富士見台 スノーハイク
富士見台~神坂山~萬岳荘 泊
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2014.12/28(日)~29(月) 会員2名  萬岳荘

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出逢った花や鳥たち


計画ではこの二日間は5名で八ヶ岳の阿弥陀岳に行く予定だったが
29日の天気が良くなく、一日繰り上げての計画となり都合の悪い三名を除いて
二名での八ヶ岳山行となった。
残された自分と従弟のU君とで悪天候を覚悟して富士見台、萬岳荘小屋泊りを計画する
萬岳荘では薪ストーブを焚きながらの酒宴で楽しもうという計画である


12/28(日)   
五度目になる萬岳荘泊
待ち合わせ場所にはゆっくり朝8:00集合で下道を中津川へ

素晴らしい快晴で途中の高台から御嶽山、中央アルプスが素晴らしい

途中のスーパーで宴の食材をシコタマ買い込んで落合の交差点を右折し目的地を目指す
最終人家を過ぎると一気に雪道となるが、毎年この道は雪が解けて氷となり
その上に雪が積もり、それはそれは怖い道な訳で、U君の運転も真剣そのものでピリピリだ
それでの何とか目的地の強清水まで滑る事無く順調に登って来られた
先客が2台停まって居る


早々に準備をするが、小屋泊りなのに買って来た食材が多くザックが重い、肩に食い込む重さを
エイやーっと担ぎ上げ林道ショートカットの登山道を登り始める
空は青く雲一つない、それに少しも寒くない

登山道から林道へ、そしてまた直ぐ登山道へ、曲がりくねる林道を8回ショートカットすれば
およそ1時間少しで「水またぎ」に出くわす、過去雪の少ない時はここまで車では行った事もあるが
今は強清水にしっかりしたゲートが設置してあり、ここまで来る車も無い様で
轍も無い。
水またぎから最後の登山道を登れば神坂峠に到着する
あんなに晴れていた空も気づけば黒く厚い雲に覆われて今にも降りそうだ
此処でツボ足にスノーシューを装着して
圧倒的に多いヘスキー場からの登山客に出逢いながら萬岳荘を目指す

水またぎから急登の登山道を詰めると神坂峠だ


神坂峠の林道

神坂峠、真っ直ぐ進めば萬岳荘、右はスキー場への林道

積雪は30センチ位かな?ゆるゆる林道を詰めれば萬岳荘は直ぐだ
12:36到着

先客は誰も居ず、重かった食材と泊装備をデポして取り敢えず富士見台を目指す


それにしても朝の空はいずこへ?
今にも雪が吹雪いてきそうだ、さっさとハイクを楽しんで酒宴にしましょう
そんなこんなでスピードアップで尾根まで上がり二つの神坂小屋を見ながら
富士見台へ
諦めていたロケーションも北アルプスはうっすら見える
御嶽、中央、南アルプスは雲の中だ

先ずは萬岳荘から尾根へ

二軒の神坂小屋を見ながら富士見台を目指す
天気はあれから一気に崩れて曇り空でロケーションは無い
ぐんぐん登り詰めて一気に富士見台だ

頂上からのロケーションは覚悟した通り今一で良くないが
乗鞍~北アルプス、八ヶ岳、仙丈~北岳がぼんやり見える

西北一望、遠く御嶽~乗鞍~穂高
手前左に南木曽岳、その先の白い山は良く判らんが摺古木~安平路山辺りかな?

遠く北アルプス、穂高が白く見える
手前は南木曽岳

遠く穂高連峰、奥穂高と前穂高、その右は蝶ヶ岳~常念かな?


そんなロケーションを楽しみながら
誰も居ない頂上で風を避けて東斜面へ、ここでお腹を満たし
次なる目的地、神坂山を目指す…ロケーション無いけど…暇なんです。


富士見台から神坂山を望む
神坂山までは時々ズボッと足を取られる30㎝位のモナカに苦労しながら25分位で縦走する
相変わらずロケーションは変わらず無いね
そんなロケーションを楽しみながら
誰も居ない頂上で風を避けて東斜面へ、ここでお腹を満たし
次なる目的地、神坂山を目指す…ロケーション無いけど…暇なんです
神坂山頂上で証拠を残し、眼下に見える今宵の宿へ一気に下山する
今、この高原には我らの他は誰も居ないようだ
小屋までは直ぐだ
一気に気分は薪ストーブ気分…なんとなく楽しい


萬岳荘到着は2:45、宴を始めるには少し早いかな?
そんなこんなで先ずは部屋の掃除から…前の人が意外とそのままで木のかすややら散らかって居る
その後は薪ストーブの点火説明を読みながら点火、少し戸惑うが何とか旨く点火し
ゆらゆら揺れる炎を見ながらいよいよ宴の開始だ
16:00位から始めた宴も炎を見ながら…
グダグダと続き、20:30位まで続いただろうか?
その間、ずっと燃え続けてくれる炎…
楽しいね。

そんな楽しい時を過ごし、外は深々と降り続く雪の空だがこの部屋はとっても暖かだ
少しも寒くないぞ
そんなこんなで21:00頃には知らず知らずに眠りに就き
気が付けば朝の5:00を迎えていた

12/29(月)    
朝目覚めた頃、5:00にはすっかりストーブの火は消えていたが以外に名残の暖かさがあり寒くは無い
が、ゆっくり出かけるつもりで再度薪ストーブに点火、一気に暖かくなる
外を除けば深々と雪は降り続いていて一夜に50㎝位は降り続いただろうか
まだ暗い中、トイレに出かければ足が埋もれる

そんな朝をシュラフに再度潜り込みながらグダグダ過ごし、ようやく8:20頃に活動開始だ
暖かい珈琲とパンで活力を得て、来た時よりはピカピカに…
思いっきり掃除をして綺麗に片づけ帰路に就く
今日は年末の29日、誰か来るかな?と半分期待しながら小屋を後にするが誰にも会わなかったね

朝の積雪…まだまだ積もりそうだ


楽しかった小屋を後に下山開始だ

ずっと降り続く恵那山の麓を小屋を後にして下山する
30㎝は沈む新雪をU君はワカンで、自分はスノーシューでと意外にハイクを楽しみつつヒタスラ歩く

沈みつつハイクを楽しみつつ…最初の登山道は急降下の為大回りの林道を歩き危険回避
水またぎからは林道と登山道を交互に歩き、あっという間に駐車場だ
それでも帰りは
1:45、下るにつれみぞれ交じりの重い雪を頭から被りながら
楽しく変える事が出来た

流石にこの雪では誰も居ない

早々帰りの準備をして安くて良い温泉を探すもなかなか良い所が見当たらず
結局昼ごはん優先で、温泉なしでかつどん屋さんへ
此処がなかなか美味しくって我がかつ丼記録に残す


美味しく頂き集合場所へは15:00過ぎの早いご帰還となりました
今回行きたかった八ヶ岳、阿弥陀は是非今シーズンに再チャレンジしたいね


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