登だ ミカゲ沢ノ頭から少しだけ下るといよいよ目の前に急登が立ちはだかる 岩場ありクサリ場ありで先行者の踵を目の前に見ながらゼイゼイで登る 標高差300mを約35分で夢中で登り切りやっとの思いで蛭ヶ岳頂上到着、標高1673m、14:20だ 今日の行程は此処まででGPSを確認すれば登行距離9.5㎞、総時間6:20、累積標高差1870m 歩きましたねぇ 頂上はゆったり広く360度のパノラマだ、少し写真に収めて宿泊の手続きを 込み合う事を覚悟していたが7人用の部屋に案内されてほゞ貸切状態…ラッキーだ 早々居間で疲労を労いながら乾杯!みなさんザックの中から出て来るわ々…久保田なんぞも出てきたりして 楽しい宴は5:00まで続きそのまま夜ご飯に突入です おでんと缶詰等の惣菜で結構お腹いっぱいに… 夕食後外に出て見れば雲が流れて富士山も見えづ、布団にもぐりこみ深夜に天気が回復するのを期待して ぐっする眠りに就きます 深夜0:00に一旦起きて外に出てみるが残念ながらガスガス状態 もう一度布団にもぐりこみ5:00に再度起きて外へ すっかり雲も消えて関東の夜景が綺麗だ 小屋に戻れば皆朝食中、暖かい朝食を頂いて御来光を拝みに外へ、宿泊客多くが今か今かとカメラ片手に 待ち受けている。冷え込んだ事もあり木々に霧氷が付き一段とロケーションを盛り上げてくれる 良く見ると眼下に箱根の大涌谷から煙が立ち上っているのが確認できる 御来光、6:53だ 朝陽のパノラマを満喫した後は荷をまとめてゆったりと小屋を後に、目指すは百名山、丹沢山だ 蛭ヶ岳からの下りは樹氷の連続で気温の上昇とともに溶け出して登山道に落ちているのがなかなか良い そんな清々しい朝、目指す丹沢山まではほぼゆったりの稜線漫歩だ 下り切ったコルから登り返せば鬼ヶ岩に…この鬼の角から富士山を望む 此処からはユルユルのアップダウンを繰り返すが富士山と南アルプスがずっと見えている 何度もカメラを構えてしまうが同じ写真ばかりだ。棚沢の頭からの富士山が素晴らしい 展望を満喫し尾根を更に進むと下りに差し掛かった所で鹿の親子に遭遇 目の前でなかなか逃げないがこの辺り一面に柵が張り巡らせてあるのは鹿害が多いのだろう その先展望地とある不動ノ峰に着くが展望は今一 そこからの登山道は霧氷が美しい 途中休憩ベンチのある立派な東屋を経て直ぐに丹沢山頂上到着だ、8:53、1567.1m 当初の計画では今回のルートの逆から入山しこの丹沢山のみやま山荘で宿泊予定だったが 満員で断られて今回のコースとなった、頂上は既に人影は少なくゆっくり静かに休憩した後 最後のピーク塔ノ岳に向けて出発する 丹沢山から下ると直ぐに竜ヶ馬場の展望地に着く、ここで関東平野の展望を写真に収め日高を越えれば 尊仏小屋の建つ塔ノ岳に到達する、10:10…標高1491m サスガ、関東の大人気の山だけあってまだ昼前だと言うのに大賑わいだ、 それに360度の大パノラマ、雲一つ無い青空の下、展望も素晴らしい 南に相模湾、初島、江の島、遠く奄美大島、西には今まで見た景色の大パノラマ 東には横浜港辺りの港みらい…素晴らしい展望だ 三連休と言う事もあり大倉方面からは続々と登山者が登って来る 展望を写真に収めて登山者と擦れ違いながら下山開始だ 大倉尾根下山は6㎞の下りで階段状に整備されていてまことに歩き難い 小屋が幾つかあり登山者の休憩所となっているのだろう 真ん中の堀山の家で休憩し一気にバス停のある大倉へ12:50に到着です 此処からはバスで小田急渋沢駅へ、小田急電車で新松田駅まで行きバス待ち時間に昼食 バスで車をデポした自然教室へは15:35到着で帰りに信玄隠れ湯、ぶなの湯で汗を流し 高速もスムーズに帰り集合場所へは21:00、無事帰って来ました トニカク長い道のりでアップダウンも多くかなり足に負担がかかったのか 翌日から膝を痛めたようです 少しばかり休養ですが、会の合宿、6人参加で楽しい山行となりました。 今回のルートは宿の関係で当初の計画の反対からのルートとなった訳ですが 当初通りに登ると大倉からの階段状の登山道を6K登る試練が最初にある訳で どちらかと言うと今回のルートの方が楽しいような気がするのは自分だけかな? |
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