伊吹山(1377m)ホワイトアウトで五合目で断念 ホームに戻る
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2011.1/8(土)日帰り 山岳会  3名  

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1/8 多治見
P
  伊吹山
登山口
  一合目   三合目   五合目   一合目   伊吹山
登山口
  お風呂
若伊吹
(着) 8:25 9:25 10:00 10:50 12:05 12:30 12:55
(発) 6:25 8:50 9:25 10:05 11:15 12:45 14:00
多治見
P
    登り五合目
(休憩除)
  下りP迄
(休憩除)
  全行程
(休憩除)
(着) 15:00   2:00   1:15   4:00
(発)   1:55   1:00   3:15
去年の山岳会の例会で月曜日の祭日がどうしても休めない僕にK君が気を使ってくれて土日での
西穂高の山行を計画してくれた。今日がその日なのだが少し前からの天気予報で、日曜日は大荒れの
予報が日本全国を覆っていた。急遽、土曜日日帰りでスキー山行として伊吹山を選び
当初のメンバー、リーダーのK君と、youngK君、僕の三人で出かけた。

すべてが初めての山スキー…どうなる事やら、期待わくわくである
が、結果アクシデント続きで反省しきりの山行となってしまった。

1/8(土)  気温は高いが雪 

朝6:20、瑞浪労山から通り道という事で多治見の待ち合わせ場所で拾ってもらう。
年末〜年始を昨年同様ネパールで過ごしたK君、と昨年夏に北アルプス全制覇を1カ月かけて
縦走したyoungK君
と僕の三人での伊吹山だ。メンバーは微妙に心配な僕を除いては大ベテランなので
少しも心配ないが、心配なのは天気だ!高速を一宮方面へ向かうが見える伊吹山方面は雲が覆い
少々曇っている様子だ。振り返って東方面を見ると青空で???
それでも初志貫徹と養老SAで朝飯を食べ関ヶ原で高速を降りる。
下りた辺りでちらほらいやぁ〜なものが…
三重方面に目的地を変更する?との案も出たが似た様なものなので伊吹に向かう。
登山口のPに着くと一層白いものが多くな気を失せさせるが、それでもPで準備している人の多さに
負けじと後に続く。それにしてもこんな天気の中、多くの登山者が居るものだ
何なんだ!伊吹山の魅力とは…
確かめに登ろう

スキーで登る事を兄K君と決めて準備にかかるとシールがなかなか剥がせず、力任せに剥がすと
シール保護のシートがビリビリだ。昨年シーズンオフに靴とセットでバーゲンで買い
一年放っておいて粘着が強くなりすぎたのだろう、
おかげで準備に時間がかかってしまい後から来た人たちに先を越されてしまった。
アクシデントその一だ!
登山口から直ぐは泥まみれのジグザグが続き
おろしたてのスキー靴が台無しだ。気温も高く
汗まみれで、泥と汗にまみれでやっとの思いで
閉鎖されたスキー場ゲレンデに着く。やっと一合目
らしい。
此処でスキーを履く。  
登山口には雪が無い リフト乗り場一合目 雪は一杯だ
           
先行者は、スノーシュー、アイゼン。ツボあし、スキーといろんなスタイルで登っている。
youngK君は和カンを背負ってのツボ足だ。
スキーを履いていざ…!…あれ?なんかおかしいなぁ? しっかりビンディングも抑えたのに…あれ?
何故か右足が直ぐに外れてしまうではないか?  
あれあれ?
良く見るとビンディングの前の抑えがぐらぐらだぁ〜!買って調整して貰った筈なのに!!
youngK君の持っていた十徳についていたドライバーで締める事ができ助かったが、事前の備えは
絶対必要だな?何時もならするのに?…と反省しきりでした。二つ目のアクシデントです。
三つ目のアクシデントは、持って行ったストックに雪用のバスケットを忘れた事だ!
おかげでストックが雪に突き刺さってしまい用を足さず、これまたyannguK君のストックを
借りる破目になり反省しきりです。
それでも気を取り直して始めて履く
山スキーの感覚を楽しみながら結構急な雪面を、
三合目、五合目へと登り詰めました。
リフト最終の建物近くに一本そびえる
松の木の幹に3羽のコゲラが
戯れて居てとても心が和んだなぁ。
良く解らなかったけど多分コゲラだと思うよ。 
アクシデントのスキー 三合目 五合目コゲラ
待てども待てどもホワイトアウトは
解消されズ!下山を決定。
ゲレンデで無いゲレンデを
怖々滑りやっとの思いで三合目まで
此処からは一枚バーンのゲレンデだ
快適に…スイスイと腕を発揮
youngK君は和カンで楽しそうに
駆け足で下って来る  
ホワイトアウトだ 見通し悪いなぁ それでもカッコよく  初すべりだぁ 
           
駐車場着はまだ一時前である。
駐車場のおばちゃんに勧められた
薬草の湯『若伊吹』に浸かり、
道の駅でお腹を満たしてくもり空の中、
頂上制覇にまた来るよ
…と見えない伊吹山に手を合わせ帰路に着きました。
三ノ宮神社にお参り 薬草風呂へ 道の駅で一休み
           
今回は前準備が出来ていなくていろんな事で反省しきりでしたが
youngK君には助けられました。いざという時の為の備えは必要ですね…みなさん!
K君、ありがとう。本当に助かりましたよ。

それにしても青空求めて西に向かったのに多治見に帰ってきたら……なんじゃこりゃぁ
雲一つない快晴じゃないか!!!聞けば朝から快晴だったらしい…

まっ!こんな事もあるよね。

最後に追い打ちをかけるように顔が赤く腫れあがった、まるで何かにかぶれた様だ!
きっと風呂の薬草にやられたような気がするのです。
昔、硫黄の強い温泉に入り顔を洗ったらヒリヒリで酷い思いをした事を思い出しました。
俺の肌は意外にデリケートなんですね?


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