石割山(1413m)~平尾山(1298m)~大平山(1295.5m)
縦走
山岳会創立40周年記念市民登山

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2013.2/23(日) 38名・(一般参加27名、会員11名)

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今年度40周年を迎える当、山岳会で市民登山を計画した
二か月前くらいから事務局のK君が中心になって計画し
ポスターを作り市の要所にはり、また会長の尽力のお蔭で中日新聞地方版に
参加の要請の記事を乗せて貰ったり、会のメンバーが知人等、参加をお願いしたりして
結局会メンバー11名、一般参加、大人24名、子供3名…総勢38名の参加があり
大人数で大型バスをチャーターしての山行となった。
後は天気をお祈りするだけだ。

2/23(日)    

前日の深夜、一般参加のNさんから連絡があり、今、雨が降っているが?
明日は決行ですか?、今晩は天気予報も悪かったが、明日の静岡方面は快晴の予報!
直ぐに、決行です!、そう伝えて眠りにつき、早朝4:30集合の瑞浪に向かう。
好天を期待できそうな星が輝いていた。

皆さん早い時間から集合していて38名バスに乗り込み4:30チョイ前には出発だ。

恵那から高速を走り駒ケ岳SAで休憩、皆思い思いに朝食を摂り、
白みかけてきた諏訪辺りから景色を楽しむ。
うっすら見える富士山を見て上るテンションを抑えきれずに大月から
富士東有料道路へはいると、リニアの試験走行場所を過ぎた辺りで
全員『うぉお!』目の前に雲一つ無い雪の富士山が圧巻だ!
暗い内から38名の大移動、会長の挨拶を聞き富士の姿に感動、山中湖畔を通り雪の登山口へ
           
 高速を降り凍った山中湖畔を走り石割神社の登山口駐車場には
ほぼ予定通り8時過ぎに到着。事前に情報を得ていたが
以外に雪が多い様だ。
アイゼンを装着する人など其々準備をして、会のメンバーを
リーダーとして6班に分かれ順々に出発する。
鳥居をくぐって403段の雪の階段をエッチラと登る。
何処でもそうだが出足は意外にきつく息が切れる。
途中の広場で先行のメンバーが既に休んでいた。

やがて階段を登りきると広場に出る
富士見平だ、休憩スペースの東屋がある。
ここで少し休憩する
鳥居をくぐっていざ!
           
雪の階段を慎重にグングン登り東屋のある休憩所で一休み、途中ちらちら富士山を見つつ石割神社へ
           
休憩を終えてゆるゆると雪道を登り詰める頃、
御山と山中湖がちらちら見え隠れする
その景色にテンション上げつつ行き着けば石割神社に到着だ。
神社は大きな岩をご神体としており、その手前には桂の木が
同じく御神木として祭られている。
巨岩は人一人通れるくらいの隙間で割れていて三度くぐり抜けると
御利益があるらしいが、雪で滑って一度が精一杯だ。
ここはパワースポットとしても有名で皆真剣に手を合わせていた。
石割神社を後にして急登を登れば程なく石割山頂上だ。
素晴らしい天気に恵まれ、目の前に構える日本一の姿に
皆、『ウォ~!!』
   
狭い割れ目をくぐるMさん
           
東から見る富士山 石割山からの南アルプス
左から ちょこっと聖岳~赤石岳~荒川三山~塩見岳~農鳥岳~間ノ岳~北岳
 
  参加の38名  
     
  

石割山からは結構な急坂で雪で滑りそうな登山道だ、
皆慎重に道を選びながら下りまた登り返す。アップダウンを繰り返し
尾根伝いの道に出れば二つ目の山、平尾山に出る。
ここからの展望も素晴らしく、南アルプスは甲斐駒ケ岳まで見える。
ここでの展望もゆっくり楽しみ、お昼休憩を予定している次のピーク
大平山に向かう。
平尾山より富士山を望む
手前右のピークは大平山
           
大平山までの登山道はアップダウンを繰り返し最後は高原の様な広い尾根を登る。
ピークには鉄塔が立ち東屋もあり富士山の展望に一番近い山となっている。
あいにく雲が立ち込めくっきり…と言う訳にはいかないが富士山は近い!

其々に昼食を摂り、後方の2チームを待って合流し、先の4チームから下山開始だ。
下山道は真っ直ぐ眼下に見えている湖北に向かうのだが雪が溶けて土が緩み結構歩きにくい。
そんな登山道をヒタスラ歩き、杉林を抜ければ舗装された道路に出る。ここから湖北バス停方面に向かう
途中多くの猟犬が飼育されている舎屋に出逢うが、熊の毛皮が吊るされていてリアルだ。

湖北の湖岸道路に出てサイクリングコースを歩き、待っていてくれたバスの停まっている
駐車場で靴を履き替え後方組みを待つ、
後方組みとは意外に離れており1時間ほど待って皆で『石割の湯』で汗を流し帰路に就く。
           
           


時間が遅くなりお風呂もあわただしく入り
皆さんの協力の下、何とか無事に帰って来ました。

それにしても快晴の中、富士山を眺めながらの縦走、
それも真っ白な雪の積もった登山道!

風も無い穏やかな青と白の世界を満喫してきました。
すっかり雲に覆われた富士山と
山中湖
                 

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