山芋(自然薯)レシピ     ホームへ戻る

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毎年美味しく頂いている自然薯
久しぶりに作りながら写真に収めました
2014.12.16
材料  山芋  しょうゆだし汁(妻が作る秘伝の汁?今回は結構濃いめに仕上がりました)
卵(黄身のみ 2〜3個)
これだけだ
  
先ずはこんな素材を使います
いつも実家から頂く高級な自然薯だ…昔々山から掘って来たものに比べれば
当然人工的な作り芋だが、作られた所の土によって違うのか?
実家から頂く自然薯はとても美味しいのだ

そんでもって先ずは綺麗に土を落とし、折らないように綺麗に水洗いをする
その後ヒゲをガスの火で焼きスッピンの美しさに磨き上げる。
余分な事だが素材が良ければ化粧など必要なく、知的な美しさが…ただそれだけで…漂う

その素材を生かしておろし金等は一切使わずに更に磨き上げる
その時、気になれば余分な皮等は細目につまみ出せば
更に白い素肌美人に仕上がっていく訳で…

この磨き上げを決して焦らずユルユルト時間をかけて延々と続ければ
きめ細やかな素材の出来上がりだ

すり鉢みで仕上げれば素材は鉛筆の様に削り取られながらどんどんと溶け込んでいく
その作業が終われば次は更に滑らかに粘りを求めてすりこ木で削って行く
この時も余分な皮は箸でつまみ出しながら続ける
そんでもって…出来上がりの粘りを確かめてみれば
逆さにしても落ちないね
危ない!落ちそうだ!ってなるまで3秒位は落ちないね(その時の量によるけれど…)
恐るべし自然薯


そこまででメインの労力はほぼ終わりでその後素材の味を調える
先ずは好みで卵黄を…卵ごと入れても構わんけれど我が家は黄身のみ…今回は2個だ
良く混ぜて溶け込ませた後に、秘伝の醤油汁を
今回はちょこっと濃いめの味の汁を作り
ゆっくり少しずつ入れて、入れる毎に良く擦り込んで素材と馴染ませながら味を調える

言い忘れたが
卵を入れる前に生食用に別の器に分ける事
この生食用が自然薯刺身として酒のつまみに最高な訳なので…
味を調え、良く混ぜて
暫く置いても良く馴染んで汁と素材が分離しなくなれば出来上がりだ
少し放置した状態で汁と自然薯が分離するようだとすりこ木での混ぜ方が不足している証拠である

そんなこんなでこんな風に出来上がりました

自然薯生、自然薯ステーキ、自然薯汁…
黒豆に中トロの刺身…炙りにして頂きました

今夜は真っ白な雪が舞う中、温かな美味しい夕餉を頂きました
最高の12月の一コマ一時でした

御馳走さまでした
              

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