伊吹山(1377.3m) (平登山口230m~登山口~頂上まで標高差1147m) |
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2014.2/9(日) |
計画は御岳山登頂、会のメンバーの計画に参加の予定だったが 金曜日の夜から大雪で土曜日に中止した、代替えとして山スキーを単独で計画し 山は、二年ほど前に連れて行って貰い、ホワイトアウトの悪天候で3合目で大敗した覚えのある伊吹山だ。 天気が少し心配だが晴れを予想しての決行とする。単独だ。 |
2/9(日) |
早朝5時、暗闇の中を自宅出発、前日の大雪が一部融けて氷となり朝の道路は見事にテカテカダ! 愛車のランクルと言えども下りのカーブとなればすべる滑る!緊張感ピリピリだ。 普段の倍の時間かけて高速に乗っかれば何とか普通に走れる。 中央道から名神に入り養老でトイレ休憩する頃に空が白みかけて来た。 東から頭の上にかけての空は雲一つ無い快晴だ…が、 ありゃりゃ?西のこれから向かう伊吹方面は…厚い雲が山を覆っているじゃないか? 心配しながら関ヶ原を降りる頃には霧雨模様? かえろかな?…千春の歌が頭の上をかすめる。 まっ!行けば晴れるかな? そんな思いで目的のP、500円の民宿みことやの庭に到着 気さくなおばちゃんが相手してくれて準備し気分よく送り出して貰いながら…いざ! ところが天気は最悪で細かい雪が舞っていた。 |
登山口からスキーを片手で背負いスキー靴で雪の少ない岩の露出した登山道をジグザグに30分程詰めれば 一合目に到着。何組かの登山組が休憩している。 湿度が高く汗だくだくの中、上着を脱いで半袖で上を目指す。一合目から五合目まではスキー場と隣接しているが 余りに少ない雪なのでそのままスキーは背負って登る やがて二合目、そして以前敗退した三合目手前の廃屋になったレストラン建物へ… ここで板を履きハイクアップする事に ここで後発の二人組のスキーヤーが追いつき、お話しするとこの山は常連だとか…他にも あっちゃこっちゃ行かれている様で追随する事に勝手に決めて付いて行く。 『ユックリ行きましょう…』と追随を許してくれるが、二人のスピードは!!! 速い早い!必死で追っかける。 |
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大人気の山らしく5合目には多くの登山者が休憩していた 少し上の急斜面を利用して雪上訓練中の何処かの会も大人数だ、 ここからの広いバーンは見るからに斜度を増してピークを目指している様だが、残念ながら先はガスの中だ。 休憩後も二人のスピードは速く全力で付いて行くが、徐々に角度を増す斜面にみんな四苦八苦だ、 やがて6合目、七合目を過ぎ、クトーを付けてアイスバーンの急斜面に苦労して8合目へ ここにはベンチが設置してあって、晴れれば景色を満喫できる場所なんだろう。 石室避難小屋のある6合目、広いバーンに7合目、ベンチのある8合目 |
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8合目の先が更に急斜面でクト-でも苦労しながらジグザグに 登り切る、やっとの思いで9合目の稜線に到着だ。 あいにくの天候は回復せづガスの中だが、風が無いのが有難い。 柵で案内された雪道を登り切ればやがて頂上だ。 百名山、登頂だ、やったね。 |
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先行の二人に滑降のルートを聴き確認するが休憩後の帰りのタイミングも同じなので 後を付いて行く事に…随分頼りにしちゃってますなぁ 帰りはほゞほぼ来た道を辿るが9合目から5合目までは何とか広い雪のバーンを滑れそうだ。 出足は何にもない広いゲレンデ、9合目からは急斜面、思ったより雪が少なく時々地雷を踏んづけたりして 気を遣いながらの滑降だ…が、スキーは楽しい |
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先行の二人の滑降の後を追いかける |
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5合目あたりまで一気に滑り降り小休止するが、次から次に登山者が登って来る。 大人気の伊吹山だね。 何も、こんな悪天候の日に…ね?? 自分も一緒だね。 5合目からは林道を滑り四合目からは広いゲレンデを三合目まで滑り降りる、 ここからが問題で、登りの登山道の石ころを頭に思い浮かべて、スキーを外して背負って下山だ。 どんどん登って来る皆さんと擦れ違いながら二合目へ、ここから1合目までのゲレンデは もう一度板を履いて滑るが、オモ~い雪で何ともならず…だ 最後の登山道を歩いて帰って来ました。 |
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調べて雪が少ないと分かっていたが、前日の雪で一気に…と期待した伊吹山だったが 思ったより少ない雪に苦労しました。天気も期待していたのに裏目にハマったかな? それでも初登頂! 満足のいく山スキー登山でした。 一緒に付き合ってくれたお二人に…猛烈に感謝です。 |
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