御在所岳(1212m)
(中道登山口550m~御在所岳~標高差662m)
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2015.5/14(木) 3名

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出逢った花や鳥たち

山の主将より御在所岳の本谷コースの誘いが一か月程前にあり
退社する前の出張が終わってからとこの日の山行となった
本谷コースはバリエーションで調べてみると御在所岳を沢登り風に直登していた
ナメ滝あり高巻ありの楽しそうなコースだ
登りは本谷、下山はこれまた岩場の中道コースで計画を作り…いざ!



5/14(木) 
天気は上々、全く雨の心配が無いので最小限の荷とし軽いザックでストックも無しとする
当初の集合は6:00だったが当日お通夜が出来てしまい急遽5:00集合で出かける
メンバーも前日に会のUi君の参加希望があり3人での出発となる
高速を四日市方面に向かうが事故で8キロの渋滞表示だ
急遽桑名で高速を降り、ナビに導かれて下道で登山道へ到着

思ったより早く到着できまだ7時前だ。早々に準備をして登山口に向かい
中道コースの反対側へ…閉鎖された山荘の脇から本谷に入りいよいよ沢登りだ

谷の石には赤いペンキのマークが付けてあり迷う事はなさそうだ
直ぐにナメ滝が連続して現れ、涼しさと楽しさを求めて敢えて流芯近くを選んで歩く
安全な岩登りを見分けながら、先ずは行く先を見渡し、イメージを抱いてその方向へ登る
右岸、左岸を使い分け時には直登しながら沢登り?を楽しみながら…
そんなこんんで登り詰めると目の前に高差のある大きな滝に出くわす…不動滝だ
此処で暫し休憩とし体を休める。

不動滝は右岸から高く

休憩後不動滝を小さく巻きまた谷に降り立ち楽しい沢を登り詰める
途中イワカガミが可憐に咲いていて心が落ち着く
大きな岩の左の垂直な越えをクリアし谷の分岐を印に導かれて右股へ


その先薄いペンキの道標を見落とさずに進むとまたまた谷の分岐がある
此処は左俣へ進むと直ぐにハーケンのある大きな岩に出る

この岩をクリアし詰めるとやがて大黒滝?らしき滝に出くわす


滝の飛沫を真下で受けた後
此処は左俣を進み、直ぐに右に折れて滝の頭に出るが、ここにはロープがあった。
途中に綺麗なリンドウが咲いていてこれまた心が和む
透き通るようなブルーのリンドウだ
ロープをクリアし出た細い岩谷の両岸にはどちらでも良いのか虎ロープが見える
簡単そうな左岸を選んでスラブ状の岩を登ると皆が迷う巡視道の道標がある
こっちに入っては
行けませんよ?
頭上には活動し始めたロープウエーが引っ切り無しに動いていた

この細谷を登り詰めると更に岩谷は続くが、頭上にジョーズの頭のような岩がせり出していて
此処が潜り岩だと直ぐに分かった

ジョーズ岩を潜り頭を出せばロープウエーの真下を更に岩谷が続いている
ロープウエーには多くの人が乗っていて時折手を振り、振返してもらい…で会話して

楽しい
少しつめた所で久しぶりの休憩を摂り
振り返れば四日市方面が、見上げればロープウエーの終点駅が目の前だ


先には左へのロープのある急な踏み跡があり
登り詰めると大黒岩に出る
ロケーションを楽しみ一ノ谷新道を登り
レストランへ




何度も来ているH氏はここで休憩
自分とU君とで頂上を目指す。最初間違えて尾根を登るが整備していた管理の人に教えて貰い
正規のスキー場の道に戻って頂上へ
更に先の望湖台へ

望湖台からのパノラマ

雨乞岳

御池山

藤原岳

釈迦ヶ岳

鎌ヶ岳
    
なぜだか距離、時間では家からとっても近くてメジャーな鈴鹿山脈、その中でも200名山で
群を抜いて人気の御在所岳、
そんな山が自分にとって近くて遠い存在だったが、先輩H氏のお誘いで制覇する事が出来た
それもバリエーションコースの本谷での制覇だ
そんな達成感がヒシヒシと体を彷彿させる

そんなこんなで天気良し、コース良し、ロケーション良しで満足気分でH氏の待つレストランまで帰り
岩場の楽しい中道コースでの下山となる。

レストランからロープウエーの駅を見ながら中道コースに進み富士見岩で登って来た本谷を見下ろす
その後急な坂道を岩を伝いながら、展望を楽しみながら軽快に下れば立ち岩?に
そこいらから見下ろす東内壁方面はガレていた。
快調に休む事無くガンガン下るが…
今日は木曜日?平日だよね
…どんどんと列を成して登って来る登山者
大人気のコースだね

そんなすれ違いを挨拶で交わしながら下山し八合目、クサリ場、梯子をクリアーすると
キレットに出る。ここからロープ伝いに岩場を登りきると7合目だ。
此処で暫し休憩し先を目指す

振り返れば地蔵岩が見上げられる
此処からも岩場の登山道を下りやがて現れるおばれ岩を潜り自分が名づけた支え岩を越えて
まるでボブスレーコースのような抉れた砂砂利の登山道をガンガン下れば
登りの登山口と同じ場所に下山だ

帰って来ました
充実した沢登りの本谷コースと、奇岩の乱立する中道コースの下山
最終は湯の山温泉のホテルのお風呂で汗を流し帰路に就きました。

初めての御在所岳、それもバリエーションの本谷コースでの制覇
楽しく充実した山行になりました

       

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