戸隠山(1904m)(戸隠奥社登山口より)
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2010.8/28(土)〜翌日雨飾山へ  3名
 

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8/28 多治見   戸隠神社
奥社P
隋神門 戸隠神社
奥社登山口
百間長屋 蟻の戸渡 八方睨 戸隠山
山頂
(着) 5:30 6:16 6:30 7:46 8:30 9:10 9:45
(発) 2:00 5:53 6:45 9:02 9:36 9:50
九頭龍山 屏風岩 一不動避難小屋 帯岩 滑滝 戸隠牧場牧柵 戸隠牧場
キャンプ場
(バスにて)
奥社P
(着) 10:56 11:20 11:50 12:42 12:45 13:44 14:00 14:33
(発) 12:35 14:23 14:45
小谷温泉
に向けて「
      登り
戸隠頂上迄
 
  縦走(頂上
〜小屋迄)
  下り
キャンプ場迄
    全山行時間
(着) 14:45       3:53   2:00   1:25     7:15
(発)       内休:40   内休:10   内休:10      
山をやろうと心に決めたきっかけになったと言っても過言ではないこの山に
登るチャンスが訪れた。同じ仲間のH氏から誘われ好天続きのこの週末、決行しようと
同じ山仲間のN氏を誘って三人で制覇する事となったのだ。

戸隠は何度か訪れたが何時か制覇するぞ!と心に誓ってから五年の歳月だ。
意気揚々と計画を立てるが、せっかく行くなら温泉泊まりで
…と言うことになり
以前素晴らしいもてなしを受けた小谷温泉の『栃の木亭』に宿をとり
翌日百名山の雨飾山も欲張った計画の実行となった。

いよいよ念願の戸隠制覇だ!

8/28(土) 日帰り〜翌日小谷温泉 雨飾山へ   

温泉でゆっくりしたくて多治見出発は、ちょっと早いが2時だ。皆眠い目を擦りながらだが
ヤング中高年は元気だ。
いつものようにH氏の運転で高速を一路信濃町まで一気に走る。
伊那をを過ぎた頃から薄明るくなり始め松本辺りではすっかり明るいが雲が覆い
アルプスは見えない。残念だ。
駐車場はまだ早いのか意外と少ない。早々に準備をして歩き始め、奥社へ向かう鳥居を潜ると
清かな風と鳥の囀りがやさしく心に響き、軽やかな足取りとなる。

隋神の仁王さんと挨拶を交わし。いよいよ大木、参道の杉林の並木をパワーを全て受け止めながら
奥社で、二礼二拍手一礼…何をお願いしたかは内緒だよ。

早々に受け止めたパワー全開で登山道へ向かい初っ端の急登を尾根まで一気に登り詰めると
汗は噴き出んばかりに滴り落ちる。蒸し暑いなぁ
隋神門にて 見上げれば パワーの世界?杉並木
安全祈願しましたよ 百闥キ屋の岩戸 鎖場の連続だ
雑木林の尾根を歩き最初の岩戸にぶつかる、ここが五十軒長屋、直ぐに百闥キ屋を過ぎると
いよいよ鎖場の連続だ。西岳方面がよく見える。天狗の露地をを見ながら連続の鎖場を楽しむ。
以外にスリルもありなかなか楽しい…このコース、気に入ってしまった。

最後の直角に近い鎖場を登れば、いよいよ戸隠山の最大の難所?チャレンジ?
『蟻の戸渡り』だ。少し写真を撮り臨むが下からガスが巻き上げており視界が悪い。
そういえばここまで鎖と岩場に気を取られてロケーションを楽しんでいなかったが
雲が意外に厚く覆っていた。

後ろから追いついて来た若者が教えてくれたのだが、ほんの4日前に滑落の死亡事故があったらしい。
気を引き締めてかかろう。

最初に僕、次にN氏、H氏の順で渡るが流石に幅30cm位の5m位は跨いで渡った。
安全第一だ。

なかなかのスリルだがガスが覆っていたので下までの様子が見えず多少気分的には楽だったかな?
その後直登し八方睨みで大休止だ。

ここで後ろから来ていた若者と話をしていたらH氏の高校、大学?の後輩である事が解り
意気投合して最終までのお友達となってしまった。
これでもかぁと続く鎖場 蟻の戸渡り、意外に楽しい
八方睨みの方位盤 戸隠山山頂 屏風岩
戸隠山の山頂は直ぐで、皆で記念の証拠写真を残し今一のロケーションなので早々に稜線歩きに向かう。
ここからのトラバースはほとんど高低差がなく快適な悠々漫歩の歩きのはずなのだが
ロケーションが悪く少し残念だ。それでも長野側の、飯縄山、斑尾山、黒姫山は見渡せ、近くには
戸隠スキー場、霊仙寺山、瑠璃山も見える。
時々雲の上に頭を出す高妻山もなかなかだ。

垂直にそそり立つ神の岩戸の広がる屏風岩を見ながら、真下には戸隠神社の奥社と杉並木の参道も
しっかり見える。そんな快適な稜線歩きを楽しみ避難小屋へはちょうどお昼に到着だ。

ここで昼食を摂り、一気に下山した。
下山道は岩と沢が交互にあり意外に快適に楽しみながら下る事ができる。
やがて斜度が無くなれば、そこは戸隠牧場で、今日は土曜日、
結構多くの観光客が家族連れで楽しんでいた。
時々見える高妻山 避難小屋での休憩 牧場
キャンプ場を過ぎバス停まで来ると15分後に出発するバスがあり、
堅いアスファルト歩きを止めて一区間だけ
バスで駐車場に戻った。

意外にスリル満点の岩場、鎖場続きで気に入った山となったが、今度は高妻へ登りたいなぁ
そう思いながら、密かに北信五岳も制覇したい思いを抱いた。


 小谷温泉 
纏わり着く汗は温泉へ行ってからという事にして、黒姫駅前にある蕎麦屋さんで美味しく頂き
スキーに訪れた事のある妙高杉の原スキー場の横を通り、笹ヶ峰牧場から乙見峠を越えて
小谷温泉にて楽しい時を過ごした。

ここは以前『栃の木亭』と言う旅館だったが経営が変わって、雨飾荘となっていたが
部屋は豪華で温泉も昔のままだ。価格を抑えた代わりに料理を抑えたのだろう…
料理は今一だった。それでも温泉が良く疲れは癒され、明日に向けて心地よい眠りに就いた
のは11時頃だったろう。

ここへ来た時の昔を思い出しながら夢心地だった。  
     
乙見峠 萩の花がきれいでした 雨飾荘
     
 豪華な部屋でした 変わらないロビー 外に露天が


翌日の雨飾山へ


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