AR谷(二俣OKHR谷)釣行 (庄川支流)  ホームへ戻る 
 
源流の風に誘われて 目次に戻る
       
  2012.8/17 (金)ー18(土)     前夜車中泊

アルバムはこちらから

地図はこちらから
 

お盆明けの富山出張を良い事に、ずっと災害復旧工事やらで二年ご無沙汰の谷へ行ってきた。
二年ご無沙汰なのは、災害で道路が通行止めであり、それなりに入川者は少ない筈だから
その分釣果が期待できる!
そんなAR谷に向かった。

  

富山を出て高速を五箇山で降り一路国道156号を白川郷方面へ庄川沿いに走る。
途中、桂湖への道へ入り境川の様子を調査しに行くとこれだもの…

     
今年の境川           去年の境川

ダムの水が多く今年はボートが必要だね?
そんな調査をしながら来た道を戻り目的の谷に向かう。
国道を右に折れ林道を4キロほど登れば駐車スペースのあるテラスに到着だ。

去年も、一昨年もこの林道が崩れて通れずで、多分大きくなっているだろう?
そう確信しているのだが


そんな思いを馳せていると、あらら?
何やら大きな音が…?ブルの音だ!
何時もはこの先の橋が崩れていたり、その先の林道は荒れていたりで通れづ!
だが良く見ると綺麗に整備されているじゃないか
その先へ歩いて行ってみると堰堤の建設工事中で大勢人が居る
もう19時近いのに?
そうかよ!これじゃぁなお更釣り人は敬遠するなぁ
ってことは、明日の釣果は良いかも?
更に思いはいい方へ巡る。

やがて工事の人達は皆帰り、この静かな山奥に暗闇がおちて来て
満天の星空を眺めながら眠りにつきました。

とっ、言いたい所だが、気づいたら車の中は蚊の巣になっていて
寝ようにも眠られない!!!
窓を開けたり殺したりを繰り返し結局深夜未明2時頃まで悪戦苦闘で
体中刺されてうつらうつらで朝になってしまったよ。
でも、快晴だ!

2012.8/18(土曜日)    

眠い目をパチッと開けて早々に準備をして入川地点まで歩き始めたのは丁度5時だ。
朝日が出そうな空を見上げる、ちょっと雲があるが、まっ!問題ないだろう。
蚊の住処? 整備された林道 朝の谷
     
こんな工事中だ オオバセンキュウ
     
入川地点に着くと結構大事の工事中な訳で、大きな堰堤を作っている様だ
その脇を抜けて川に下れば静かな大自然が周りを覆い尽くす。
さぁ?今日も渓の恵みを少しだけ…それと、何事もなく無事に行って帰って来られますように

そう祈願して渓を徒渉しながら遡上する

入川してから一時間位は歩くのだが、渓の冷たさが滲み出る汗を冷やしてくれて
軽快だ、寝不足を忘れさせてくれる、それに久しぶりの渓で緑が心地良い。

が、時々川のど真ん中に横たわる根こそぎ流された大木を見ると
雨季の川の荒れ狂い様が目に浮かび恐ろしくなる。
     
やがてこの谷の二俣に到着する。丁度歩き始めて一時間だ。
どちらも釣りの谷だが、好きなのは右俣で迷わず進む。
二俣から直ぐに効ポイントが連続する
早々に道具を準備し、少しお腹を満たして
いざ!
初投からグイグイの引き!25pのまぁまぁの良型で魚籠に納める。
そこからの釣上りは狙ったポイント毎に魚が出るが意外に小さく
22p前後でリリースが続き
尺が出たのは意外に小さな流れのポイントだった。
この時点で既に魚籠は重い?
今日は釣れない気分は全くなく、入れ食い気分だ
そんなかんやで前半の好ポイントを過ぎ更に駆け上がる、
 
流木
     
最初の尺 駆け上がる谷
     
右岸に流れ込む沢を二本過ぎると左岸側に大きく崩壊した谷が現れるが、この辺りは広く広がり
日当たりも良く絶好の休憩ポイントで、何時もはこの辺りで納竿するのだが
今日は釣れた割には時間が早くまだ10:30だ、少し休憩してもう少し…
 
何時もの納竿ポイント ミソガワソウ
此処にザックをデポして釣り道具のみ背負って更に上流へ
少しの間木々が川を覆い釣りづらいが、釣りづらいが故に糸を垂れると
をぉっ! 居るじゃないか、居つきの尺が…
そこを過ぎればまた駆け上がりの好ポイントが続き
納竿は11:30とした。

この頃から空を真っ黒な雲が多い始め嫌らしい雷の音が聞こえ始めた。
さすがに一人だと不気味で心細くなってしまう。

早々にザックを置いた所まで戻り、魚を捌き帰路につく。

釣果は34pを頭に尺が5匹、後は25p以上で全部で20匹頂きました。
リリースした数もほぼ同数は釣れたかな?
兎に角今回は楽しい釣りになりましたよ。
     
心洗われる大自然、好きだなぁ  帰って来ました。未だ蚊は居るかな?
     
今日も無事に帰れた事と、渓の恵みに感謝しながら12:50に車へ帰着
工事現場の人達はお昼休みで寛いでおられました。

また来ます。
                                                          

ホームへ戻る 
源流の風に誘われて 目次に戻る