経ヶ岳(1625.2m)(両白山系)
(林道法恩寺仙登山口890m~・登山口~頂上まで標高差735.2m)
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2014.5/23(金)  前夜泊  単独 

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出逢った花や鳥たち


水曜日に予定していた経ヶ岳、この時期を逃せば目当ての根曲り竹が伸びちゃうなぁ?
そんなこんなで雨模様の天気の回復兆しの金曜日、
次の日の仕事の関係で、朝早くから登り早く帰ろうと、前夜泊にて

仕事を終え車を走らせて目的地には20:00に到着


ところが登山口が良く判らず、車であっちゃこっちゃ探した挙句
奥越高原青少年自然の家の駐車場で一夜を明かす

家を出た頃は快晴だったのに九頭竜湖辺りで雨になりずっと雨…??
雨の中翌日の天気に期待して宴を楽しんだ後、22:30頃眠りに就く。


5/23(金)   
朝4時過ぎに起きてこんな筈じゃ無かった!雨が降っているじゃないか!
そうは云っても此処まで来たからにゃ?と車を発進させ法恩寺林道に入りグングン登って行けば立派な駐車場
銚子ヶ口展望台だ、が、周りは真っ白、雨は降って居ないがガスガス!どうしようか悩むが
取り敢えず眠いのでもう一度シュラフに潜り込む  5:00だ
気づけば6:15、周りを見れば…やったぁ!青空が見えるじゃないか
一気にテンション上がり早々に準備し登山口へ向かう 6:45出発だ
が…晴れ間は束の間でまたガスガスの中の出発となってしまった。
誰も居ない登山道だ
青年の家から林道を走り展望台へ…仮眠後晴れ間を
見て登山開始にかかるが…またガスの中

それでも歩き始めて直ぐに目的の根曲り竹発見
帰りに採ろうと位置を確認して取り敢えずピークに
向かう、意外に急登が始まる

展望台からのロケーション

大野の街は雲の中だ
           
ガスの登山道の中根曲り竹発見、岩場の急登を登ればアダムとイブのコラボの木に出合う
チゴユリ、イワオウギ、ヤシオ、タムシバが雨に濡れてしっとりと綺麗に咲いている
更に景色の無い緑の登山道を登れば最初のピーク、保月山に辿り着く

保月山には『白山山系緑の回廊』の説明看板が立てられていて晴れていればこの景色が?と残念だ
その先幾つかのピークをアップダウンで越して行くが大岩の所に梯子が架けられていてなかなかの高度感、
此処を越せば残雪が現れ始め整備された階段状の道を登れば二つ目のピーク、杓子岳に到着する
此処には標識は無く三角点があるだけだ…が、目的の根曲り竹は豊富にある。帰りのお土産だね。
杓子岳のピーク

ここいら辺で見られた花たち

イワウチワ

タムシバ

ムシカリ

チゴユリ

ヤシオ

コイワカガミ

ショウジョウバカマ
杓子岳まで来てもまだ晴れづ!ロケーションの無い登山道だが、周りに森林は無く笹に囲まれている事は
確認できる、多分晴れれば荒島岳や白山が目の前なんだろうな?
そんな想像の世界を描きながらゆったりと次のピーク中岳へ、ここにも標識は何もない

中岳からは急な下りで転ばないよう笹に体重を預けながら何とか降り立つ…と、ここが分岐
切窓だ、唐谷からのコースの合流地点だ
ここからかなりの急登で一気に高度を上げ経ヶ岳頂上に立つ!


誰も居ないし何にも見えん!

登りの途中、ちょっとだけ晴れて見えた唐谷方面

雨にしっとりカタクリ、イワナシ、キジムシロ、???、ツバメオモト…かな?

暫く頂上で粘るが結局何も見えず仕舞いで止む無く下山開始する
来た道を帰るが途中3組の方たちと擦れ違った、皆、ガスの中残念そうだ。
一気に走るように下山し途中の杓子岳で藪に飛込む
沢山あるが少々細めの根曲り竹を頂き帰路に就く
例の梯子を下り保月山の周りでコシアブラを
見つけて頂き
後はグングン下る
朝見つけた根曲り竹は地元の方が来られて
採取されてしまっていた
帰って来た駐車場脇の藪にも少し生えていて
頂きました

           
今回の目的は達成できたけれど
それでも期待していた天候が思いもかけない外れで残念でした

次回もう一度 唐谷コースからの登山道でチャレンジしたい山です
晴れた日にね。

頂いた山菜


また来ます       


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