那須岳(1915m)
(那須ロープウエイ山頂駅登山口1684m…登山口~頂上まで標高差231m)
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2015.10/10(金) 3名

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出逢った花
鳥たち



今回の東北山行では最初に登る山でしたが初日は雨で安達太良へ、二日目は奥峠の茶屋まで登るも
強風のため身動き出来ずに退敗し会津磐梯山へ、そして今日今日最終日
会津若松の宿を6:00に出発して一路那須高原へ…三度目の那須高原です。
退敗した9日の記録も含めての山行記録です


10/9(金)
朝、安達太良山の麓の岳温泉の宿を6:00に出て高速を走らせ二度目の那須高原
昨日初日は家から6時間かけて来たのだが土砂降りの雨で急遽安達太良に登った。
今日の天気は良さそうだが太平洋側を通過中の台風の影響で風が心配だ
ロープウエーの運行時間前に峠の茶屋Pに到着
、9:00だ
既に多くの車が停まって居て人気の高さを物語っている。
見上げれば真っ青な空に朝日岳が聳えている…天気は上々だ

準備を終えて出発したのは7:15、山の神神社の鳥居を潜り安全を祈願して出発だ
登り始めて直ぐに何人かの人達と擦れ違うが余りに多くの人達が下山して来るので
朝何時に出発したのだろう?と聞いてみると…
この先は風が強くてとても登れないから下山して来たらしい

やはり台風の影響か?
そうは言っても此処まで来たのだから…と先へ進む。
林間を過ぎて岩場の景色が開けた所で初めて風の強さを感じるようになるが、これは凄い!
時々小石が飛んでくる程の強風だ…ゴーグル、目出し帽が必要か…っていうかこれは危険だ。

それでも周りを見渡せば茶臼岳方面、朝日岳方面が目の前に広がっている

治まるかもしれないと薄い希望を抱いて取り敢えず小屋まで行く事とし先へ進む
本当に強い風で何度も台風姿勢で立ち止まり、時々突風で飛んで来る小石が入らないようにと目を覆い
自分だけを護りながら風と格闘する事30分、峰の小屋避難所へやっとの思いで到着です。

峰の茶屋跡、避難小屋


小屋から剣ヶ峰と朝日岳を望む

小屋の中は多くの人達が、止まないかと微かな期待を抱いて風を避けて避難して居る
我々も休憩がてら避難するも気持ちはあきらめムードだ
昨日同様機転を効かして今から下山して明日の予定の磐梯山に行っても多分昼には着くだろう?
磐梯山往復しても5:00には下山出来る筈だとH氏とN氏にもちかけ決定
そうと決まれば早々に下山開始だ…8:25

猛烈な風と再度格闘しながら下山し駐車場へは8:53到着
二度目の那須山も退敗して明日に持ち越し会津磐梯山へ向かいました。

10/10(土)
東北遠征の最終日、三度目のチャレンジで会津若松を6:00に出発して那須に向かう
今回は行ったり来たりで高速代が高くついたね
今回は端っからロープウエー利用のつもりでゆっくり那須に着いたのが失敗で
来てみれば駐車場は満杯…既に待ちの渋滞も始まっている。
一旦ロープウエー乗り場まで行くが即引き換えし那須休暇村近くの道路沿い駐車場に運良く空きがあり駐車
早々準備して8:10出発、ショートカットコースを30分ほど歩いてロープウエー乗り場へ
9:00発に乗り込み頂上駅には6分で到着だ。歩き始めればいきなりザレた岩山で樹が1本も見当たらない。
それにサスガ人気の山、登山道も整備されていて今も多くの人達でごった返している
なんとか三度目の正直で今日は頂上を踏めるかな?

標高1684mの山頂駅を後にして牛ヶ首への分岐を直登し大岩を大きく巻きながら岩肌を登れば
三角点に、茶臼岳の頂上と噴火口跡が大きく広がる。茶臼岳頂上へは9:40到着
那須岳神社が祭られてある
眼下には自然の庭園、ひょうたん池が見渡せる。

少しお腹を満たした所で火口を廻り外輪山を峰の茶屋跡避難小屋に向けて一旦下る。
少し下った所で先に見える朝日岳の稜線でヘリがホバーリング…
どうやら事故で怪我人を収容している様だ
今から行く朝日岳で事故?少し緊張が走る
昨日訪れた峰の茶屋まで下り剣ヶ峰の東を大きく巻いて進むといよいよ那須山の核心部
朝日岳への険しいルートに突入だ

茶臼岳から朝日岳、三本槍を望む


多くのクサリの付いた岩の細尾根を声を掛けながら擦れ違いを繰り返し慎重に登り切れば
朝日岳への分岐の鞍部へ着く、ここで皆休憩中だが一気に目の前の朝日岳頂上まで登りH氏達を待つ
頂上は大人気で証拠写真を撮るのも順番待ちだ

朝日岳からのロケーション

北には甲子山?

茶臼岳

歩いて来たルート

今から行く
三本槍

H氏達もやがて頂上へ来た所で一足先に那須岳最高峰の三本槍を目指して先に出発する
頂上から一旦戻り分岐を熊見曽根東端に向けて登り返す
更に1900mピークに向けて続く登りを詰めれば清水平が眼下に広がりその先に三本槍辺りの
ピークが繋がっているが、まだまだかなり遠そうだ
1900のピークから階段状の整備された道を下り切り木道を渡ると清水平の標識へ
此処から低い笹に囲まれた滑りやすい路をゆったり登ると直ぐに又分岐となる
北温泉への分かれ道だ。此処から更に同じような道をアップダウンを繰り返すと
昔の路だろうか?またまた北温泉の分岐の標識に出る
ここから三本槍は目の前だ
標高1916.9、那須岳の最高峰、三本槍に到着する。

丁度お昼で多くの登山者が腰を下ろして寛いでいる
同じ様に休憩しながらH氏達を待ちロケーションを楽しむも雲が多くどんよりで展望は無い


           
           
           
           
           

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