富士見台(1739m)~横川山(1602m) (ヘブンス園原795m~ゲレンデトップ(1602m)富士見台~横川山まで標高差944.3m) |
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2014.3/8(土)~9(日) | 5名 |
当初の計画は白山展望の小秀山、立派な避難小屋泊まりの計画だった…が 御嶽山等北の山域の天候が期待できず急遽計画変更で富士見台になった。 立派な槇ストーブのある萬岳荘での泊まりである事、アプローチが スキー場のゴンドラの先、ほぼ平坦な雪道で楽な事、などがあり食材は随分贅沢なメニューだ。 後は少し心配な天候次第!晴れますように… |
3/8(土) |
初日は小屋までの道程でゆっくり出発の7:30、国道を中津まで走り高速で園原へ あっという間のドライブでヘブンス園原のスキー場へ、既に第一は満車で第二駐車場に停める。 早々に準備をしてゴンドラ乗り場へ、今日はリーダーNさん、サブリーダーのKiさん SさんにKriさんの女性二人と自分の計5名だ。楽しくやろう! ゴンドラはまだそれほど混んで居なくて順調に乗車し、ゴンドラトップでトイレ休憩、 その後700m程第四リフト沿いのスキー場を歩き、第二リフトに乗ってゲレンデトップへ 、リフトを降りて見上げれば展望台があり、そこからゲレンデを離れて山歩きとなる。 展望台でスノーシューを履き10:00出発だ。 心配していた天気も雲一つ無い快晴で楽しいスノーハイクになりそうである |
展望台からはダケカンバの樹林帯となり少々下ると長野県阿智村からの林道と合流する。当然積雪で 車は通行止めだが、あきらかに幅の広い車道である。ここをゆるゆるとグングン進めば木々が邪魔しながらも 南アルプスの大展望台に到着だ。ここで少し休憩し、更に進めば岐阜県側からの林道との合流地点、 神坂峠に到着する。岐阜県側からの登山者とも合流し、萬岳荘を目指す。 |
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素晴らしい霧氷と林道雪道歩きで神坂峠へ |
神坂峠から萬岳荘は直ぐで、到着後、今宵の宿の拝借で槇ストーブ用の槇を運び入れ 宿泊用の荷をデポして取り敢えず富士見台に向けてスノーハイクだ。 ゲレンデトップから1:50の林道歩きだったね。 トレースは夏道を無視して真っ直ぐ稜線に向かって伸びていてエッチラ登り詰めれば神坂山への分岐の稜線へ ここから南アルプス、八ヶ岳、中央アルプスが確認できる。 少しロケーションを楽しんだ後目の前の富士見台に向けていざ! 神坂小屋を左眼下に見ながら頂点を目指す、雪庇を避けながら登り詰めれば頂上は直ぐだ。 頂上では、今まで見えなかった御嶽山、乗鞍、北アルプスが、今日は雲に隠れながらも確認できる。 圧倒される素晴らしいロケーションだ。 |
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ロケーション後は少し時間も早かったので尾根の下で雪洞を掘り 訓練しようとするも30㎝下の雪は凍っていて中止、足を延ばして寛ぎ待夢だ。 その後神坂山を目指し来た尾根を戻り、眼下に萬岳荘が見る頃神坂山への尾根に取り付く。 多少のアップダウンがあるがほゞ高低差は無く楽々頂上へ。 頂上からのロケーションは多少木立に邪魔されるが南アルプス、八ヶ岳が一望だ。 皆で記念写真撮影後、今宵の宿に下った。 |
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神坂山から萬岳荘は直ぐ下で近いのだが、トレースが少な雪が深い。笹が出ている個所もあり時折腰まで埋もれれながら 楽しい下山だ。 萬岳荘は避難小屋ながら槇ストーブ完備で使わせて貰う。 楽しい宴の始まりだ。 |
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これがなくっちゃ…てな感じで、こざとの鶏ちゃんと信州は遠藤酒造の渓流で 楽しい時を過ごしました。Nさんは朝まで酔いよいでしたね。 槇の番もありがとう。お蔭で暖かい冬の山の夜を過ごせました。 |
3/9(日) |
翌朝はスッバらしい快晴で、皆最高の気分で朝を迎えました。 腹ごしらえは具沢山のお雑煮、満腹の後は荷を片付けて デポし、富士見台から横川山を目指し縦走です。 まだ誰も居ない雪の高原を朝陽を背に受け出発だ。 気分は清々しく最高です。 |
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萬岳荘を出発し富士見台頂上へ…その後横川山に向けて、背中に朝陽を浴びながら ナガ~い影と共に御嶽、乗鞍に向けてグングン進みます。 富士見台からはトレースも無く地図でルートを探りながらのスノーシューハイクでしたが 目の前にピークが見えていて迷う事無く横川山へ到着だ。 |
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更に南アルプを見渡せば 甲斐駒ケ岳に仙丈ヶ岳、北岳と間ノ岳、 塩見岳、 荒川三山、 赤石岳、 聖岳 |
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そんなこんなで来た道を小屋まで帰り、荷物を背負い込んで林道をエッチラコッチラと帰ります。 日曜日と言う事もありかなりの人達と擦れ違いながら疲れた体に鞭打ってリフトまで戻りました。 その後はリフトとゴンドラを乗り継ぎ駐車場へ。 蛭が見温泉で汗を流し帰路に就きました。 |
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今回の富士見台は横川山までの縦走があり 意外に近そうで遠い縦走でした、が サイコウの天気に恵まれロケーションは抜群! 近くて素晴らしい山でした。 |
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