鳴谷山(1596.6m) ホームに戻る
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2012.5/24(木)   4名

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5/24(木) 

ゴールデンウイークの奥穂高チャレンジから半月、伊那の経ヶ岳単独を経て、春の新緑と
雪のアルプスを遠目で見る登山を満喫。
今回は我が町のロートル軍団、H、N、K と自分の四人で、白山の残雪を眺めに
ちょっと遠いが福井県の白山展望の素晴らしい鳴谷山に出かけた。

早朝4時にリーダーH氏の車で出発だ。
高速を軽快に飛ばし、白鳥から冷蔵庫殺人事件のあったばかりの九頭竜湖を脇目で見ながら
大野市に入り、勝山を経て白山市、手取川上流、白峰地区より登山口を目指す。
皆で林道を探しながら登山口を目指すがとんでもない荒れた林道でロスをし
30分程悪戦苦闘しながら登山口に到着だ。それでも計画通り8:00前に出発できた。
登山口には既に3台の先行車両が停まっており
朝陽の射しこむ木漏れ陽を背に受けながら
後発だ。
出足からコシアブラの山菜が目に止まり
K氏がウキウキ気分で
帰りのお土産に期待大だ。
やっと見つけた登山口からいざ! お化け水芭蕉
陽の射し込む杉林の中をゆったり歩けば右を流れる
沢にシャクナゲの花が綺麗に咲いている。
滝もあり爽快な気分でぐんぐん歩く。
イワウチワが多く咲き、ショウジョウバカマ、
ミツバオーレンなど花が賑やかだ。
イワウチワ、ショウジョウバカマ、ミツバオーレン
やがて腰を据えた見事なサンカン杉を見ながら尾根歩きが始まるとシャクナゲも多くなり
ピンクや赤い花が咲き誇る。二~三か所の展望の開けたポイントを過ぎると目の前に一枚岩の
岩肌が現れる。鎧壁だ。日当たりも良さそうなのに、残雪も結構残っている。
少し休憩して喉を潤し頂上目指すと、辺り一面、白いミズバショウとリューキンカの黄色が競演。
足元は雪解けでぬかるんでいるが、自然の中の水芭蕉は見ごたえがある。
なかなかだ。

鎧壁 湿地帯 ざぜん草 砂御前山分岐 残雪の登山道 頂上にて
           
ざぜん草、エンレイソウ等も咲いていて写真に収める。そうもすると砂御前山への分岐に到着。
此処からはブナの目立つ雑木林の尾根道を多少のアップダウンを繰り返して登る。
やがて雪も多くなり完全な残雪地帯となると多分あれかな?と思わせるピークが目の前に、

そのピーク目指して右から回り込むように登れば、鳴谷山頂上に到着だ。
本当のピークには三角点があるが10m程後方の雪の中らしく解らない。
取り敢えず開けたピークの標のある場所でザックを下し休憩とする。

目の前にドカーン!と、雪の白山の連なりが、遠く南の方面に赤兎山、大長山、取立山、経ヶ岳、
北の方面には大笠山、笈ヶ岳などなど
展望はなかなかですなぁ

  白山  
           
頂上を楽しんだ後は来た道をひたすら帰るのだが
どうしても山菜の気になるK氏は途中で登山道から外れて居なくなる
そんなK氏を置いてきぼりに出来ず皆で待ちぼうけ?
そんなんを繰り返しながら楽しくあっという間に駐車場へ

帰りは白峰の街の中にある『白峰温泉総湯』で汗を流し
栃もちを製造元のお菓子屋さんで買い求め帰ってきました
   

 
           
           
今回の鳴谷山も、さすがH氏選択の山だけあって
なかなか楽しい、特に花の咲き誇る山でした。
長距離運転、有難うございました。またよろしくです。
 

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