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アルバムはこちらから 白山スーパー林道『ふくべの大滝』 地図はこちらから |
釣りの主将、S君の桃源郷の話を何度か聞いていた 少し遠いが手取り川水系の谷だ、しつこく頼んでいたらお呼びがかかり 誘ってくれた、今年最後の釣行にしようと思う。 釣れる?釣れないはタイミングがあるので解らないにしろ、 どんな谷なのか?見極めたい、行ってみたい福井の谷だ。 仕事を終えて待ち合わせのS君家へ、いざ、出発だ。 |
仕事の関係で休みがイレギュラーな曜日になっていて、今週も週末に連休を摂った、 出発は、イレギュラーな仕事をこなし、昼三時過ぎの待ち合わせの出発となった。 一路高速を白鳥まで走り、R158を九頭竜湖の脇を通り大野市〜勝山市へ、 食料を買い出ししてR157を金沢方面へ走れば白山市の山奥だ。 目的地の車止めゲートへは夕方薄暗くなりかけた7時チョイ前だ。 目的の谷はこのゲートから林道を一時間位歩いた先にある、 今回はそこまで行ってテントで夜を明かし、早朝からゆっくり釣上ろう…と言う計画だ。 歩き始めて暫くすると岩が崩れ落ちて結構荒れた林道になつている、 少し暗くなりヘッドランプの明かり頼りに更に歩くが、鉄板の敷かれた橋を過ぎると 大崩現場へ…、この暗がりに此処を渡るのは危険!と言う事で少し引き換えし 橋の上にテントを張り宴の開始だ。 ようこそ、リバーサイドホテルへ… 宴の途中、草むらで何やら大きな音が??、姿形の見えない訪問者が近くにいる様だ 二人で大声出して…ライトで照らして……… 誰かな?怖いね?… その内に帰られた様で何事も無かったかの様に宴は続き 買ってきたアルコールは全て出払った所で、満天の星に覆われて深い眠りに… |
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勝山から目的地のダムへ | リバーサイドホテル | 朝の歩き始め | |||
朝起きて早々にホテルを後にし、谷へ向かう。人の歩いて居ない道なき道で荒れている。 昨晩危険を感じて引き返した崩壊地点は、やはり危険な所で、夜ムリムリ歩かなくってよかった? と胸を撫でる、それにしても草茫々の道なき道を延々と歩くが、独りでは絶対来ないな? そんな事を思う。 目的の谷はホテルから30程で到着、ここから谷を遡上する 出足から木の覆う暗い狭い谷で、駆け上がりもキツク結構ヘロヘロだ、途中休憩を挟み 1時間30分ほど登り詰めると30mの大滝へ、此処は左岸から巻く、残置ロープに助けられ 20分程で滝上部へ、 此処からいよいよ竿を出すことに、 |
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林道歩きの分岐から目的の谷へ | 大滝を巻いて越えれば、ホラ、入れ食いだ! | ||||
入れ食い状態で釣れてくれるが、意外に小さい、今回は25以上狙いだが 宙を舞うのは22p位ばかりでリリースサイズだ S君も同様、釣れるが小さい、 渓相は良く滝、落ち込み、巻、直登を繰り返しグングン釣上るが 良型が出ない。 かろうじて31pを釣り上げ魚籠に納める。 その後25pギリギリを頂いて納竿地点のゴルジュへ。 このゴルジュは幅が狭く手を広げれば両岸に届きそうだ。 此処で少し粘るが釣れず、 結局今年最後の納竿釣りは持ち帰り二匹とちと寂しい釣りになった。 だが、結構厳しい谷で、沢登満喫だ。 帰りは来た谷をヒタスラ下るだけだ。 |
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納竿地点のゴルジュ | |||||
このゴルジュから引き返そうとしたとき左岸の雑木林に 残置ロープが…地図を見るとこの尾根を登るり、そこから谷を下れば 車を置いた谷へ通じる。その谷の入り口には登山道がある、が 地図にはない。 あくまでも、もしかしたら…だ。 そんな希望は中てにならないのでヒタスラ谷を下る事に 途中、巻を入れて、グングン、ヘロヘロになってて下り やがて林道へ、そこからホテルにに戻り、ベッドを撤収して やっとの思いで車へ、 車に着くと同時に雨が、 俺たちはなんて行いが良いんだろう…と二人でたたえ合いながら 帰路に就いた。 |
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このゴルジュから尾根への? | |||||
巻ながら岩を抱きながら下山しホテルへ | ダム湖沿いに車た | ||||
帰りは少し早かったので 白山市の手取川、尾添川、荒谷、蛇谷などを見ながら 見分を広げ 初めて通る白山スーパー林道を3150円も払って、標高1450mの 石川、岐阜の県境のピークを通り、全長33.3qを 滝を見ながら、写真を撮りながら、観光です。 S君、長距離、一人で運転ご苦労様でした 何時でも替わる準備はしていたのに運転が楽しそうで その喜びを奪ってはいけないな、と声を掛けず…??? なぁんて、 今年最後の釣行、ありがとうです。 来シーズン、またよろしく。 |
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白山スーパー林道『ふくべの大滝』 | |||||