籾糠山(1744.3m)天生湿原(サンカヨウを求めて) (登山口1290m~・登山口~頂上まで標高差454.3m) |
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2014.6/4(水) | 2名 |
ここんとこ大好きな花の鑑賞に出掛けている籾糠山 今年も国道が開通し山行を計画すると、会のベテランTさんが同行したい! と言う事で二人で朝出発で出かける 少しだけ天気が心配だが今までもこの時期、快晴!って事は無いし… それにこの山に限っては何となく雨も似合う! そんなこんなで早朝4:30集合で出かける。 サンカヨウに出逢いを求めて… |
6/4(水) |
4:30、集合場所でTさんと待ち合わせ下道を少し走った所で高速へ、通勤割引範囲のインターだ 車の少ない高速を順調に走り荘川からは下道で御母衣ダム沿いに白川郷を目指す 白川郷から開通したばかりのR360へ入り細くカーブの多い道を天生湿原に向けてグングン登る。 途中、豪快な滝が在るのと、白山の展望所があり其々写真を楽しむ 湿原入口の駐車場へは6:45到着、平日なのに既に5~6台の車が停まっていた 早々に準備をして、自然保護協力金を支払い湿原、籾糠山に向けてスタートだ 6:55出発 |
登山口からは雑木林の中を30分程歩くが、根曲り竹、コシアブラ等山菜が目に付き 帰りの楽しみが増えるが、花目的の今回の山行、 浮気はせずに先ずは天生湿原へ 湿原入り口からは一方通行になっていて、木道での擦れ違いに配慮してくれてある 左回りで湿原に出て見れば少し時期が遅いのか?ミズバショウは大きくなっていて可憐さは無い 湿原中央の匠屋敷まで進み花を楽しむ |
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湿地を回り込みサンカヨウの咲くカラ谷分岐に向かう 此処には大きなカツラの木やブナの木、トチの巨木など原生林が広がり 足元には真っ白なサンカヨウ、ニリンソウ、黄色のリュウキンカなどが華やかだ その他エンレイソウ、ユキザサ、キクザキイチゲなども目に止まる |
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ブナの巨木、ミズバショウの湿地を見た後はいよいよ籾糠山のピークに向かう 三本の登山道から、やはり真ん中のカツラ門コースを登る 沢沿いの登山道にはサンカヨウとエンレイソウが咲き乱れ目に優しい、 時々コシアブラを頂きつつ自然に育まれた空気を吸いつつ… やがてこのコースのメイン、カツラ門に到着する 大きなカメラを構えた熟練者達が何人も三脚を移動しつつ、その瞬間を逃さない様に構えている そんな中をすり抜け、雪渓の隙間から頭を出す新芽の緑に目をやりながら登れば キヌガサソウを見つける。 歩きながら見つけ出逢う花は新鮮でいい!ときめきの出逢いだ! |
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カツラ門から沢を詰めれば人影も一気に無くなり静寂の緑の隧道をゆったり歩く 脇には依然としてエンレイソウ、サンカヨウがこれでもかぁと咲き、舞う やがて休憩所のある木平分岐だ、標高1520m、自然愛護のトイレテントが設置されていた。 此処に咲くリュウキンカを後にして一気に登山道も急登となり、汗を拭き々ヤマツツジに癒されながら 一気に登れば標高1620mの籾糠分岐だ、ここにもベンチとトイレテントが設置されている。 籾糠分岐からはゆるゆると登り、途中の雪渓地帯を登り詰め、更に急登を詰めれば 籾糠山山頂に着く 頂上近くの登山道脇にはバイカオウレン、根曲り竹、ヤマツツジが咲き、サンカヨウ、エンレイソウも 最後まで楽しませてくれる。 |
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籾糠山山頂にて 右の写真は後方(南峰)猿ヶ馬場山方面かなぁ 右の写真は人形山、三ヶ辻山方面かな? 良く判らんなぁ |
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籾糠山山頂よりのロケーション | |||||
頂上でロケーションを楽しんだ後は下山開始だ 急坂道と雪渓を下り元来た道を木平分岐まで戻り、今回初めての木平探勝路を下ります リュウキンカが咲き誇る木平分岐までの急な坂道を下ったものの 同じくらいの登り返しがあり汗だくだくだ 途中振り返れば今まで居た山頂が緑輝いて聳えています |
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何もない木平湿原を後にしダケカンバの巨木の中をゆるゆると下れば カツラの巨木の急坂に差し掛かり、一気に高度を下げる 途中熊と思われる爪痕の新しい標識を見ながら元来たカツラの巨木の分岐まで帰る それにしても緑が綺麗な登山道だ |
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陽射しの暑くなったミズバショウの湿原の一方通行を来た道と反対側を歩き、 駐車場へ戻りました 6:53から歩き始めて、11:26に戻って来ました 写真を撮りながらユルユルの山行、同行のTさんはペースが遅すぎてさぞ退屈だっただろ でも、今回は頂上でのロケーションが満喫出来て不安だった天気も好天となり なかなか満足の行く天生湿原でした |
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帰りには何度も訪れている白川郷絶景ポイントで観光し 白川郷の温泉で汗を流し帰路に就きました 天生湿原は良いね…また来ます |
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