風からの知らせ
(親父の知らせ)

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   御礼
 大変ご心配かけましたが一カ月程の入院と自宅療養生活も終え、
本日、六月末より仕事に復帰することができました。
病中には心温まるお見舞いを頂き有難うございました。

 昨年十一月にちょっとした頭痛から『脳動脈瘤』が見つかり
その瘤が破裂すれば『クモ膜下出血』と診断されました。
一%とは言え最悪のリスクを抱えて手術を決断し、信頼できる医師を訪ね、半年の手術待ちを経て六月一日の術日を迎えました。
 皆さんの温かい応援のお陰で、手術は、五%の合併症も、一%の最悪の事態も、何事も無く成功して、今の私が有ります。
 術後の入院中も五日間程は食欲も無く点滴漬けでしたが、ベッドから離れて院内散歩に出掛けたりの気分転換をしたら、その後は一気に食欲も出て術後十一日で退院、その後半月の自宅療養中も、後遺症等も無く本日より仕事に復帰することが出来ました。
 
  この歳になって今更ながらに気づいたのですが、生まれてこれまで健康が当たり前で生きてきた自分にとって、人に支えられた今回の経験は、本当に有り難く、心から感謝して止みません。

 もう少し大事をとって、秋位から大好きな山に河にと活動を開始したいと思っております。
 本来ならばご挨拶に伺うべきではありますが
書面にて、ご報告を兼ね御礼申し上げます。
                          
       平成二十一年 六月末 吉日  

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