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今年最後の釣りをHYETYNで計画し、本当なら8月末か9月の第一週に行きたかったのだが 相棒の休みの関係やらなんやかんやでこの時期になってしまった 過去にも9月中旬過ぎの時期は行った事があるのだが釣れた記憶がない 水温も一気に下がり岩魚の活性が無くなるのだ 目の前の餌にも見向きもしなくなるし、余り流れの中には現れず岩場奥に潜んでしまう様だ そんな事もありあまり期待はできないが 大自然の環境を求めて出かける事に… メンバーは従兄のUikuと初めて一緒するSさんだ |
前夜泊の予定で前日に集合場所へ…仕事で遅くなったSさんを待って予定より30分程遅れて出発だ 取り敢えず夜の宴の食材と明日の行動食を仕入れて下道を快調に飛ばす 車中は初めて参加のSさんの釣りの話に盛り上がり 何度かこの時間に走っていて意外に早く目的地へ到着だ 22:55、 誰も居ない山奥の駐車所に車のライトを頼りに館設営、 あとは宴で盛り上がり明日の釣果を期待して疲れた身体を横にすれば 何時しか深い眠りの世界に… 目覚ましの音に起こされれば既に薄明るくなっている…5:20 早々準備をして館を片付け、お腹も満たして出発だ。既に明るく6:00丁度になっている 今日は林道2時間、沢歩き1時間、計3時間の歩きをして入川ポイント到着の予定で 長丁場、結構シンドイ行程なので余りオーバーペースになら無い様気を付けるが? ついつい気が逸りペースが速くなる 途中2度3度ザックを下しながら進めば以前車で入った事のある開けた場所に到着する ここから御嶽山方面の景色が一気に広がる それにしても素晴らしい青空で絶好の釣り日和?秋晴れだね 歩き始めて直ぐのゲートを越えて落石のある林道をヒタスラ歩く、途中水の流れる沢を渡り おんたけの見えるポイントへ 秋晴れを満喫しながら林道を離れ山中へ、7:26 歩き始めて1:25で思ったより早く林道歩きが出来た訳だ 踏み跡のしっかりした登山道?を下れば、いよいよ谷沢を下るポイントに到着する 此処で靴から沢足袋に履き替えて、靴はその場にデポ 苔むした大岩のゴロゴロした水の無い沢谷を滑ら無い様慎重に下る 釣りには良く出かけるがこんなに歩いて…それもこんな沢を下るのは初めてだろうSさんだが 意外に体力ありでガンガン付いて来てくれる、サスガ釣り師だね! 下るにつれ伏流していた沢に水が現れ、10年以上前からこの沢に存在するドラム缶が現れる するとまたまた水は伏流し静かな下りとなる。 苔に滑ら無い様…浮石に気を付けて…大岩に躓かないよう下ればまたまた沢に水が流れ出す 記憶が正しければこのまま水は多くなり谷の本流まで続いている筈だ 暫く水の流れを耳にしながら下れば斜度がどんどんキツクなり、3m程の小滝が連続する様になる ここいらも落ち無い様慎重に下れば対岸の山肌が目の前に近づき、本流の谷の流れが目に止まる。 やっと目指してきた谷に到着だ、8:35…駐車場から2:35、沢下りは約1時間だ。 何時来ても素晴らしい渓相に、此処まで来た労が癒される こんな場所に自分が居る事だけで感謝感動?身を置くだけで充実感が味わえるのは何故だろう? そんな感動の中、早々に釣りの準備をして糸を垂らす この時期は何時もそうなように水が少なく流れが薄く 透き通る透明な水中に岩魚の影は見えない。エサに反応して喰い付いてくれる様、流れに逆らわず 自然に流すがなかなか出ては来てくれない様だ やはり一投目でそんな予想を感じてしまう…今日も厳しい釣りになりそうだ それでも静かに釣上れば、何とかチビながら釣り上げる、22p前後だ 自分とUとで取り敢えずボーズは免れるが、過去27p位がアベレージの筈なのに今回は意外に小さい 当然リリースを繰り返す そんな渋い釣上りで奇怪な溶岩の淵に到着し一旦竿を畳んで高巻だ この谷は『滝巡り』のイベントが開催されていて、降り立ったこの辺りも年に3度ほどのツアーが 計画されている様で、以前より目印も踏み跡もしっかりして居て楽々高間きコースがとれる 楽ちんだが、釣りにとって複雑な心境だ。 巻の途中から眼下に『滝の無い滝壺』のポイントを見ながら進めば…あらら?ここから下って 川に降り立つのかな?巻道はその滝壺に向かっている 以前はここは急な場所でそのまま奥の滝まで巻いていたのだが? そんな訳で巻道の続くままに滝壺に降り立ち再度釣り開始だ その内Sさんにも釣果ありで全員が厳しい中にもボーズは免れやれやれだ 最終目的の滝は直ぐ現れこの滝壺で粘り、時間は11:00にて今シーズンの釣りは納竿とする事に… それにしても厳しい釣りでしたね 今回の最終ポイントの滝 釣り場まで2:30歩き釣上り時間も2:30…いつもならこの区間で一人10匹は固い筈なのに 全く釣れなかったですね 自分とUは22p〜23pを多分4〜5匹でリリース、Sさんは2匹持ち帰り 本当に渋い釣りでした。 帰りは来た行程をそのまま帰ります 川面の光が反射して溶岩の岩肌をキラキラさせている…谷の流れが輝いて |
来た谷筋を2度ほど休憩を入れてエッチラ登り、林道で足袋を靴に変えてヒタスラ林道を歩き 途中で猿の軍団と遭遇しながらも2:30で帰って来ました 行きも帰りもほぼ同じ時間でした きつい沢谷を登りデポ下靴に履き替えてエッチラ林道をあるいて帰って来ました、ゲートまで 厳立
今年最後の釣りはとっても渋く厳しかったですが 大自然を秋晴れので中満喫でき、楽しい一日でした |