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2名 | ||
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今期二回目の釣行、S君と二人だ、 この時期の谷はまだまだ残雪が残り遡行は厳しくなるだろうと思いながらも ここしか休みがとれないらしくダメ元での決行だ 仕事を終えて19:30出発、明日を控えて車中の宴はほどほどに… |
19:30にS君家に行き、彼の運転で高速を1時間ほど走る、走る車は意外に少なく 快調に飛ばして行く、 高速を降りダム湖の脇を走る国道をクネクネ行けば30分程で林道ゲートへ、 このゲートは鍵は無く手で開けて入るのだが、途中林道崩落の看板がありちと気になる。 それでも行ける所まで、と走るが、15分程走った所でやはり大きく崩落している。 車のライトを当てて確かめると、何とか山側を一杯に進めば行けそうだ、 先行の車輪の跡もあるので慎重に突破する、その先も二か所ほど崖崩れで 道路を塞いだ所があるが 何とかクリアーし目的地のダム湖へは22:45に到着した。 早々車中での宴を始める、今回は軽く…のつもりが結局深夜1時まで釣り談義は尽きず シュラフに潜り込めば、朝までぐっすりだ。 |
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翌日、4:30起床、天気は曇り空、昨日の酒が少々頭を刺す…が気力で出発だ MN川の流れの音が大きく感じ覗けば水量も多そうだ、今日行く谷はそれ程大きな谷では無いので 水量次第では遡行が困難か?そんな不安を抱きながら準備をして5:00丁度に出発する。 先ずはMN川に架かる30m程のH鋼の橋を渡るのだがこれが意外に怖い!一気に緊張で目が覚める その後はウドに囲まれた林道を20分程歩けば入川地点だ 一つ目の堰堤は簡単に、しかし二つ目はそうはいかず、垂直で長さもあり此処でも大緊張! 一歩?一手づつコンクリに付けられた梯子を登り詰めれば素晴らしい渓相の谷がお出迎えだ。 早々に竿の準備をしS君から第一投、直ぐに当たりがあり22p位のサイズでリリースだ。 彼も自分も数は要らない、まだ冷蔵庫を泳いでいる備蓄があるので今日は大物狙いだ。 取り敢えず25p以下はリリースだろう。 そんなこんなでポイントを拾いながら遡行するが大物は拝めない |
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MN川を渡り林道からSDKR谷の堰堤へ、大物狙いで遡行する | |||||
季節がスリップ!桜が咲いていました(桜だと思うけれど?) その後は残雪が… ちょっと手強いヘツリで越した先には大雪渓? 大きなブリッジだ。その先を覗いて見ればずっと残雪が続いている |
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これ以上は危険と判断し二人ともあっさりと諦め納竿する事に 今日の釣果は27pが1匹だ、S君は3匹かな? 雪渓を眺めながらお腹を満たし早々下山で、帰りの道すがら山菜取りに専念する事に相談はまとまる。 まだ8時チョイ過ぎだ。 釣上った谷を下り堰堤をクリアーした後は、林道沿いの恵みから目が離せない訳で 山ウドはもちろんの事、タラの芽、コシアブラを採りながらの帰路だ。 途中の小沢には蕗が一杯でこれを採り始めるときりが無い訳で、目の前の車まで1時間かけて到着だ。 その後、時間と相談して近くのミズバショウ群生地へドライブだ。 途中、高山ならではの花が綺麗に咲いていて写真を撮りながら先を急ぐ、 途中山菜取りの人達に出逢いながら林道を登り詰めるが、皆根曲り竹とウド狙いらしい。 まだまだミズバショウ公園は先の筈だが頂上らしきカーブで車停めに出くわす。 説明看板を見れば、自然保護の為ここから2qは通行止めと言う事らしくマイクロバス2台 乗用車3台が停車していた。 こんな山奥の結構厳しい林道の果てにあるミズバショウ公園は大人気じゃないか |
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林道を駆け上れば車停めに、ここから先は歩くきらしく今回は引返す 林道沿いで見つけた花はどれも好きな花で特にサンカヨウは 好きだなぁ |
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ふきのとう ムラサキタカバミ ショウジョウバカマ タチツボスミレ カタクリ エンレイソウ |
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そんなMN山の林道を引き換えし、 昨日暗がりで、余り解らなかった危険地帯を確認しながら慎重に帰ります ここであまり取れなかった根曲り竹がどうしても欲しくって、高速に乗らず途中まで下道で 今はキャンプ場になってしまった旧スキー場の近くの竹藪に潜り込み 目当ての根曲り竹も沢山ゲット 今回は釣り目的の筈だったが何時の間にやら山菜取りに… それはそれでとっても充実した山行になりました。 自然の恵みに感謝です。 |
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