釈迦ヶ岳(1092m)~猫岳(1058m)~羽島峰(802m)
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2013.5/15(水) 4名

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余りに近くて遠い山並み、三重県の鈴鹿山系?
どうしてかいねぇ?
それでも会社の仲間などと話していると良さが伝わってきて、行こうかな?
ちょこっとそんな気分になったが自分単独ではなんとなく遠い!
そんな訳で山の先輩、H氏にメールしてみると一つ返事で計画が送られて来た。
御在所に近い釈迦ヶ岳と云う山だ。
ホンじゃまぁ、チャレンジしてみるかいね。
5/15(水) 薄
今回もH氏の仲間のNさんKさん、計4人での楽しい事請け合いのメンバーだ、
5時に何時もの場所に集合してH氏の運転で19号を南下して勝川から高速へ
途中、御在所PAで時間調整をして四日市インターを降り国道を西に走り菰野の町を過ぎれば
目的の朝明渓谷キャンプ場の駐車場に到着だ、思ったより早く6:30だ、準備をしていると
駐車場管理人さんが車で現れ500円の代金を支払い、登山口から釈迦ヶ岳を目指す。

それにしても今回は全く心配していなかった天気も、三重県が受け入れてくれないのか?
このメンバーとの相性が悪いのか?
今にも雨の降りそうな曇った天気だ、おまけに山はガスっていて見えない、

まっ!雨よりましかな?そんな思いでいざ!スタートだ。



登山口からしばらくは林道で朝明キャンプ場の施設を通り、大きな堰堤を越えれば沢に沿っての
登山道になる。フジやら椿やらの花弁が時々チラチラと落ちていて秋でもないのに
広葉樹の落ち葉が深く登山道を覆っている、そんなで滑り易い訳で慎重に…

 
落ち葉を踏みふみむき出しの花崗岩の沢を慎重に進めば大きな急なガレ場が現れる、目の前には二段の滝だ、
時間的には少々早いがこれが庵座の大滝かな?そんな半信半疑のなか、足場に気をとられて慎重に進めば
知らぬ間に滝の上部を越えイワカガミの群生地帯に…
と言う事で、ガスの中大滝の見晴らし地点は見落としてしまったようだ。
その後沢伝いに更に進めば二股の三段の滝に到着だ、ここでもガスって今一の景色、
右岸のいまにも崩れ落ちそうな花崗岩のガレを間隔を開けて慎重に進めば
その先庭園のような広い場所に出る。



ここは新芽の息吹が感じられ、花もイワカガミ、タチスボスミレ
ニシキゴロモ等の花が咲き、シロヤシオ、ムラサキヤシオも同時に咲いている。
晴れれば素晴らしい庭園かな?
           
ツツジ系の低木に囲まれた登山道は直登で結構キツイ!
両手両足をフルに使いグングン高度を上げていく。
 何やかんや今回は700m近い標高差がある訳で足元も悪く意外にキツイ、

この辺りは朝雨か梅雨で木々が濡れていてムラサキヤシオも
しっとり…だ。

歩き始めて予定より30分早く最初のピーク、釈迦ヶ岳の最高地点に到着だ
ここは標高1097.1m、頂上はここからシロヤシオ尾根を北に10分程
行った所にあるらしい
           
 休憩する間も無く頂上へ進むと
尾根はとても歩き易く快適に気分爽快だ、ガスに覆われていた周りも
少しづつ景色が広がってきている様だ。
頂上は直ぐで標高1092m
三角点も設置されていた。ここで少々早いがお昼待夢とする、
頂上へは2:23分の道程で予定より早い
           

休憩をしっかり摂り、次のピーク猫岳へ向かう。頂上からの登山道は少し戻り一気に下りまた登り返す。
その間ガスの中でロケーションは無い。
25分で猫岳に到着だ、猫岳の由来は?誰も知らず猫のような岩でもあるのかな?と探すが見当たらず、
後から調べてみると、どれかが猫岩と名付けられている様ですが、それがどれかも解らず
結局よく判らんでした。ちなみに釈迦ヶ岳の由来は『伊勢平野からこの山を望むとシルエットが
お釈迦様の寝顔に似ているから』だそうな?ふぅ~ん。



アセビの花の咲く頂上は標高1057.7mで釈迦ヶ岳とそう変わらん標高です。
留まる事無く尾根伝いに次のポイント羽鳥峰へレッツラGO!  
           
猫岳からは約一時間の稜線と谷間の歩きでしたが、途中の新芽の緑がしっとりと露に濡れて
なかなかいい感じであっという間の一時間、稜線をトラバース気味に歩けば一気に尾根を下り
谷に出ればまた少しだけ登り返し、すぐ目の前に花崗岩がむき出しになった羽鳥峰に辿り着きます。

           
羽鳥峰では風に煽られながら休憩し少しばかり開けたロケーション
を確認してみるものの、どの方向がなんて山だか?
多分あれが国見岳?その隣が御在所かな?
あれが雨乞岳?

そんなこんなで確信は無いものの山を楽しみ下山に就いた。
今回駐車場以外で人を見かけたのはこの時が初めてだが
下山しかかると眼下の分岐に登山者一人発見、それもちょっと目を
離した隙にどこかへ行かれてしまったようだ。
本当に静かな今日だね?
           
下山は一気で、国指定重要有形文化財である『なわだるみ堰堤で整備された沢伝いに下れば
これまた立派に整備された緑の公園?施設へ、
フジが綺麗に咲き誇っていました。
暫く林道を歩き駐車場へ帰って来ました。



結局下山途中に少し晴れ間があっただけで終日ガスの中、
二度目のチャレンジも三重の山には余り歓迎されなかったようだ

景色は無かったですが、梅雨の様にしっとり濡れた木々が
艶やかで、なかなか楽しい稜線歩きでした。
シロヤシオも見えたしね?
赤いのはムラサキヤシオ?アカヤシオ?それともミツバツツジ?
良く判らんが白も赤もツツジが綺麗でした。

帰りに立ち寄った『アクアイグニス』結構なお風呂でした。
有名パテシエ、有名シェフ『http://aquaignis.jp/food.php#ash』の
お店もあって賑わっていましたが…余り縁、無いかな?
 

 
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